22.03.05の記録

今日は久しぶりの場所に演劇を観に行った。表現は突き詰めるとお客さんあってこそで、お客さんと対舞台の一体感が楽しいものだなぁと改めて考えた。それは例えば、展開の読めないワクワク感を共有するとか、飽きさせない空気をコントロールするとか。舞台側は客席を含め空間を支配する。客側は支配される楽しさを味わいに来るんだな。私は。と、久しぶりに完全客目線に立ち、そのことで頭いっぱいになった。作り手の立場になってしまいがちだし、事実大変な状況下で上演するっていうことだけでも労力のかかることでそれは心から尊敬できるけれど、それはそれ、これはこれでいないと。お金を取ることへの緊張感が失われると思う。全員がそうあるべき、ということではなく、私は持ち続けたいという話。

茨城県水戸市内で活動する演劇ユニットこれっきりに所属し演劇をしています。