見出し画像

読売新聞(大阪版)の記事について

 明日、10/13(金)の読売新聞の朝刊(大阪版・地域面)に掲載予定の記事について、先に経過をお知らせし、謝罪をいたします。

 昨日(10/11)の夜、「阪急バスの4路線を廃止する」というニュースのリンクを引用し、以下の2つの投稿をX(旧Twitter)の個人アカウントでいたしました。https://twitter.com/TerumiYamaguch1

① 「当たり前と思っていたインフラが、少子高齢化による人手不足でどんどん無くなっていくし、行政サービスや公教育も同じ。最近、公共工事も予算があっても人がおらず、時間がかかるようになっています。既存サービスを無くすな!と大きな声で言えば既得権が守られた時代ではないのを知ってください……」
阪急バス、4路線廃止 空港宝塚線など、運転手不足で 大阪・兵庫 (msn.com)

② 「事業の精査や代替案の検討、無くす際には丁寧な説明をしていかねばなりません。職員有志で自治体財政シミュレーションゲームを作るための勉強会をしていますが、いろんなジャンルで人手不足がやはり大きな課題でした。https://note.com/sim2040osaka/n/n4f0deccab761

※こちらは削除した文面を思い出して記載しています。細かい部分が正確ではありませんが、主旨はこちらの通りです。

  この2つの投稿で「人材不足の危機的な状況」に対しての課題や、それを踏まえて事業を考える責務があるという想いで書いた投稿ではありますが、

「既存サービスを無くすな!と大きな声で言えば既得権が守られた時代ではない」

 という、1つ目の投稿に多くの批判をいただきました。ご指摘の通り「既存サービス」には生活に不可欠なものもあり、そういった幅のある言葉に対して「既得権」という言葉を使ったのは、公共を担う立場の者として不適切な表現だったと反省しております。申し訳ありません。

 すぐに削除し、以下の投稿を致しました。
 

「いろんな批判が来ており、しばらく防災ツイートと伝えるべき行政情報のみにします。該当する投稿は一旦削除します。不快な思いをさせた方には申し訳ありません。もっと丁寧に、自治体財政や人手不足の危機感について、その中でどうやって福祉や市民サービスを守るかは、いずれ書きたいと思います。」

 「不快な思いをさせた」ことより、そもそもの言葉の使い方が不適切であったことを、重ねてお詫びいたします。申し訳ありませんでした。

 SNSやブログは、民間人校長となった時から時間外に個人の責任の下で発信してきました。

 伝わりにくい学校教職員・行政職員の努力や取り組みを伝えたい、また区長になってからは自分の言葉で施策について伝えたい、そして福祉や防災や行政情報を、特にコロナ禍もあり、区役所の公式の発信では補えない時間帯にも発信できるよう続けてきたところです。

 同時に、自分の趣味や読書の記録、日々の活動やプライベートのことなども織り交ぜて、発信をしてきました。そのことで親しみを感じてくださる区民の方の声もあり、いざという時の「伝えるチャンネル」の1つとして続けてきました。

 しかしながら、私的な業務時間外の発信とはいえ、今回の投稿は、公人の立場としてふさわしくない投稿であったことを反省しています。

 明日どのような記事になっているかわかりませんが、読売新聞社より取材があり、地域面に掲載されるとのことです。事前に、経緯の説明と合わせて謝罪いたします。

 誠に申し訳ございませんでした。

                        山口照美