中卒くらいまでの育児の目標 #これからの家庭教育
こちらの記事に刺激を受けたので書いてみます。高岸さん、素敵な企画ありがとうございます。
まず前提
私は、現在4歳/保育園年中と7歳/小1の二人の男児をパートナーと一緒に育てています。二人は、見た目も性格も似ていませんが割と仲良しです。
家庭ごとの教育方針は、ないよりもあったほうが良いと思います。
ベースに対して、それに賛成か反対か、ではなぜか、という家族内の話し合いに活用できるから。
でも決めたことにこだわる必要はないと思います。
子育てをしながら、保護者はいろんな刺激を受けて考えが変わったり、
子どもが成長の過程で必要とする関わり方が変わったり、
家庭や政治経済情勢、公衆衛生状況によって選択肢が変わったり、
とにかく不確定要素がたくさんあります。
こだわったところで、外的・内的要因で変化や適応を迫られるのが当然です。
でもだからこそ、なにかしら方針を持っていることは、次の一歩を向ける先を考える軸になりうるのだと思います。
価値観
我が家(というか私)の価値観として、普段は以下のように考えています。
■教育サービスについて:
◇高価なサービス=良い教育とは限らない
◇好評なサービス=わが子にとって最良とは限らない
◇完璧なサービスはないので、穴を埋めるのは家庭の役割
■子どもについて:
◇子どもと何をするにも、信頼関係が一番大事
◇子どもを他の子(他人とも兄妹とも過去の自分とも)と比較しない
◇少なくとも10歳くらいまでは、体験>>>座学
■親について:
◇両親の教育方針やスタンスは必ずしも一致しなくてもいい
◇完璧な親なんていない
◇子どもの味方でいることが一番大事
ということで、我が家の事例ですが誰かの参考(もしくは反面教師)になれば。
育児の目標
ささやかですが、そして叶わなくても変わらず子どもを愛する予定ですが、以下のようなことを中学卒業くらいまでの育児の目標にしています。
- 人にも自分にも寛容である
- 自分の夢や目標があり、調べたり計画を立てるなど動ける
- 英語が読める(割愛しますが、目安レベルも決めています)
- アウトドア/スポーツ/体を動かすことに抵抗がない
- 家事がひと通りでき、留守を任せられる
これらの多くは学校や習い事などで身につくことであっても、補完が必要です。なので、我が家版の家庭教育を採用しています。
毎日実践していること
1.子どもの4大「おしごと」を死守。
「寢る・食べる・遊ぶ・排泄」
2.生活習慣を整える
就寝時間はなるべく毎日同じ
出かける準備は自分で
帰宅後や食事後や遊びの後片付けも自分で
風呂に自分で入る
3.たくさん話す、いろんなことについて、いろんなひとと
リビングに図鑑や辞書、絵本
図書館を多用
こども新聞の購読
キャンプや社会教育施設に連れ出す
4.「ハマる」体験をたくさんする
これまでには折り紙、昆虫観察、家庭菜園、妖怪ウォッチ(苦笑)など
方針を持つときは「〇〇をする」というプラスも大事ですが、できれば「〇〇をしない」というマイナスもあるとメリハリが出ていいと思います。
頻度は低くても意識していること
外出が減ってからは、これらの機会も減りましたがここは工夫のしどころですね。最近は、つくばにある国立科学博物館の標本棟を見学(予約制)に行ったり、近隣の公園開拓をしています。
-コンサートなどで生音を聞かせる(ジャンルは問わない)
-スポーツ観戦(種目は問わない)
-お祭りなど文化行事への参加
-美術館や博物館などの社会教育施設利用
-山村留学(という名の田舎への帰省。祖父母がいろいろ仕込んでくれる)
-多様な景色や地理を見せる
-多様な生き物や植物に触れる
-短期集中教室(自転車のように、一度身体に覚えさせておきたいもの)
-スキー
-水泳
-同年代の宿泊型キャンプに参加させる
-環境保全活動
-福祉活動
-海外旅行
習い事はやっていたり、やめていたり。
(現在長男はテニス、空手、英語。次男は空手のみ。)
通信教育や通塾はしていません。
タブレットや動画は活用しています。
事例の紹介
ブログでも似たことを書いています。もしよければ。
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