判断推理_対応関係(基本)
このnoteでは、ワンコインで公務員試験でよく出る判断知識の問題の考え方を中心に丁寧に解説します。
特別区、地方上級、警察・消防といったやや易しめ〜基本レベルのベーシックな過去問を題材に、考え方の流れを解説していきます。
地方上級や市役所を志望する受験生におすすめです!
その他、就職や転職で非言語分野の学習をしている方にもおすすめです。
ながら勉強とか、スキマ時間勉強で判断推理を得意にしましょう!
お題
考え方の解説
対応関係の基本はマトリクスを書いて条件を整理すること
本問は、A〜Eという5人の人間と5つのポジションとの対応を考える問題です。
このようなパターンはシンプルに縦横の表(マトリクス)を書いて、◯×で条件を整理していけば解けます。
表の中に数値の条件を整理する項目を作るのがポイント
公務員試験では流石に◯×だけで解けるのは少なくて、何らかの数字の条件に最終的な問題解決の鍵が仕組まれている場合が非常に多いです。
そこで、数字の条件を視覚化するために表2のように数字の条件を書き込めるようにしたフォーマットを使うことがおすすめです。
本日のテーマに限らず、判断推理の解法のポイントには数値が絡んでくることが非常に多いので、数値に対してしっかり意識を向けて頂きたいと思います。
条件文の読み取りのポイント
ここからは、知らないとひっかかりそうな選択肢の読み取り方についてのコツを解説します。
経験がないと一見ワケがわかりませんが、例えば、
「キャッチャーとEが喧嘩してる」といわれたら確実に【Eとキャッチャーである誰か】の2人がいることがわかり、つまりE≠キャッチャーとわかるといわけです。
実に下らないやり口ではあるが、割り切って慣れて下さい。
以上を踏まえると、実はこれは下の囲みように読み替えることができます。
ここまでの結果を表3にまとめておきます。
表3からCはキャッチャーに確定します。そして、一人一ポジションなので、すかさずCのその他のポジションは×に確定します(表4)。
続いて、ショートの欄をみてみるとE以外は×がついていることに気付くと思います。この時点でEはショートに確定し、答えは選択肢5と求まります(表5)。
このように、最終アプローチは全ての欄を埋めることを考えたのではなく、数値からアプローチしたことを確認して下さい。
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