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2024年6月おから味噌ダイアリー

こんにちは、野菜と豆腐の料理家/江戸野陽子です。
中国地方も梅雨に突入し、湿気も高いし、むしむしするしで、おから味噌の動向が心配になってきますね。

だけど常温で熟成させていきましょう! その際の注意点は2つ。

カビ!
たまり(汁気の漏れ)!

カビが発生すると、あっという間に広がります。見つけたら清潔なスプーンで取り除いて、塩か高濃度の焼酎で消毒して密閉しましょう。

また急激に発酵が進むと汁気と空気がたくさん発生し、その勢いで袋の口から汁が漏れ出ることがあります。気を付けましょう。

今月もおから味噌のフォローアップ情報を発信していきますのでよろしくお願いします。


2023年12月に作成したおから味噌

◎エディオン倉敷本店で作った味噌(かじはらのおから)

写真のように色づいて柔らかくなってきました。汁気がたっぷりと出てきて袋もパンパンに…そのため

汁が袋から漏れました。みなさんも気を付けてくださいね。

◎創作カフェ遊で作った味噌(小幡豆腐のおから)

同じ12月作成の味噌でも、創作カフェ遊さんで作ったものはこの通り。大変穏やかな発酵具合となっており、カビの発生もなく、平和そのもの。空気を抜いて様子を確認。引き続き発酵を続けたいと思います。

2024年1月・2月に作った味噌

◎ショールームれすぱ/夢工房で作ったおから味噌

1月に水島ガスのショールームれすぱ、2月頭に夢工房にて作ったおから味噌は、このような状態。汁気はそれほど出ていないので保管しやすい! カビをチェックして、袋の中の空気を抜いたら引き続き常温で保存しましょう。

◎2月:エディオン倉敷本店で作ったおから味噌

2月の半ば、早瀬豆富のおからを使ったおから味噌はこの通り。寒い日に作ったこともあって、ゆっくりと発酵が進んでおりましたがこのように穏やかに発酵しています。

今回はカビがなかったので、ホッと一安心。袋を開けて匂いやカビをチェックしました。

2024年3月に作成したおから味噌

◎エディオン倉敷本店クッキングスタジオの交流会

かじはらのおからと豆乳を使って作った味噌ですが、このようにゆっくりと発酵が進んでいます。全体に柔らかさが出てきたので、カビに気を付けて熟成させていきたいと思います。

◎古民家カフェ陶

そして今年最後に手掛けたのが、こちらのお味噌です。汁気が出てきて、全体が柔らかくなってきました。こちらもカビをチェックして、袋の中の空気を抜いてあげればOK。常温で保管を続けます。

昨年の味噌ーー1年以上熟成させる場合

昨年作った味噌、これが最後の一袋なのですが現在2年目の熟成をしている途中です。

蒸し暑くなった途端、さらに色味が濃くなりました。このまま麹が溶けて、水分が減っていくと思われるのですが、出来が楽しみです。

ちなみに2年熟成させると味がまろやかで深くなっていくのでおすすめです。

次回のダイアリーは7月半ばを予定しています。よろしくお願いします!

野菜と豆腐の料理家 豆腐をきっかけに知っていただけたらありがたいかぎりです。