ナンバ歩きの練習(9)
後ろに蹴らないで歩く
ナンバ歩きと現代歩きの違いの一つが
後ろにある足を前に持ってくるとき
蹴るか蹴らないか。
現代の歩き方では、後ろに蹴るのが正しい歩き方とされています。
しかし、江戸時代の歩き方・ナンバ歩きでは
後ろに蹴らないで歩きます。
後ろに蹴ると、重力を利用して前に進むときにスムーズな動きが出来なくなります。
また、江戸時代は裸足で歩くことも多かったので、蹴ると足裏をケガします。
足は、脱力して
地面から引き抜くようにします。
そうすると、余計な力がかからず、スムーズな足運びが出来るようになりますし、
疲れない歩き方となります。
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