見出し画像

【検証】年末ジャンボに「プラス言葉」をかけるのと「マイナス言葉」をかけるのとで当選確率は変わるのか

新年、明けましておめでとうございます。
竹原と申します。

突然ですが皆さま、このような実験をご覧になったことはありませんか?

声かけ実験の図

りんごを二つ用意し、片方のりんごには感謝などの「プラス言葉」を、もう片方のりんごには暴言などの「マイナス言葉」をかけ続けると、前者(プラス言葉)は長持ちし、後者は(マイナス言葉)は早く腐敗する

この「声かけ実験」は、1999年に発行された『水からの伝言』という本で行われた実験を始めとして、りんごや白ご飯、卵と様々に対象を変えて実験がなされてきました。度々Twitterや各種SNSで類似実験が公開されてきたのを、もしかしたら皆様も見たことがあるかもしれません。

しかしながら、このような実験は非科学的であるとしてしばしば否定されてきました。また、腐敗のスピードに関しては罵声は唾液がより飛びやすいため(唾液中の雑菌のせいで)腐敗が早まったのでは?という冷静な批判もあります。
一方で、日本には古来より言霊信仰というものがあり、科学のみで全てを語ることは出来ないこともまた事実。

やはり、これについては更なる実験が必要でしょう。しかも、今まで実験がなされていないものを対象として

そこで僕が今回注目したのはこれ!

スクリーンショット (250)

年 末 ジ ャ ン ボ !

今回は
年末ジャンボに「プラス言葉」をかけるのと「マイナス言葉」をかけるのとで当選確率は変わるのか
を検証していきたいと思います。


今回の実験について

さて、実験対象も決めましたので、さっそく宝くじを購入しに行きます。

画像3

こちら、年末ジャンボを5枚購入してきました(ネタバレ防止の為、抽選番号を隠しています)。

これを…

初日宝くじ

・プラス言葉:2枚
・マイナス言葉:2枚
・何もしない(対照実験):1枚
という形で分けました。

これらに12月24日から12月30日の7日間「声かけ実験」を行い、12月31日の当選番号発表で結果を確認します。実験期間については、7日以上やると気が狂いそうなので7日間に設定しました。

ちなみに今回、全5枚とサンプル数が少ないのですが、これは、その時僕が買える枚数の限界が5枚だったためです。
ぶっちゃけ実験結果うんぬんよりも普通に当たってくれ!!!


12月24日:実験初日

泣く子も黙るクリスマスイブ
孤独な実験がスタートしました。
今日から7日間にわたる「声かけ実験」が始まります

まずは「プラス言葉」のグループから。
真心を込めて感謝の言葉をかけます。

画像9

「ありがとう~!」

画像10

「これから一緒に頑張っていこうね~!」

画像11

「ありがとうね~!!」

画像13

「………」

誰しも真正面からの感謝の気持ちには照れくさくて応えにくいもの。
これから7日間かけて打ち解けていくことにしましょう。


さて、お次は「マイナス言葉」のグループです。
少々心は痛みますが、実験のためです。
本気の罵声を浴びせていきます。

画像6

「おい!!!!」

画像7

「当たらなかったらどうなるかわかってるよな!」

画像8

「あ゛!?」

画像12

「………」

やっこさん、ビビッて声も出やせんぜ、へへっ。
「マイナス言葉」のグループには、これからの日々を震えながら過ごしてもらいましょう


画像14

あ、そういえば、対照実験の「何もしない」はこれ以降ほとんど出番はありません(ホントに何もしないため)


ちなみに

画像5

この日、景気づけにワンピーススクラッチを10枚(=3,000円分)買ってみましたが、結果は600円当たりでした。(爆死)


7日間の「声かけ実験」をダイジェストで

以降毎日同じように実験を行っていきました。
また、効果をより高めるため、「声かけ」以外にも、

画像15

「プラス言葉」のグループでは傍に可愛いぬいぐるみを置いたり、チョコレートをあげたりました。

反対に、「マイナス言葉」のグループでは、

画像16

海パンの古泉と、友人が僕の誕生日にくれた羊毛フェルトで作った不揃いのキンタマを置きました。
不揃いのキンタマについては僕自身意味不明なんですが、意味不明なものが近くにあったら嫌な気分になるので、効果を促進するものとしては間違っていないでしょう。

以下に動画として「声かけ実験」の様子をまとめましたので、ご覧ください。


12月31日:ついに当選番号発表…

さて、7日間の「声かけ実験」を終え、いよいよ当選番号発表の日…!

当選日天気

この日の札幌は、雪こそ降っていないものの、気温は氷点下
我が家の暖房は仕様なのかぶっ壊れているのかわかりませんが壊滅的に効きが悪く、凍えながら当選発表を待ちました。(死)

当選発表を見る前に、まずは実験前後で見た目を比べてみましょう

宝くじbefore

宝くじ最終日

7日間の実験では見た目の変化は見られませんでした。
(なぜなら宝くじは腐らないため)

さて、いよいよ本題……。
7日間の実験で当選確率は変わったのか!?

宝くじ最後

宝くじ抽選番号

スッ………

画像28

いざ………!!

……

………

画像22

「えっ………!?」

画像23

「あれっ………!?」

画像24

「「マイナス言葉」当たってる……!?」

画像25

「「マイナス言葉」当たってる!!!!!!」



画像28

あ、他は全部はずれでした。
(スクラッチと合わせて収支-3,600円)


結論

「声かけ実験」は当選確率には関係ない




スクリーンショット (251)

今年はちゃんと就活します。

「おー、面白いじゃねーか。一杯奢ってやるよ」 くらいのテンションでサポート頂ければ飛び上がって喜びます。 いつか何かの形で皆様にお返しします。 願わくは、文章で。