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野鳥観察・探鳥地 千葉県市川市大町公園(市川市動植物園)

穴場感のある大町公園
市川市動植物園、市川市自然観察園(バラ園)と一体化している。

【駐車場所】
大町公園の駐車場、というより市川市動植物園の駐車場に駐めることになります。
市川市動植物園は市営だが駐車場は民営。怪しい匂いがするが世の中気にしてはいけないこともある。
入り口で係の方に500円を現金で払うアナログタイプ。
市川市動植物園が午前9時30分に開園するので9時から開いている、と思いきや係の人の到着時間によるようで8時40分ぐらいでも開いてる事があった。
尚、世間一般の人は動物園目当てにやってくるので午前11時ぐらいにはほぼ満車になる。鳥観察は早めに行きましょう。

3月中旬は駐車場の周りに桜が咲きとても綺麗です、メジロ・ヒヨドリが沢山来ていました。花には詳しくないのですが、ソメイヨシノの開花が4月上旬だった今年(2024年)でも3月中旬に咲いていました。

サービス精神旺盛でカメラマン10名程を5分以上張り付かせたカケス。

【探鳥エリア】
駐車場から徒歩1,2分で動物園入り口に到着。向かって右側の通路が大町公園入口です。
その後1,2分で大き目の池が見えてくる。向かって左側に進むのが一般的。
バラ園を過ぎた後、左手に小さい池が見えてくる。ここからがメイン探鳥エリアです。
一番奥まで行くと公衆トイレがあるので、そこまで行ったら折り返すのが良いでしょう。
あまり周辺を知らない人から「謎の声や音が聞こえる」と言われるエリアは子供向けのアスレチック場です。

シメ(♀)

【期待できる野鳥】(おおまかな情報です。)
冬期のルリビタキが有名です。4月上旬はギリギリいるかもしれませんが、3月半ばごろまでが安定。アオジやキセキレイ、稀にミソサザイ等も観察できます。モズやシメ、カケスやアカゲラもいます。
4月末頃には緑が溢れ、野鳥も少なくなります。その代わりにトンボやカエル(いてはいけないウシガエル)、ザリガニが沢山でてきます…。
一応キビタキの声もするのですが、観察・撮影は厳しいでしょう。
暖かい時期の野鳥撮影には適さない場所だと思います。

ちなみに、カワセミがいる、と案内やネットの情報にありますが、遭遇率は凄く低いと思います。
私は1回も見ていません。
カワセミ目的の方は他の候補地をお勧めします。

まあモズはどこにでもいると言えばそうですが…
キセキレイ

【その他エリア情報】
近く、とはいえませんが、松戸市の21世紀の森と広場でも野鳥観察エリアがあります。車で30分前後かかりますがハシゴできます。
都立八柱霊園(都立だけど松戸市にある)も探鳥地の顔を持っています。
後は北方遊水池も有名です。
ただし、正直なところ水元公園が探鳥地として良すぎるので、冬期のルリビタキ撮影以外はお勧めできません…。(多分

【注意点】
野生のタヌキの出現率が高いです。
可愛らしいですが注意書きの看板が沢山あるように、手を出したり餌付けはしないようにしましょう。

足場が狭い場所ではすれ違い時に注意。撮影等で他の方の迷惑にならないようにしましょう。

靴はスニーカーで良いと思いますが、汚れてもいいもので。木製の足場、コンクリート製の足場、無舗装の地面を歩くことになります。

タヌキ
野鳥と同じ距離感で撮影するとドアップになってしまう

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