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野鳥観察・探鳥地 長野県北佐久郡 軽井沢野鳥の森

行ってきました軽井沢野鳥の森
そう、野鳥観察の季節外れの軽井沢野鳥の森に。

GW前後は別の場所に探鳥へ行っていたのでベストな季節には行けませんでしたが、様子見・下調べ気分で行ってきました。
新しいカメラが来ましたのでそれのテストも兼ねて…

結果はトップ写真がキビタキであることからわかるように、所謂人気鳥の撮影はできませんでした。予想通りではあるので、嬉しくはないですが悲しみも少ないです!
(キビタキは江戸川区や葛飾区でも撮影できるので…)

相変わらずの日帰りプランなので、前日午後8時に寝て、当日午前2時に起床。2時半頃に出発し、5時15分頃に現地着です。

ゴジュウカラは初でした。次はちゃんと撮りたい。

【駐車場所】
星野エリアの駐車場は朝7時からです。
(朝7時以降ならここが良いでしょう、私も朝9時頃に車を移動しました)
星野エリアの駐車場は出庫前事前精算式です。クレカ、電子決済可能。
駐車券はなく、車のナンバーを入力する方式です。

私は朝5時着だったのでまずは鶴溜駐車スペースへ。
車10台程の駐車スペースです。全盛期は早朝でも混みそうですね…

素敵な別荘地帯を通って到着。
「別荘」という富の象徴を見ると、若い頃にもっと勉強して
よい大学に行って良い企業に入りたかったなと思います。

鶴溜駐車スペースから北に進むとアカゲラ休憩所につきます。

アカゲラ休憩所からは浅間山が見えます。
これは午前5時半頃。午前9時頃には雲で全く見えなくなっていた。


ちなみにこのあたりにも駐車スペースがあります。
ここから東に行くとミソサザイ休憩所があります。

上記駐車スペースからは巣箱が二つ見える。
本来はムササビ用に設けたものだそうだが、シジュウカラが乗っ取ってしまったらしい。

【探鳥エリア】
私は上記の鶴溜駐車スペースから出発し、

アカゲラ休憩所→ミソサザイ休憩所→湯川・ミソサザイの沢合流地点
→道路沿いを南下→野鳥の森入り口との中間ぐらいにある道を上ってキビタキ休憩所
→どんぐり池→アカゲラ休憩所→ミソサザイ休憩所
→道路との中間ぐらいにある道を南に登ってもう一度キビタキ休憩所
→アカゲラ休憩所→駐車スペース

北部の全ルートを歩きました。
管理スタッフさんが歩いているであろうルート外の道があるので迷い込まないように注意しましょう。

ピッキオ手前道路沿いにある偉い人の像。
私が生まれた数か月後に亡くなっている。
野鳥、探鳥という言葉を造った方。

朝9時30分に駐車スペースに戻り、車で星野エリアの駐車場へ。
ピッキオ(ケラ池)まで歩き10時開店を待ってコーヒーを一杯。

イカルコーヒー、美味しかった。
「コーヒー一杯プリーズ♪」はおじさんソロだったので恥ずかしく言えなかった。
次回妻と一緒に行ったら言ってみよう。
どの時期でも綺麗に見えそうな場所。
池底の汚れかと思って気にせずいたら、のぞき込んでいた小学生ぐらいの子が
「お母さん!これ全部オタマジャクシ!」


その後道路に戻って道路沿いを北上。
もう一度ミソサザイの沢まで行き、
ミソサザイ休憩所→アカゲラ休憩所→どんぐり池→ピッキオ(ケラ池)
の順で回り、駐車場に戻りました。

駐車場とピッキオの間の川も一応探鳥ポイントです。

駐車場付近の湯川にいたミソ。警戒心高めだった。

【期待できる野鳥】(おおまかな情報です。)

ピッキオのスタッフブログがあり、定期的に野鳥調査をしているようです。
参考にしましょう。
オオルリ、コルリ、キビタキが期待できるようです。

私が訪問した6月は予想通り木の葉が茂り声ばかり聞こえて姿はほとんど見えませんでした。
オオルリ、コルリは声のみ、しかも朝8時以降は声が聞こえなくなりました。
キビタキは運よくオスがディスプレイしている姿を低い位置で見れましたが、木の上の声のみで姿がほとんど見えない!というのがほとんどでした。木の上と目線が同じぐらいになるエリアが少ないので難しいです。


そのほかカッコウの声も聞こえましたが、姿は見えず。
私が目視できたのは、キビタキ、アカゲラ、ゴジュウカラ、センダイムシクイ、ホオジロ、モズ、ヒヨドリ、ミソサザイ程度でした。同じ日に私より沢山見つけていた方の報告を見たので、私はまだまだ探すのが下手糞です…。

ミソサザイ休憩所でミソサザイの声が聞こえるので流石は撮影初心者の味方、ミソサザイ様です。
ミソサザイの声は村民食堂の辺りでも聞こえ、撮影もできました。

ミソサザイ休憩所。
3ヶ所ある休憩所はどれも綺麗。
ミソサザイ休憩所だがミソサザイが出現すると休憩している場合ではない。

湯川沿いでカワガラスを見かけたという親子の会話を聞きました。羨ましい~!
雪が積もっていない程度の葉がない時期にまた来てみたいです。

【その他エリア情報】
ピッキオのスタッフの方とケラ池、森中での昆虫撮影中にお会いしましたがとても良い方で生物の詳しいお話を聞けました。

ピッキオにあるイカルカフェ(10:00~)ではコーヒーをいただけます。

村民食堂でランチを食べ、トンボの湯で露天風呂に入りました。
軽井沢価格?で割高な気もしますが綺麗な施設です。

トンボの湯の露天風呂からは巣箱が見え、シジュウカラのヒナの為に餌を運んでおり、予想外の野鳥観察ができました。

入浴後に正面中央のエリアのベンチに座ると、風がとても気持ち良い。

【注意点】
クマの公式注意喚起が出ています。早朝は注意です。
私は誰かが写真を撮っていない限り熊鈴を鳴らして歩いています。
意外と野鳥は熊鈴を気にしていないような気がします。
熊用スプレーも所持しています。

アップダウンがきつくない野鳥の森ですが、森中に舗装路はないのでハイキングレベルの装備はあったほうが良いでしょう。靴もスニーカー以下は×だと思います。

3mぐらいの距離にいたセンダイムシクイ。
目の前にいたので反射的に撮影したが、後から考えると付近に巣があり
警戒していたのかもしれない。ごめんね。

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