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野鳥観察・探鳥地 神奈川県伊勢原市日向 林道日向線・ふれあいの森キャンプ場跡

ミソサザイもそうですが、カワガラスにも惚れてしまったおじさんなので、カワガラスがいそうな場所をチェックしていると林道日向線がひっかかりました。ちなみにミソサザイの有名スポットでもあるらしいです。
カワガラスもミソサザイも出が悪い時期ですが、いつもの「下見」で行ってきました。(訪問日:令和6年8月12日)

鳥見恒例の早朝写真

※令和6年の9月?から12月末ごろまで、ふれあいの森キャンプ場周辺の工事を行っているため、そちらへの立ち入りは禁止だそうです。林道は大丈夫です。


【駐車場所】
林道の起点が県営の駐車場になっています。

勾配があるのでとめ心地は気持ち悪い
駐車場の終わりが林道の起点。熊注意!


駐車場までの道路はそれなりの勾配の道もあります。凍結注意の看板もあるので、冬期はスタッドレスが必要かもしれませんね。
登山目的の方を結構見かけましたが、停められる台数はかなり多いので満車の心配はなさそう。


【探鳥エリア】
林道日向線は4㎞ほどですが、今回は3㎞程いったところで引き返しました。最後の方は舗装路の荒れ具合がひどいです。

未舗装路は気にならないが、舗装された道が荒れていると気になる不思議
道路にあふれる松ぼっくり。
ちなみに私が林道(途中まで)往復する間に、林道ランナーの方が4往復ぐらいしていた。凄い。


早戸川と同じく舗装路です。あまり変わらない景色が続くので、マッタリ歩くのが良いと思います。初夏や冬期は良さそうですね~

景色は良いが時期外れで人が全然いないので寂しい。
前述のランナーの存在はありがたかった。

林道起点から50m程行ったところに、ふれあいの森キャンプ場への急こう配の坂があります。
この坂の途中、川側がカワガラスのポイントらしいのですが、この時期は緑が多いので観察には適しませんし、気配もありません。しかし坂の半ばにクマノミズキ(推定)の木があり、その実を食べに沢山鳥がやってきていました。

坂の途中、上から下方向を見ている。
左にあるのがクマノミズキ。

ここを登りきるとふれあいの森キャンプ場跡地があります。

閉鎖施設にはドキドキせず切なさを覚えるタイプ。


先程の坂を含め、このあたりはキセキレイが沢山いました。ただし警戒心はかなり高いです。

キャンプ場跡地を過ぎ、倉庫のような小屋の付近に山神の碑石があります。
このあたりはミソサザイのスポットのよう。春が楽しみ!

このあたりにはヤマビルがいました。
ネットで見かけるミソサザイがコレに乗っている写真、私も撮ってみたい。

【期待できる野鳥】(おおまかな情報です。)
林道では朝イチ(5時半頃)でミミズをとるクロツグミを、途中でアオゲラ、ヒヨドリ幼鳥、メジロ、オオルリ幼鳥を見かけました。アオゲラは未だにまともに撮れず悔しい思いをしています…。

一番上の早朝写真、より前に撮ったクロツグミ。肉眼だと良く見えないぐらい暗かった。
ミミズもりもり、子育てお疲れ様です。
オオルリの幼鳥。目線より下にいるとびっくりする。
ヒヨドリの幼鳥。人間が気になってしょうがない様子。
私の周りを飛び回る
このあとヒヨヒヨ鳴く親鳥?について去っていった。

ふれあいの森キャンプ場とその手前の坂(クマノミズキの木)では、キセキレイ、クロツグミ、クロツグミ幼鳥、オオルリ♀、オオルリ幼鳥、メジロ、ヒヨドリを見ました。少しは人間が気になるようですが、それなりに近くで撮影できます。

オオルリ成鳥のメスと思われる個体。
クマノミズキの実を2個もくわえている。
木→電線→山の上の方に運ぶ、を3回ぐらい繰り返していた。

オオルリの幼鳥。近くにヒヨドリが飛んできたので首を伸ばして警戒している。
クロツグミの幼鳥。頭の羽が薄い。
クロツグミ成長オス

詳細は不明ですが、猛禽が林から林に飛んでいくのを見ました。猛禽は全然勉強していないので検討つかず。

今回(8月半ば)はミソサザイやカワガラスの声は聞けませんでした。


【その他エリア情報】
少し(といっても距離はありますが)北を見ると林道谷太郎線があります。


【注意点】
特にありません。
ふれあいキャンプ場跡地の奥は未舗装路ですが、それ以外は舗装されているのでスニーカーでも問題ないと思います。

おまけ:ヤマユリ
おまけ:オニヤンマ




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