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野鳥観察・探鳥地 群馬県渋川市伊香保森林公園

伊香保森林公園 2024/5/6訪問
東京都江戸川区より車で2時間弱、プチ遠征をしてきました。
というのもGWの祝日に妻がパートで、1人暇が確定したもので…
夜8時就寝、朝2時起床、4時30分現地着でした。

向かう途中の高根展望台から。朝日は…見えない!

【駐車場所】
伊香保森林公園管理棟の前後に駐車場があります。
私は手前の駐車場に駐車しました。
24時間・無料です、が山の中なので夜間は行かないほうが良い気がします。
車でぐるっと西側にまわってオンマ谷側にも駐車スペースがあります。
こちらは6台前後で満車でしょうか。

どちらでもいいと言えばどちらでも良いのですが、足腰が強くない平地探鳥メインの私は
片方に停めて周辺を歩いて戻り、その後駐車場を移動して駐車場周辺を探索、という形をとりました。

平地でも山でもお世話になるシジュウカラ

【探鳥エリア】
管理棟から5~10分程歩くとシダの池があります。
ここは常連さんの待機型野鳥撮影場所のようです。
珍しい鳥が池に水浴び、水飲みしにくるのを撮影するようですが、待ち時間にシマリスや人慣れしやすいカラ類への餌付けをしています。
個人的にはこの程度でも野生生物の自然環境での餌付けは苦手なので退散しました。
文鳥を家で飼っているので「そんなに鳥と仲良くするなら家でやればいいのに」という考え方です。

シダの池からむし湯跡に向かい、階段を通ってオンマ谷方面へ行く途中、階段の勾配が辛いですが、このあたりにミソサザイエリアがあります。

蒸し湯跡。規制線のせいで事故現場のよう。
階段を上ってこれ見える周辺がミソサザイ期待エリア。道は狭いので滑落注意。

シダの池からつつじが丘に向かい管理棟に戻る回り方だと、森の中を歩きながら探鳥できます。人との距離が近いカラ類の写真しかとれませんでしたが、センダイムシクイ・コルリ・オオルリ・クロツグミのさえずりに囲まれて幸せです。

オンマ谷側の駐車場からは、オンマ谷風穴~まゆみの原~オンマ谷のルートが良いでしょう。
簡単な岩場もありますが、アップダウンは少なくゆっくり探鳥できます。
ミソサザイやオオルリの声が聞こえます。カラ類も確認出来ました。

韓国語のような名前だけど由来はお馬やら合馬やら御魔やら色々あるみたいです

ただこちらでも、まゆみの原前後で木にかかっているチェーンを外して奥の方へ入り野鳥撮影待機している常連さんのような方が複数いました。
前述のシダの池もそうですが、地方で、そこまで人が来ない探鳥地だからか色々と緩い気がします。
良いイメージは残らない探鳥地となりました。

階段でミソサザイを狙うのは私だけ
羽繕いを始めたが羽の短さにときめいてしまう

【期待できる野鳥】(おおまかな情報です。)
恐らくミソサザイは安定して見れられると思います。
むし湯跡先の階段、まゆみの原でさえずりが沢山聞こえました。
オオルリ、センダイムシクイ、コルリ、クロツグミ等も粘れば撮影できそうです。
特にコルリの鳴き声は多かったです。姿は全く持って見えなかったのですが…
他はカラ類が見られます。
アカゲラ、アオゲラも見かけました。

さえずりを聞かせてくれたヒガラさん
群れで近くを移動していったコガラさん

【その他エリア情報】
東京方面に帰る場合は伊香保温泉を通ることになります。
探鳥後に寄った日帰り温泉の黄金の湯館は良い意味で「普通」で良かったです。

東京からなら軽井沢野鳥の森も同じぐらいの距離ですので、そっちに行ったほうが良いかもしれません…

【注意点】
上記の通り環境・撮影マナーがどうなのかなと思う場所でした。
途中で散策していたカメラマンさんは現地の事を丁寧に教えてくれて良い方だったのですが、待機型の方のマナーが気になりました。

ハイキングぐらいの準備はしておくのが良いです。靴もハイキング・トレッキングシューズ以上が良いでしょう。
水分補給準備も忘れずに。(一応管理棟には自販機があります)
むし湯跡先の階段はそれなりの急こう配です、無理そうなら引き返しましょう。

熊の注意喚起看板があります。対策はしておきましょう。

シダの池ではなく別の場所で見かけたシマリス


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