初めに

初めまして。篠原風鈴本舗会長　篠原儀治と申します。

大正13年11月14日生まれ。12の頃から風鈴作りの修行を始めました。昭和57年と平成26年に江戸川区無形文化財の認定を受け、平成元年に東京都優秀技能賞（現東京マイスター）を受賞し、平成16年10月1日、石原都知事より名誉都民の称号をいただきました。
江戸風鈴を長年作り続けてきたご褒美と思っています。
これもひとえに江戸風鈴を愛し、応援をして頂いた皆様のおかげです。
ありがとうございました。

人生95年も生きてきますと今まで山も谷もありました。
谷だけだったかもしれません。
しかし、お天道様はちゃんと見てくれていたと信じています。

これからもがんばりたいと思っています。

三代目・裕とともに（平成22年頃）

こちらのnoteでは、少し長い思い出話をいたしましょう。

令和元年11月に95歳の誕生日を迎えましたが、長い人生の中では良いことも悪いことも色々と起こるものです。インターネットを通じてこのようなお話しが出来るとは思ってもみませんでしたが、これは良いことだと思います。

これから江戸風鈴の話や修行中の話、現在の話などを随筆風に書ければと思っております。話の時代が前後したり、題からそれることもあると思いますが、お許し下さい。

自宅で愛猫くろまるを抱いて（曰く「重たいけど暖かいねえ」）

（本文は旧篠原風鈴本舗公式HPより加筆修正をしています。）