1-31 寝坊と陽キャとエロ本

11:00
最悪だ。昨日大学のやつのラジオを聞くために夜更かししてたらこんな時間まで寝てしまった。
ちなみに放送日は今日だった。無駄夜更かしだ。
この時間に起きた罪悪感えぐいのに、布団でYouTubeショート見るだけの時間が1時間もあった。
文化とはかけ離れたカスのような暮らしを続けている。

12:00
朝食の残り物が昼食になるのすごい嫌かも。

15:00
いやーペルソナおもろいな。
明智のあのシーンはいいね。泣きそうになった。何許された気になってんだ？とも思う。
竜司も泣きそうになったというか衝撃だった。

20:00
暖かいな真冬なのに。この時期の夜ってもっと突き刺すような寒さだろ。秋っぽい気がする。高一の頃の文化祭練習の帰りみたいな感じがする。
昼前に起きて一日を無駄にしたにも関わらず、なんか満たされてるような感覚がある。
なんか雨上がりみたいな匂いもするな。むしろ高一の春ぐらいの感覚になるなこんなの。

それはそうと、世の中腐りきってんだなぁと改めて絶望したな。ペルソナから悪い影響を受けているな俺。
週刊誌やらテレビやらのクソ報道とか裏金とかセックス＝エモ文化とか、ポリコレとか。
ペルソナはそういうのをかなり大袈裟に悪として描いてるような。敵を真正面からのクズにして、同情できないようにして主人公側に正義を持ってきてるような。
やっぱりなんか深いストーリーとか聞いてたけど少年マンガ的な感じなんやなって。

セブン以外じゃセブン銀行のカードでの振込できなくてうんち。

歩いてたら中学の頃の陽キャたちに遭遇。
うち1人はブラザー、1人は小学校中学校の頃の仲良しグループの一員、1人はあんまり絡みないけど俺をおもろいと言ってくれている人。
かなり頑張って喋ったよ。
元々仲いい人たちだけど、ブラザー以外は完全に今や手の届かないほど輝いてる陽キャの方だから、頑張って笑いを取りに行く。
陽キャが自分に期待してくれているんだ、頑張らなきゃ。矢継ぎ早にエピソードを繰り出す。
懐かしい名前をできるだけ出すように心がけながら話す。きちんとオチが生まれるように気をつけて話す。
何を話したかはあんまり覚えてないが、ブスのパンチラの話や、誰々を何処何処で見かけたみたいな話や、女子に言われた酷いことなど、まあみんな男子とはいえホモソーシャルすぎる話だったな。
笑うの気を使ってくれてたのかな。

でもあとから俺は褒められた、インスタおもろいし話もおもろいと。俺は涙が出そうだった。
人生でいちばん嬉しいのは多分陽キャから褒められることだと思う。

23:30
一緒に真夏の炎天下でえろ本を探した小学校時代の、俺にとっては英雄みたいにも見えていた奴が、胡散臭いイベントの招待を送ってきた。
涙が出る。これは冗談抜きにな。
俺が女子から酷い目に合わされてる時も｢俺がぶっ飛ばしてやる！ ｣とか言ってくれたし、やんちゃで力強いリーダーとして小学校時代の仲良しグループを引っ張ってた彼がこんなになっているなんて。ショックだ。
彼は強くって、俺はいつもその力が自分に向きやしないかビクビクしながら過ごしてもいたけど、こいつに何度も30秒チャレンジとか題してちんぽを扱かれてもいたが、明確に力に上下関係があったとは言えど、俺は彼を親友だと当時は思っていたし、今も親友とは言えないけど旧友としてある程度恐れと尊敬を抱いていただけに非常にショックだ。

連絡が来た時、お、サシ飲みかな？とか期待してた自分を殴りたい。

大学ってこういうところなのかなぁ。こうやって人を変えてしまうのかなぁ。
俺が殴って目を覚まさせるべきなのかな。俺が行って見るべきなのかな。

気分がズンと沈む。
ちょうど今日さっき、彼の話を皆でしてたので、尚更大ダメージだ。
俺のヒーローはどこに。
大袈裟か。この嫌な感情をさも悲劇かのように表現して気持ちよくなってるだけか。
でも辛いもんは辛いぜ。恐れ、同時に憧れてた奴がこんなになってるって。散々俺がバカにしてたようなやつに落ちぶれているだなんて。

かっちゃんがマルチにハマったのを知ったデクぐらいショックだよ。
不適切か？？？殺せよ。
ああ。ああ。

大学生 イベント 危険なふたつの組み合わせすぎる。俺の同級生からもそんなのが出るなんて。