見出し画像

芋ギャルだった田舎娘が偏差値爆上げして見た目清楚な意識高い系ぼっちになるまでの話。

ずっと書きたかった
誰の目も気にしない、本当の私の話。

なっがいタイトルから、どこに引っかかった?
わかんないけど、全部誰もがなりうるものだと思う。
ただ、全部通る人があんまりいないってだけなのかもしれない。

おそらく、ただ1人の人間の心の変化を書いていくだけ。
もし誰かが同じ状況なら、その誰かの心の支えになれればいいなって思ってかくね。

何でもない1人の女の子から学校で知らない人がいない女の子になった

田舎出身の人はわかると思うんだけど、田舎って本当にコミュニティが狭い。

どこの誰が何をした。
って話題が飛び交うのが日常。

そんな中で私も普通の小学生だった。
特に何の特徴もなく、きゃっきゃ遊んでるただの小学生。

クラスの中で言ったら派手な子と話せる、くらいのところにいた。教室の端にいるとかではなかった。

そんな私の立場を変えたのが、当時地域で1番目立っていた男の子だった。

中学生になる時、彼と付き合うことになったのが私のその後の人生を180度変えたと今でも思ってる。

私の中学校は人数が多くて複数の小学校が合体する荒れた(ヤンキー、ギャルの多い時代)学校だった。
彼はその中で、所謂番長という立場だった。

普通女子から、番長の彼女になった私の周りは必然的にヤンキーとキラキラした女の子ばかりになった。
友達が変わったなんて事はなかったけど、環境はめちゃくちゃ変わった。

環境ってすごいもので、全く興味はなかったけどその時からアイプチやらメイクを覚え始めた。
そのおかげで今はそれなりにメイクができるからとっても良いことだと思ってる笑

彼からいつも言われていたのが、
「かんなもギャルになろうよ」だった。

そんなこんなで当時の私がこれ。

へへ。
まぁ、バッサバサつけまつけてました笑

普通女子は、めっちゃ文句言うわがまま女子になりました。
先生に敬語を使った事がなかったし、怒られたら逃げる!なんて中学生活。

公園でたまってたら、先生たちが腕組んで向かってくるのとか今考えたら奇妙な光景笑

この時の私の取り柄は勉強だけはできたこと。

勉強ができた理由は、ルールは破らなかったから。
やることはやる。
これだけはずっと守ってきた。
内申点悪いけど成績はいい、が私だった。

ただ我の強さは芯がずぶとくなりすぎちゃって、ここからはどん底に落ちる。

選ぶんじゃなくて、決まっている進路

高校受験の時がきて、私は世の中が理不尽だって思った。

私は高校生なら可愛い制服が着たい。
そう思っていたので、制服の可愛い学校を志望していた。

でも、その希望は通らず。
成績足りるからここね。と成績で行き先が決まるのが当たり前だった。
これはたぶん田舎あるある。
偏差値で高校が分かれているだけだから、選ぶんじゃなくて成績で行き先は大体決まる。

あと、進学校に行っておけば後々楽だから。
そんな理由だった。

その頃は先のことなんて全くわからなかったから、言われるがままに地元の進学校にいった。

私は進学して1人になった。

当時の私は行きたい高校に行けなかったことに、めちゃくちゃ腹を立てていた。
なぜ私は勉強したいわけじゃないのにこんなところにいなきゃいけないんだ。
ってひねくれて全く勉強しなくなった。

中学の知識でできる範囲が過ぎたらどんどん成績は落ちて、ただ補修にならないようにギリギリの点を取る。
そんなことをして高校に入ったばかりの頃は部活と遊びに明け暮れた。

部活も運動がしたかったわけじゃなくて、ただ勉強したくないからって理由ではじめた。
本当にひねくれてた笑

勉強は彼氏からの連絡を待つ暇つぶし

とことん成績を落としていった私は、その頃2歳上の先輩と付き合っていた。

はじめの頃はよかったものの、避けられないのが進学校ならではの受験勉強。

本格的に受験勉強をはじめたら彼女は後回しになるのは仕方ない。
私は暇で暇で仕方なくなった。

そんなときに思ったのが
彼氏も勉強してるし、勉強しよっと。
という安易な発想。

その頃、丁度テスト前だったこともあって真面目にテスト勉強をはじめた。

結果、平均点が取れた。

点数が上がることはこんなにも嬉しいことなのか。感激した当時の私。

これが勉強をはじめたきっかけ。

そこからは、どうしたら点数が上がるのか。
なんて考えながら勉強をすることが習慣になった。

あの頃は寂しかったけど今は、放置してくれた当時の彼氏に感謝しかない。

落ちこぼれていた時は、職員室にもよく呼ばれて専門学校に行けるかどうかくらいだよ?なんて言われていた私が指定校推薦を取れるまでになった。

めちゃくちゃ頑張ったと思うけど、ここで中学時代に身についた我の強さが役に立った。
やるって決めたらやるんだー。ってゲームみたいに勉強してた。笑
ギャルの芯の強さは見習っていいと思う。

勉強をするようになっても、見た目に関する意識は変わらなくてこの頃はめちゃくちゃなダイエットをしてた。
たぶん人生で1番細い。

いろんなダイエットを試してたんだけどこれが、後のライター人生で私の得意分野になった。

ただ、やれば出来るってことが分かってから大学では役に立つ勉強じゃなくて好きなことを勉強したい。授業以外で自分のスキルになるようなことがしたい。
そう思うようになった。

だから、文学部に入って歴史学を勉強することにした。

シフト組んで働くのがだるい

大学に入ってから少し経って思ったのは、つまんないな。のひと言。

学校行ってバイトして友達と話して。
大学に何しにきたんだっけっていつも思ってた。

そんなときにたまたま出会ったのがライターと言う仕事。

書く仕事がしたい。
そう思っていた私にとってライターはとても魅力的だった。

当時の私はシフトを組んで働くことにうんざりしていたこともあって、シフトがない仕事がしたかったのも理由のひとつ。

人によって選択肢が限られるのはおかしい

ライターを始めてから、いっきにキラキラした世界に変わった。

自分のペースで働けて、大学の謎の空きコマも仕事ができて知識もスキルも身につく日々。
充実していた。

そこで思ったのが、大学生ってもっと選択肢広いんじゃない?ってこと。
時間がたっぷりあってなんでも出来る、これはどこに住んでいても同じなのに人によって違いがあるのはなんでだ。

ずっと思ってた。

少しずつ、聞こえるようになったのは後輩たちから楽しそうとか羨ましいという声。

私にはこの見本になる人いなかったな。
いて欲しかった。ってすごく思った。

私をきっかけにライターになりたいと言ってくれる人たち。

もどかしい思いをしているのに、どうしようもない人って沢山いるはず。
誰かが私を見て、この人ができるなら私にもできると思って欲しい。
そう思ってTwitterとインスタを積極的に始めるようになった。

これが意識高い系なのかわからないけど、周りに囚われずにやりたいことをやる。
この精神は自分の経歴だから出来ることなのかもなと最近思ってる。

そして男がらみが多いことも確か。

今も、あんな働き方がしたい!
そう思ってもらえる大人になるのが私の目標。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?