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オカメの開運パワスポ&手水ブログ(御岩神社)

御岩神社(茨城県日立市)

当社は創建の時期は不明ですが、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721年)に「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」とされる事から、古代より信仰の聖地であった事が窺えます。
御祭神は国之常立神 大国主神 伊邪那岐神 伊邪那美神 大山祗神 ほか20柱御岩山総祭神188柱を祀り、中世には山岳信仰とともに神仏混淆の霊場となり、江戸時代に至っては水戸藩初代徳川頼房公により出羽三山を勧請し水戸藩の国峰と位置づけ、徳川光圀公(水戸黄門さま)など藩主代々参拝を常例とする祈願所でありました。 
仏像の現存、境内の遺跡、祭事内容など古代信仰(古神道)、神仏習合色が色濃く残り、「神仏を祀る唯一の社」として、他の神社、寺院に見られない独自の信仰を伝えております。
御岩神社ホームページより

 オカメです。
茨城北部ではかなり有名神社です。
 都市伝説的な、「光の柱」で名を馳せた神社でもあります。
興味のある方は、調べてみてください。

まさに、鳥居をくぐると別世界という感じ!
 一番近くの駐車場を車を停める際に、鳥居が見えます。その鳥居越しに見える奥の空間に早くもテンションがMAXになります
何でしょう?チラッと見えただけなのに、この感じ。
「うわっ何ここ、やばい!」
怖いのやばいではなく、やばい❣️の方です(笑)


 行った日は車のワイパーフル稼働でも、ゆっくり走らないといけないぐらいの大雨で、神社に寄るのも迷ったぐらいですが、来て大正解でした。
 そしてささやかな奇跡は起こります。
 駐車場に止めて、しばらくすると雨も小雨になってきて、傘をさしながらの参拝も面倒くさいなぁと思い、少し強引に行くことに車を出ました。
 そして鳥居をくぐるときには、ほんの霧雨のような感じで、境内散策中の1時間ほど傘入らずで過ごさせていただきました。
素敵なはからいの神さまに感謝です。
 車で帰るときには、また降り出しています。 


 梅雨時ということもあり、薄暗い天気の中でした。それが逆に何か荘厳な雰囲気を助長していて、雨に濡れた木々や葉っぱ、ツヤツヤの苔たちが、雨の日の灰色の世界に、鮮やかな黄緑色の装飾をしていました

気持ち良さそう


 その緑の苔の世界に、行燈の中に灯るあかりがぼやっーと鈍く光っていて、幻想的です。
 こんな天気で人が少なかったのもあるでしょうが、異空間に迷い込んだような。
ずっと居ることができます。
 苔と行燈、癒されます♪
 庭園のような雰囲気がありますね。


 季節や天気によって、様々な雰囲気も持っているでしょう。晴れた日や違う季節にもまた来てみたいです。
 戸隠神社が好きな方は絶対好きなはずです。

神社の中はとても広く、癒しのパワーと神秘的な雰囲気で溢れてます。



 狛犬さんが可愛らしくお出迎えです。
苔が髪の毛のように…!
クルクルカールのヘアーに尻尾が特徴ありますねぇ。

手水です。

 手水は湧水でしょうか、本当に澄んでいます。珍しいのが、手水舎から溢れ出した水が流れて、そこに小さな溜まり場を作り出し、その溜まり場からさらに溢れて、その下へ滝のように落ちていく。
この世界観がたまりません。 


 拝殿の御岩神社斎神社です。
 この斎神社が見どころで、大日如来像や阿弥陀如来像があり、まさに神仏習合です。そして天井を見上げると、ドーンと大きな龍さまに見つめられます。

御岩神社
斎神社
天井画 龍

 龍さん、迫力ありますよね。
 この天井画は比較的新しいので、ものすごくはっきりしています。目を凝らして、どこが龍なんだ?という天井画とは違います。歴史という観点では、近代なものですが、この写真でも分かる通り、これでもか!って迫ってくる勢いです。写真にうまく収めるのが難しい…。
 息づかいまで聞こえてきそう…。
 この画は御朱印帳の絵柄にもなっています。

 拝殿の奥まで歩くと、山の頂上へ行ける道が続きます。
 山頂までは30分ほどで登れるようなので、是非この山の力を浴びたいと行こうと思ったのですが、雨の日は登れないみたいですね。
途中で入山禁止の看板が…。
 ですので、また次回来たときのお楽しみとしておくことにしました。

 神仏習合や苔の世界観、可愛らしい狛犬さん、龍さんと見所たっぷりの神社です。