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【地域PR】世界と繋がれるフィルターで、街を見てみる

角本 栞

昨年6月、マーケティングや広報専門のメディアから、転職と同時に関西から東京にやってきた31歳女です。前職では広告営業や、編集者・ライターを目指す人向けの講座やイベントなどを担当していました。編集者や広報の方と仕事をするなかでPR視点に潜ってみようと思い、今は戦略PRの領域で活動しています。昔から世の中の「イケてる」とか「可愛い」を言語化することに興味があり、私がいいよねと伝えたことに共感してもらえて、人が話し出してくれたりしたらサイコーです。趣味は絵を描くことです。描き込むのではなく、引き算や線のタッチを教えてくれるアートスクールに通っています。会社では今日も今日とて色んな情報が解禁し、社内では「文脈」や「ファクト」という言葉が飛び交っています。PRは広告と違い、ないものをあるように見せることができず、事実から作っていくもの。私の好きなPRの方は「PRのプロとは、メディア担当者を多く知ってることでもなければ、リリースを速く書く人でもない。その辺の紙くずのような情報を編集・文脈を駆使し、世の中の気分にぶっ刺す精度が高い人のこと」と言っていました。戦略PRは「戦いを略する」と書きますが、今は、この精度を上げることが戦いを略することだと思っています。戦いたくないもん。(笑) それはファクトを磨くことだったり、共感を得るたった一人の強烈なエピソードを探すことだったりします。
皆さんが住む街で、まだ発掘されていない価値を探す方法に、街を見る視点を変えることがあります。地域にしかない街の個性は、例えば歴史や伝統、安全な仕組み、ほっとする「居場所」などの中にあるかも。企業と違い、住民はコントロールできませんが、それがローカルメディアが楽しいところなのかも。私も色々な企業のPRを手伝わせていただいていますが、代理店に委ねるより自分でできるようになる方が、本当はいい。社内にいるその人が語ることが、ユーザーが育つことが、一番強いPRだと思います。地域の魅力は、住民が話し出してくれたり、イキイキ活動していることで伝わるのだと思います。EDIT LOCAL LABORATORYでは、ローカルメディアに関わる皆さんにも温度のある地域の情報を届けられたら!と思っています。今やりたいこと、というと、自分の好きなものを勝手にPRする会をオンラインなどで少し始めています。(iPadとか)年末にはリアルで個展ができたらいいな。トレンドだったりそうじゃないものについてあーだこーだいうnoteなども書いていますのでよければぜひ。
アラサーPR女のトレンド採集(note)
絵など(Instagram)

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角本 栞
PR会社勤務の関西人。マーケティング、広報の専門メディアで広告営業や、編集者の講座を担当→30歳でPR会社に転職。PRコンサルとして社会課題に取り組む企業やアート関係のPRなど。トレンドや密かに話題になってるトピックについてnoteで書く。絵の勉強を一年ほど。書くこととYUKIとお酒が好き♡Twitter@bookmark616

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