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副業たくさんdeフリーランス

【河嶋 のぶえ】
3歳の七五三の時に自分の未来なんか見えてなかったように、今だって自分のことなんてわからないことだらけ。

私は何者か。フリーランスなのか。え、そもそも、フリーランスとはなんなのか。

フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』[1]『フリーランス』と呼ばれる。請け負った業務を実際に遂行する本人はフリーランサー、フリーエージェントと呼ばれる。  

ウィキペディアより引用

私は複数の企業や団体に従しており、専従ではない。
自らの技能を提供…しているはず。
現在、開業届を出して個人事業主として活動している。
…ということで。
活躍しているかどうかはさておき、一般にフリーランスと呼ばれ、私はフリーランサーであることが確かになる。
そう考えると、私がフリーランスになった最初のきっかけは、結婚のタイミング。

強制ではないけれど、結婚のタイミングで夫の仕事の都合で転居することになったので、パソコンのインストラクターとして働いていた前職を寿退職?した。
生活は夫の収入でまあ回っており、働くことも考えていたが、しばらくは新生活を整えたり、結婚式の準備とかそんなことをして過ごし、定時で働く生活から離れた。
そんな中、前職の時に担当していたホームページ更新作業だけ、委託のような形で毎月引き受けてぼちぼち作業していた。
この後、息子を妊娠するまで、パート勤務や派遣会社など雇われて働く期間もあったが、自宅での委託作業は続いた。
専従せず、自らの技能を提供。が始まったのがこの辺ということになる。

その後、息子を妊娠・出産。
子育ての縁から、地元で抱っこ紐を製造販売する会社で週に数時間働かせてもらえることになる。
これもまた、専従というわけではなく。
自由で不自由な息子との時間をやりくりしつつ、環境教育を行うNPOのお手伝いやスタッフ参加など、いろんな団体で少しずつ賃金を得ることになった。
正直、一か所にとどまり、集中して働いた方が収入を得るためには効率がよい。
しかし、私にはこの「いろんなところでいろんな役割を持つ」ことが楽しかった。いろんな役割を持っているから、母としても嫁としても、追い詰められなかったのかもしれない。
息子が小学校に上がるタイミングで、夫の実家との同居開始。
まだ、もう少し息子に合わせる時間が必要。
今すぐではないけれど、同居の両親次第でいつか介護の時間も必要になる。
ここで、「家でもっと何かできないか」と考えるようになり、【開業届】を出すに至った。
現在、 メインのお仕事は抱っこやおんぶのスペシャリストとして、講座を開いたり訪問レッスンなどを行う講師業。
その他 小規模ホームページのお手伝いやメルマガ発行等の更新作業、編集系では校正や個人出版の編集作業、前職のスキルを活かして論文等の文書の体裁を整えたり、データ集計をしたり、NPOや一般社団法人の事務や会計のお手伝い、などなど。
わらじを履きすぎて時々履き間違えそうになりますが(ダメダメ)、そんな風に副業を重ねる形でフリーランサーをやっています。

収入的には、一本パート勤務等の外勤めを入れようか悩んでいるところ。
夫との約束で息子が小学生の間が勝負なので、2020年はセルフプロデュースにもう少し向き合って、私なりのフリーランス生活を成り立たせていこうと考えております。そのためには勉強が足りない、勉強をしなきゃね、ということで、毎日バタバタ。
自分に向いてる仕事、自分が楽しいと感じる仕事、自分がやりがいを感じる仕事。と出会えているのか、まだこれから出会うのかわからない。
だから何でもやりたい。
学んで出来ることなら、今からでも学んでやってみたい。
「私がフリーランスになったわけ」のお題で始めたこの記事も、自分にとっては「フリーランスであるための確認」になったかも。

静岡で活躍するフリーランスであるえでぃしずの皆さんと肩を並べるに恥ずかしくないフリーランサーであれと自分を鼓舞しつつ、この話はここでおしまい。

2019-12-23記

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