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4泊5日のエーゲ海クルーズがとてもよかった話(手配方法編)

気になる海外クルーズ。世界一周も憧れですが、その前に「練習」はいかがでしょうか。自己手配旅行派の会社員が2024年夏にエーゲ海4泊5日のクルーズを自力で申し込んで無事体験してきました。旅行会社のツアーで申し込めばラクチンですが、料金もそれなりにかかります。クルーズ体験記は2本の記事でまとめてますが、今回はその手配方法について番外編としてまとめます。来年夏の予約ももう始まってました。ご興味あればぜひ参考にしてください。


旅の概要

今回の旅は、「My死ぬまでに一度は行きたい場所リスト」の1つであるギリシャアテネ(パルテノン神殿)とサントリーニ島の訪問が目的。会社員かつ年に2回(しかも盆と年末年始)しか長期休暇が取れない環境のため、より効率的でリーズナブルな旅を心がけている。今回はお盆前の金曜夜に出発して翌週の日曜まで休みが可能だったが、翌日から仕事はしんどいので、金曜夜発→翌週土曜日戻りの8泊9日のプランにした。出発地は東京。予約は1月に行った。

飛行機とクルーズの組み合わせ方

飛行機はまずエクスペディアで検索。安くすませたい一方で時間もないため、落としどころを探すことに。結果、エミレーツ航空の成田発・ドバイ経由便を1人約28万円で確保。ドバイの乗り換えは6時間。1時間半くらいの乗り換え便もあったが、「2時間以内の乗り換えは危険なので基本的には回避」という自己ルールに従い、遅い便を選択。過去、ドーハで2度、乗り換え失敗を経験しているため、大きな空港のときは特に慎重になる。こうして、成田を金曜22時30分発、ドバイの6時間の乗り換えを経て、土曜日15時にアテネに到着するプランが決定。帰りは、金曜18時すぎにアテネを出発、ドバイ経由で土曜17時30分成田着に。ちなみに、帰りの乗り換え時間は4時間半。実は、エミレーツのHPで直接予約も試みたが、そちらの方が料金が高かったため、そのままエクスペディアで予約完了した。

クルーズの方は、並行してアテネからこの期間で戻って来られるプランをネットで検索。条件は「サントリーニ島」に行けること。目的はサントリーニ島へ行くことなので、日程が合わなければクルーズは諦めて、飛行機や直行の船便という可能性もあった。しかし、奇跡的に「月曜出航・金曜帰港」という4泊5日のエーゲ海クルーズを発見! 海外のサイトでの直接予約という不安もあったが、思い切って予約することに。時期も早かったせいか、キャビン(部屋)タイプも選び放題で、数少ないバルコニー付きをゲットできた。後で解説しますが、窓なしの一番安い部屋との差額はそれほど大きくない。せっかくの丸4日間のエーゲ海クルーズであることを考えるとバルコニー付きキャビンをお薦めします。料金は2人で約29万円でした。4泊5日、3食、移動交通費込みで1人14万5000円という計算です。円安真っ只中でしたが、そんなに高くないですよね。

クルーズ会社と申込みの入口

クルーズは、セレスティアルクルーズ(Celestyal  Cruises)という会社で予約。なぜここにしたかはもはや忘れてしまったが、高級すぎもせず、チープでもない、という前情報から選択した。結論的には前情報は正しかった。正解です。以降、英語のホームページを翻訳も交えながら申し込んだ情報をまとめます。HPはこちら→ Celestyal Cruises | 2024 & 2025 Cruise Vacations | Greece & Mediterranean

▲英語のサイト。翻訳機能を使って日本語で見ることもできるが、ときどき変な翻訳があるので要注意

ツアーの探し方

HPを開いたら、「Destinations(行き先)」のタブを選び、その下にある「Greece and Greek Islands(ギリシャとギリシャの島々)」、続いて「View all(すべて見る)」を選択します。

次にギリシャクルーズのトップページが現れるので、下の方にある「See all cruises to Greece and Greek Islands」という黄色いボタンを選択。

▲このオレンジのボタンを押す

すると、条件を入れるページが現れるので、①Duration of cruise(期間) →4nights、②Departing ports(出発港)→Athens ※ピレウスとラブリオのどちらも選択、③Visiting port(寄港地)→Santorini、④Ship(船)→Any(どちらでも)を選択します。他に希望がある場合は追加してください。
 

▲左側の「Sort by」のブロックで希望を入力する
▲下の方も同様

すると、候補として2つのツアーが表示されます。この場合、上が夏のツアー、下が冬のツアーです。

次に進むと日程が表示されます。なんともう2025年の予約が始まってるようです。8月もいくつかありますが、8/11出発の便を見てみましょう。

▲8/11発が1人$589からと表示されます。1ドル145円の場合、1人8万5000円からということ。OKなら下の「continue」を押します
▲人数欄。もともと「大人2名」となっているので、そのまま次に進みます。同じく「continue」をクリック

すると、少し検索の時間のあとに、2つのプランが表示されます。右側はWiFi付きのプランですが、必要なければ左側のプランでOK。左側をセレクトした状態で次に進みましょう。ちなみに、右側の方がエクスカーション(オプションツアー)の割引が多く受けられるので、2つ以上申し込むならこちらでも元は取れます。WiFiは航海中は繋がりにくくなりますが、料金的にとても高いので、あまりオススメしません。港では地上の電波が繋がります。

次にキャビン(部屋)の選択画面となります。上から下にランクが上がります。一番安い部屋で1人729ドル(約10.5万円)、バルコニー付きの部屋で1人1149ドル(約17万円)なので、差額は420ドル(約6万円)です。1泊あたり1.5万円(ふたりなので計3万円)の違いですが、経験者としてはバルコニー付きをお薦めします。

▲余裕があれば一番下の「Suites」もありかも

ここでは、「Balcony Stateroom」を選択して、右上の「continue」ボタンで次に進みます。

▲部屋タイプを選択して、右上のコンティニューボタンで進みます

すると、選択されたプランが表示されます。自動的に部屋が割り当てられているようですが、別の部屋に変更することも可能です。船内マップを見て、希望の場所があれば変更しましょう。ディスカバリー号の場合、バルコニー部屋であれば場所による違いはさほどないと思います。

次に、名前などのパーソナル情報を入れる画面が現れます。ここからは個人情報を入力し、支払いの画面に進んで終了となります。料金は最初にデポジットとして600ドル支払い(カードOK)が必要ですが、残額は出港2カ月前くらいまでに支払えばOKです。

クルーズの申し込みはこんな感じで、比較的簡単にできました。「ここはどうなってるの?」などあればご質問ください。分かることでしたら追記できればと思います。

来年の夏のプランを今から用意しておくのもよいですね。では!


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