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そこに何種類の植物がいるのか?

協生農法は、多種多様な植物と昆虫や動物たちが混在する生態系を作ることを目指しますが、この「多種多様」というのが結構大変。ソニーの舩橋さんは「一般的には200種類くらいの植物を混生密生させて」とサラッと仰っていますが、そんなにたくさんどこから連れてくるんですか!?

というわけで、エディブルヤードでこれまでに蒔いた種や植えた苗を数えてみました。その際に、同じ科の同じ属に分類されるものは1種類と数えました。すると、なんとチンゲンサイ、小松菜、水菜、コカブ、ブロッコリーは合わせて1種類です(いずれもアブラナ科アブラナ属だから)。全部で30種類くらいでした。200種までの道のりは遠い。。

でも実は最初から生えてる雑草がたくさんあるので、それもちゃんと数えればもっとあるはずなのです。単に私が見分けられないだけ。もっと雑草についても学ばなければ。

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↑これは自宅近所のほんのちょっとした空き地なのですが、2m四方くらいのところに一見して二十種類くらいの雑草が混生しています。羨ましい。(この景色に立ち止まって感嘆する人は自分くらいだろうなあ。)

そして、気づいたのは、野菜としてタネや苗が売られているものって、植物の中ではかなり限られた種であるということ。まあ当たり前といえば当たり前ですが。なので、食べられるものを増やすことも大事ですが、食べられない植物もある程度取り入れながら種類を増やしていくと良いかも。今まではタネ・苗売り場で花は完全無視だったのですが、例えばマリーゴールドのように「コンパニオンプランツ」と言われるものもあるわけですし、興味を持ったら手を出してみようと思います。

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これまではハーブ類も少なかった(多少は蒔いたのだけど芽が出ない...)のですが、それももっと増やしたいです。

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それから、涼しくなってきたのでこれからは果樹の植えどきですね。真夏に植えたブルーベリーは失敗してしまったので、今こそたくさん植えて高さ方向の多様性も作っていかなくては。協生農法では果樹も「混生密生」の一部として重要とされています。「果樹は地面に生える植物たちの日陰になります。また、果樹が呼びよせる虫や鳥が植物たちの成長を助けてくれます。秋には落葉し腐葉土を形成し、運が良ければ実も採れるでしょう。」(「協生理論学習キット」より)

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果樹は年数が経った苗のほうがすぐに貢献し始めてくれるのでしょうが、値段が高くなるのが悩みどころです。でも一年草のタネとは違って一度植えたら(枯らさない限り)翌年以降は買う必要ないわけですから、初期投資と割り切らないと。

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9月に蒔いたマメがシソに絡みつきながら伸びて、実をつけ始めました。ここから大きくなるのかな。

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ラッキョウの花らしき蕾も出てきました。この辺りにラッキョウ、アサツキ、ワケギ、小ネギの球根を植えてしまったので、似たような葉が出てきて見分けがつかないです(笑)。とりあえずワケギっぽいものと小ネギっぽいものの葉の成長点より上を切って味噌汁に入れたりしています。

(フジムー)

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