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EDGEMATRIXの映像解析AIで鳥インフルエンザに立ち向かう佐賀県有田町の養鶏業


こんにちは、映像解析AIに興味のある方におすすめのブログです。今回は、佐賀県有田町で行われている鳥インフルエンザ対策について紹介したいと思います。この記事は、Tech+「佐賀県有田町の自治体DX、映像解析AIを活用した鳥インフルエンザ対策」に掲載された記事を参考にしています。

有田町は、日本を代表する伝統工芸品「有田焼」の産地として有名ですが、実は養鶏業も盛んな町なのです。しかし、近年の鳥インフルエンザの流行により、養鶏農家は大きな危機に直面しています。そこで、有田町役場はEDGEMATRIXが提供する「映像解析AIプラットフォーム」を活用して、消毒や野生動物の侵入防止などの対策を強化しています。

EDGEMATRIXは、カメラとエッジデバイス(Edge AI Box)を組み合わせて、映像からさまざまな情報を抽出することができるサービスです。例えば、人や車両の動きを検知したり、顔や物体を認識したりすることができます。また、クラウドではなくエッジデバイスでAI処理を行うため、高速・低遅延・低コスト・高セキュリティなどのメリットがあります。

有田町では、ある養鶏農家の協力を得て、EDGEMATRIXサービスを活用した鳥インフルエンザ対策の実証実験を行っています。農場の入り口、鶏舎の入り口、鶏舎外部の3カ所に広角カメラを設置し、それぞれEdge AI Boxに接続しています。前者の2基は主に人と車両の動きを監視しており、指定したエリアに対象が入るとAIが検知し、状況を録画して担当者へLINEで通知する仕組みです。後者の1基は周辺の鳥・小動物の生態を把握するためのものです。

この仕組みにより、消毒作業や野生動物の侵入防止などの対策状況を可視化し、記録することができます。また、手持ちのスマートフォンと使い慣れたLINEを利用できるため、操作も簡単です。協力農家からも好評であり、「消毒や衛生管理が自動化されて助かる」という声が聞かれます。

有田町役場では、この取り組みをさらに進めていくとともに、その成果や情報を積極的に発信していきたいと考えています。また、EDGEMATRIXはほかの行政施策にも応用できる可能性があります。例えば、有田焼やキンカンなどの特産品や観光資源をPRするためにも使えるかもしれません。

EDGEMATRIXは、映像解析AIの分野で先進的な技術を持つベンダーです。ニーズに合わせてさまざまな業界や分野で活用できると思います。もし、興味がある方は、こちらをご覧ください。