自分のキャリアパスについて考える

今日はインターンの面接を受けた。主にWebアプリを手がけている会社だ。
いわゆるベンチャー企業というやつだが、知っている人は知っているくらいの規模である。
面接を受けるにあたって、色々質疑応答の準備をした。志望理由、なぜこの業界に興味があるのか…など、色々想定し、自分で回答を作っていった。
そのなかで自分は、どんなキャリアパスを描いているのか考えた。

自分に興味のあることはなんだろう?
仮にエンジニアとしてのキャリアを選択するなら、Web周りがやりたい。人が直接触れるものがいいと考えているのかもしれない。僕は多分人に自分を見られたいと思っている。そういった自己顕示欲の発散できるところを目指したほうがいいということだろうか?
じゃあどんなことをするか、どのコンテンツの中で生きていきたいか?と考えると、エンタメ、カルチャーのところで生きていたいのかな、と思った。若者の文化というよりは、もう少しオタク寄りな所が良い。

将来、自分が40になるころにどうなっていたいだろう。
エンジニア35歳定年説が界隈で一種の都市伝説のように語り継がれている。しかし僕らの世代についてはそれが現実になる可能性があると思っている。
2020年頃には義務教育でのプログラム教育が始まる予定らしい。そういった人材は僕達がアラフォーになる頃に「プログラミングネイティブ」として社会に参入してくる。日進月歩の技術発展の中で、僕たちは技術をキャッチアップしながらそういった下の世代との競争に打ち勝っていけるのだろうか。ましてや少数先鋭の時代になりつつあるのに何も考えずにプログラムを書き続ける人間に未来はあるのだろうか。
そういったことを考えると、40になる頃に僕は「管理する側」にいたい。エンジニアはそこに到達するまでの助走だと、少なくとも今の僕は考えている。

あとは「生産者になりたい」という気持ちも捨てられないままでいる。
ただ、自分にそこまでの能力がないことと、先に書いた「少数先鋭の時代」になりつつあることを考えると、自分が何かするよりも、クリエイターを飼うことで間接的に何かを世に送り出したいと考えるようになった。

これらを考えると、20代の間に、何かを作る現場で人の目に触れるものを作る技術を学び、30代で管理する人間になるためのステップを踏み始めていたいのかな、と思う。

欲が多い。とりあえず今の「学生」という身分はあらゆるものを体験させてくれる素晴らしい身分なので、これを延長できるような努力をしなければいけない。

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