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NafterのLBankへの上場に思うこと

初めまして、エドガーです。

2021年3月に某ク○ノ氏のツイートをきっかけにAINORIコインに手を出し、仮想通貨を始めました。何もわからないまま約80万円突っ込んだのですが、結果的にほぼ最高値で入ってしまい、その翌日には公式のAINORI(テレビ番組)からのクレームがあったからなのかク○ノ氏のTwitterアカウントがアカウントが一時凍結するという事件が起き、AINORIコインが大暴落し、狼狽売り(※1)を行い約50万円の損失を出しました。今思うと、他のブランド名を利用するような草コインに約80万円の大金を何も考えず脳死インし、結果的にそこが最高値であり、一過性のトラブル(後にアカウントは復活)で暴落した際に狼狽売りをして損失を出すというお手本のような害児ムーブをしていました。(笑)損失は出ましたが、ク○ノ氏のおかげでこの世界を知れ、やってはいけないことを一挙に学ばせてもらったと前向きに捉え、彼に感謝しています。まあそもそも自己責任ですしね。

どうでもいい私の話はこの辺して(いずれこの反省を踏まえて学んだことも記事にしていきます。)、今回のNafterLBank上場について私なりの考察を書いていきたいと思います。

■Nafterについて
日本時間5月15日(土)2時にPancakeswapにてローンチ(※2)した仮想通貨。通貨の単位は$NAFT。今後、Nafterアプリをリリース予定であり、そのアプリは”InstagramのようなSNS×仮想通貨”となる予定。人の投稿を見るために$NAFTが必要となり、投稿者が$NAFTを稼ぐためにより良い投稿をしていくことに繋がる先進的なSNSアプリ。(別の記事で詳細を説明します。)
HP:https://nafter.io
チャート:https://www.dextools.io/app/pancakeswap/pair-explorer/0x2d9b4109ed85f40ef2fbfaa16539c7b156974da3
TELEGRAM:https://t.me/nafterapp
TWITTER:https://twitter.com/NafterApp?s=09

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※1)狼狽売り:何らかの材料や相場環境により、価格が急激に下落した際に心理的に混乱を生じてパニック状態に陥り、慌てて売却してしまうこと
※2)ローンチ:仮想通貨を世の中に出すこと

1.LBankについて

LBankは2016年に香港にて設立した取引所です。世間一般的に知られている通貨であるBTC(ビットコイン)やXRP(リップル)、ETH(イーサリアム)等も扱っているれっきとした取引所です。最近草コイン界隈を賑わせているSHIBA INUコインの扱いもあります。参考までに下記にLBankの情報を記載しておきます。()内の数値は取引所ランキング1位のBinanceのものです。

LBank規模(Binance
直近24時間の取引高:¥150,000,000(¥4,700,000,000)
週次訪問数:34,000(27,000,000)
コイン数:111(356)

CMC(CoinMarketCap)(※3)によるとLBank取引所ランキングは110位(2021年5月17日時点)だそうです。取引所ランキング1位のBinanceと比較するのも少々酷ではあるかも知れませんが、正直、知名度・規模共にそこまで高い取引所ではないかと思います。私も知りませんでした。

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※3)CMC(CoinMarketCap):世界中で発行されている1,000種類以上の仮想通貨やトークンの時価総額ランキングや現在の取引価格、取引量、過去の価格推移等を一覧できる便利なサイト

2.NafterLBankへの上場が意味すること

一番の目的はあくまでプロモーションです。LBankユーザだけでなく、LBank上場報告ツイートの拡散により世の中へ認知させ、新たな購入者の獲得することや、Nafterホルダー(※4)の信用・期待度を向上させ、Nafterを売らせないためのプロモーションなのです。この上場をあくまでプロモーションであると言い切る理由は、今後Nafterがアプリをリリースし、普及させていくにあたり、LBank程度の規模・信用・知名度の取引所では話にならないからです。(もちろん、ないよりはあった方がいいですが。)”Instagram×仮想通貨”のようなアプリを普及させていくのであれば、仮想通貨を扱ったことない人も取り込まなくてはならず、であれば少なくとも一番知名度が高く取引量も多い安心感のある取引所、すなわち取引所ランキング1位のBinanceに上場することはこのプロジェクトを成功させる必須条件なのです。とはいえ、日本時間5月15日(土)2時にローンチしてから、2日も経たない内にLBankへの掲載報告があったのは異常なスピード感であると言えます。加えて言えば、ローンチ後に土日を挟んでLBankと急ピッチで話をまとめて上場させた、なんてことはあり得ないと思います。ローンチ前からLBankとやりとりをしていたはずで、準備周到な運営であると考えられます。

ではなぜこのタイミングでLBankへの上場報告というプロモーションを行なったかというと、価格が下がっていたためです。繰り返しになりますが、Nafterの運営は準備周到で非常にしっかりしていて、5日(土)2時にローンチして以降、価格が下がったタイミングでプロモーションとしてCertiK(※5)での通貨の監査完了報告CoinGecko(※6)への掲載報告CMCへの掲載報告を行い、価格を上昇させたり下げ止まらせてきたのです。CertiKの監査結果内容も非常に良いのですが、こちらはまた別の記事で説明しようと思います。また、草コイン界隈ではCMCCoinGeckoへの掲載がその草コインが信用できるかどうかの判断に繋がり、通貨の価格を上げるための一番最初のハードルという認識があるのですが、その二つのサイトへのローンチからの掲載までの時間も異常に早かったのです。

この異常なスピード感でプロモーションを行なっているのにも理由があります。それは次の章にて説明します。

※4)ホルダー:通貨を保有している人
※5)CertiK:通貨にバグやハッカーに耐性があるかどうかを数学的に証明する最先端のブロックチェーンサイバーセキュリティ企業
※6)CoinGeckoCMCと同じように仮想通貨のチャートや時価総額、価格、取引高などの市場データと分析を提供しているサイト

3.Nafterが異常なスピードでプロモーションを展開する理由

それはNafterのトランゼクション(※7)の仕組みに理由があります。Nafterローンチ直後から売買の上限・下限価格が存在せず、更にトランゼクションフィーがなんと0%なのです。すなわち、クジラ(※8)が利鞘(※9)を稼ぐために売買を繰り返し易い環境なのです。特にホルダーが少なく価格に安定感がないローンチ直後はなおさらです。ちなみですが、直近1、2ヶ月で爆上げした$Safemoon$MRATは、この対策をトランゼクションの仕組みにより行なっていたことも爆上がりした大きな理由の一つと言われています。ざっくり仕組みを紹介すると、$Safemoonはトランゼクションフィーを10%を徴収し、内5%を既存のホルダーに再配分する仕組みでした。$MRATもトランゼクションフィーを10%を徴収し、内4%は流動性を作るためにLPを蓄えてロックされ残りの6%の内4%は$MRATの保有割合に応じて再分配されました。また、通貨の総量の0.05%しか一度に売却できませんでした。分かりづらいかも知れないですが、要は「余分に手数料取って、取った分は保有してくれる皆さんに配分するから売らないで保有していてね。加えて、毎回手数料10%かかるから利鞘を稼ぐための売買を繰り返しにくい環境作ってるよ。」ということです。これが草コインの中では画期的な仕組みだったのです。そのため、今は模範する通貨がいくつか出てきているのです。

話を戻しますが、クジラが売買を繰り返す環境下だとどうなるかというと、値動きが激しいチャートとなってしまいます。すると、Nafterのホルダーの不安を煽ることに繋がり、売り注文が多くなり価格が下がりやすいのです。そのため運営は、特にローンチ直後は価格を上げさせ(下げ止まらせ)つつ、ホルダーを増やして安定した通貨にするべく、プロモーションをバンバン打っていかないといけないのです。

ではなぜ、準備周到でしっかりとしている運営がこの$Safemoon$MRATのようなトランゼクションの仕組みを採用しなかったのか。これにも理由があると思っています。
それはこのプロジェクトの一番の目標はリリースするアプリを普及させることであるためだからです。価格を安定・上昇させるために$Safemoon$MRATのようなトランゼクションの仕組みを採用したとすると、アプリの利用率増加の大きな障壁になることと考えられます。Nafterアプリを楽しむために、$NAFTを1,000円分購入する際に100円もの手数料を取られていたら利用したくないというユーザーも出てくるはずです。だから、トランゼクションフィーを0%に設定せざるを得なかったのです。(加えて言うと、CEXへの上場のし易さもあるかと思いますが、それは別の機会でお話します。)私は、運営はここまでしっかり議論してこの設定をしていると思っています。もっと言えば、私が考察していることなど及ばないところまで気を遣っているはずだと思います。まあ希望的観測をかなり含んでいると思いますが。(笑)

いずれにしてもプロモーションのために、仕組みで価格を安定・上昇させる$Safemoon$MRATよりも間違いなくお金がかかるはずです。それを運営はVC(※10)から調達しているのだと思っています。

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また、Nafterは通貨の15%をマーケティング費用としています。$MRATは4%、$Safemoonに至っては0%と設定していたのと比較すると明らかに多いです。(運営とは別のウォレットで売買してプロモーションの費用を捻出していたのではないかなあ、とは思いますが。)

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※7)トランゼクション:売買の取引
※8)クジラ:元々はビットコインの40%を所有している約1000の大口保有者のことだったが、今はある通貨の大口保有者のことも指す
※9)利鞘:売買によって得られる差額の利益
※10)VC:ベンチャーキャピタルの略称で将来成長が見込めるベンチャー企業やスタートアップ企業に投資する組織のこと

4.最後に

これらのことから私がNafterに感じているのはしっかり考えられて、準備されている通貨であるということです。これからもクジラが利鞘を稼ぐために売買を繰り返し、価格が上下することは続いていくと思います。また、それに乗って、利鞘を稼ぐのもありだと思います。(私は怖くてできないですが。(笑))

初めての記事で分かりづらい内容もあったかも知れませんが、こんな感じで皆さんに情報共有していければと思っています。可能であれば意見交換をしたいので、コメントいただけますとすごく嬉しいです。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。




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