馬券で儲けたいなら一途な恋はやめなさい。その軸馬は信頼できますか?

 こんにちは思考の猛獣エドガーです。馬券ライフ楽しんでますか?いよいよ今年の競馬も中山阪神中京のみ。今回はタイトルほどたいそうなことは書いてないかもしれません。どちらかと言うと中級者の方々向けな記事かもしれません。いつもの予想記事とは違う指南的な記事、要するに買い方の話ですね。どうぞご参考になさったください。


1.人気だから信頼できるの罠

 当たり前の話ですが、オッズというのは我々ファンが決めています。もちろん戦績やデータを見て決められていますが、過剰人気になっている馬も多数見受けられます。例を見てみましょう。

例)2020年7月19日函館10R駒場特別

ヤウガウC.ルメール1人/4着

この馬は安定してはいたんですが、前走函館で6着と奮わなかった。ここで競馬場の適性やその日の傾向などを気にして買うのを避ける人が多くてもよいはず。しかし、復活を期待したファンが単勝を購入した結果3.3倍の一番人気になっていました。結果は4着。これは展開、馬場状態もありますが明らかにルメール 人気。世の中にはルメール だからで買う人も一定数います。

これはほんの一例ですが、一番人気が必ず勝つということはもちろんあり得ません。複勝率でも65%と言われています。つまり3回に1回は人気が飛ぶということです。人気だからと安心することは決してできません。

2.それでも軸馬は一頭ですか?

 このように人気=来るという考えでは痛い目を見ます。馬にも適性があり、展開がどう転ぶかもわかりません。それでもよく見る買い方に「一頭軸流し」という買い方にこだわる人も多いのが現実です。ご存じの方が多いとは思いますが、一頭軸というのは軸馬が来なければ当たらない馬券です。その視点で考えると単複一点買いもこの中の一つと考えていいでしょう。今回は11月の競馬10日間、300レースを1番人気一頭軸で2,3,4,5,6人気の馬に三連複を流した場合の回収率を見てみましょう。

11月回収率70.2% 投資300,000円 回収210,730円

一頭軸にすると驚くほど儲からないのです。もちろん70%の終始なのであれば、楽しむやたしなむ程度なら素晴らしい収支なのかもしれません。でも、予想の記事を見るような人たちというのは、おそらく儲けや回収率なども気にして予想法に凝りたい人たちなはず。これでは儲けは出ません。そこでお勧めしたいのが、「軸2頭」です。

3.軸2頭のフォーメーションで収益アップを!!

ということです。軸2頭になれば、その分可能性も上がりますよね。ここでポイントとなってくるのは、「信頼できる」3着以内の馬券ということです。それはレースによって異なるのですが、今回は同時期の11月に1,4番人気から1~6番人気に流すという16点で買ったときの比較で検証していきましょう。

11月回収率 投資480000円 回収387,320

このように回収率には改善がみられるわけです。馬券を工夫するだけで、回収率が向上するのです。これはやるしかないですよね。ここに自分の予想で、穴を含ませればより回収できる可能性は上がっていきます。あなたはこれでも軸を一頭で一途な恋をしていきますか?

今日の教訓

馬券を買うときは一途な恋をするな。

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