見出し画像

初めてネタメールが採用された日


「和歌山県 ラジオネーム えだまめライト」


これは僕が大好きな"霜降り明星のオールナイトニッポン"というラジオ番組に、ネタメールを送っているときの名前です。



ラジオネームの由来は、小・中学生の時に、顔の輪郭とサイズ感から、友達に「えだまめ」と呼ばれていたので、それがあだ名になりなんとなく気に入っていたので、ラジオネームに取り入れました!それだけだと味気ないのでなんとなく読みやすそうな「ライト」を合わせただけのものです(笑)





まず、僕が"霜降り明星のオールナイトニッポン"に出会えたきっかけですが、お笑いが好きで意気投合した会社の先輩が「芸人さんのラジオ面白いよ!霜降り明星好きなら、一回聴いてみたら?」とオススメしてくれたからです。


テレビやYouTubeと違い、音声だけの番組がどんな風に成り立っているのかに興味があったので、ドライブがてら、早速ラジオを再生。
テンポよく繰り出されるボケとツッコミ。エピソードトークに、テレビでは言えないような下ネタ。コーナーに送られてくるハガキ職人のネタメール。
2時間の番組を聴き終えた頃には既に"霜降り明星の虜"になっていました。


こんな世界があったのか!!



まるで雷に打たれたような衝撃でした。
これは例えでも何でもなく、いつも見ている景色が本当に違って見えました。本当にです!!
なんか全体的に色が明るかったです!!


僕も霜降り明星に名前を呼ばれたい!自分のネタで笑ってもらいたい!



何度もラジオを聴いてる内にそう思うようになり、ネタメールを送り始めました。


すぐ行動に移せたのは、学生の頃、常にふざけて友達を笑わせていて、自分が面白いと思い込んでいたから。そして、この令和の時代にラジオなんて聴いてる人は少ないに違いない!ましてやネタメールを送ってる人なんて少数派やろ!"と思い込んでいたからです。

これは後々知ることになるのですが、霜降り明星のオールナイトニッポンに送られてくるネタメールの数は"毎週1万〜2万通"で、採用される数は多くても"50通"程なので、確率は"約400分の1"です。(えだまめライト調べ)



400分の1という確率は、クラスの男女40人が各々1人を選んで、お互い同じ人を選び合う確率と全く一緒らしいです!いやんっ(?)



しかも、大量に送られてくるネタメールは勿論適当に選んでいる訳ではなく、3人の作家さんがネタメールを厳選し、最後に霜降り明星自ら選んだものだけが番組で読まれるのです。



そんな過酷な争いだと知らない僕は「まあ、10通くらい送ったらすぐ読まれるやろ!」と簡単に考えていたので、これはもう読まれる訳がありません。送り始めて1ヶ月程経った頃に、これは簡単じゃないぞ...と気づき始め、本格的に送る事に決めました。


それからは本当にしんどかったです。数打ちゃ当たるの精神で70通送ったり、採用されているハガキ職人のネタメールを何度も聴いて、言い回しを勉強しても、半年間読まれませんでした。自分が面白いと思うネタメールがこんなにも採用されないと気持ちが沈むし、採用されてる人への嫉妬心も芽生えました。


正直もう諦めかけてたし、もう別に聴き専でも充分楽しいから、別に読まれなくても良いかな...と思っていると粗品さんの口から



ラジオネーム えだまめライト


なんと!ついに採用される事が出来ました!!


え!?え!?読まれた!?


リアルタイムで番組を聴いていた僕はびっくりしすぎて、心臓がバクバクしたことを今でも鮮明に覚えています。
あの感動は一生忘れないし、間違いなく走馬灯ランキングに入り込んで来ると思います。


自分のラジオネームとネタメールを読んでもらえたのは本当に嬉しかったし、その瞬間だけは"僕と霜降り明星の時間"という気がして、なんだか泣きそうになりました。というか普通に泣きました。大人なのに!!


思わずこんなポストもしていました(笑)
色んな方がいいねで祝福してくれている気がして嬉しかったです!


採用されたネタメールは粗品さんが担当している「ピリオド・チャンピオン」というコーナー。
色んな分野のチャンピオンを発表するコーナーで、簡単に言うと、あるあるネタを紹介するコーナーです。


田んぼに停まっている車を見て、どうやって入って来たんやろ?と思いついた事をそのままネタメールにしてみたら採用されました!
せいやさんも「これあるなあ〜!」と言ってくれてめっちゃ嬉しかったです!



番組で採用されると貰えるステッカー!!
これは家宝にしていて、今でも寝る前に眺めたりしています!読まれた証が形に残るのもこの番組の良さだと思います!


本当に半年間辛かったし、悔しかったけど、採用されて全てが吹き飛びました!一度採用されると満足すると思っていたのですが、もっともっと2人に採用されたいという気持ちが大きくなって、今も毎週欠かさず送っています!


長くなりましたが、以上が初めてネタメールが採用された日までの流れでした!これからも番組が続く限り一生ネタメールを送ります!


だした〜!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?