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色の歴史、名前って、こんなに面白い!/22冊目 新井美樹 『色の辞典』 雷鳥社

始めに

見てくださって、ありがとうございます。
えだまめです。

大学生の私は、今、テスト期間中です。
これを乗り越えたら、春休み!頑張るぞ!って思って、ハードスケジュールをこなしています。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

暖かくして、適度に休憩を入れて、毎日を楽しんでください。えだまめと約束ですよ!

さて、今回は新井美樹さんの『色の辞典』です。
このチャンネル初の、辞典の紹介。

最後まで、楽しんでいってくださいね。

辞典ブーム?

私が見る限り、昨年の2022年から、辞典コーナーが大手の書店さんに出来ました。
…どういうこと?

グラフィック社さんの「ちいさな手のひら辞典」やリベラル社さんの「小さな本シリーズ」など。そして、今回紹介する本を出版している、雷鳥社さんの辞典。

「ちいさな手のひら辞典」シリーズより、私が気になっている「おとぎ話」

「小さな本」シリーズより、気になっている「小さな詩の本」

雷鳥社さんは、菓(お菓子)・紋・菜・石・草・星・空・海・花・色の辞典を今のところ出版しています。

雷鳥社さんの、ホームページより

主にこの3社を良く見かけます。

辞典のイメージが変わる

辞典というのは、大きくて重いから、読むのに力がいるし、置き場所にも困る…。大きい故に、値段も高いし…。

これが、皆さんが抱いているだろう、辞典のイメージですよね。私も、そう思っていました。

もちろん、そういった辞典も面白いです。写真が載っているから、良く分かるし、説明文も専門的でありながら、噛み砕いて分かりやすくなっていて。

でも、普段使いには不向き…。

この3社が出版する辞典は、そんなイメージを変えてくれました!

この3社の辞典は全て文庫本サイズ。だから、軽いし置き場所にも困らないし、値段もそんなに高くないです。何より調べやすい!!

気が向いた時に、パラパラと捲って知的好奇心を満たすのにもってこい。

辞典って、楽しい!

色の名前の由来、歴史

この本は赤、黄、緑、青、紫、茶、黒・白の7つの章に分かれて、色の解説をしています。

色の基本的な知識や画家、歴史上の人物、陶磁器、ファッションブランドや工業製品に関わりのある色まで、色に関する知識がたくさん載ってます。

色を知るだけで、当時の国内外の情勢や流行、顔料として作られた色もあるので植物や宝石、海外の文化の知識まで、幅広いことが学べます。

例えば、No19の赭(そお)・朱(そおに)・赭土(そぼに)と呼ばれる、くすんだ黄赤色。この色は、

日本最古の歴史書『古事記』にもその表記がある
 p.26より

と書かれています。昔から好まれていた色のようです。

色は、奥が深いですね。

最後に

私は、昔から辞典が好きでした。国語辞典は、今日は「て」の欄を読もう!と、本のように読んでいました。

辞典が好きな人が増えますように。

どうでしたでしょうか。
少しでも、魅力が伝われば幸いです。

あなたにとって、この本がお気に入りの1冊に仲間入りしていただけるなら、こんなに嬉しいことはありません。

あなたのおすすめの本、次に紹介する本の予想、この記事の感想などありましたら、ぜひコメントをください。待っています!

見てくださって、ありがとうございました。
また、木曜日にお会いしましょう。
えだまめでした。


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次に紹介する本のヒントは、

文鳥社から出ている、トリミングがテーマの詩集

です。


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