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『第2回建設アップデート会議㏌東京』に行ってきた!

☛2019年7月21日(日) 10:00~17:00 NATULUCK神田駅前 大型セミナールーム

<プロローグみたいなもの>
午前8時少し前に参院選の投票を済ませ、少し早いかなとは思ったけど神田へ移動。朝から蒸し暑くて駅まで歩くだけで汗かきまくり。
日曜日なので駅に人はまばらで、どこかに遊びに行くらしい二人組の女の子がかしましい。
ここに止まらない快速を見送って5分後に到着した普通電車に乗り込んだ。
日曜の電車は空いてていいなぁ、なんてこと考えながら日本橋で銀座線に乗り換えて2つ目の駅が神田
あらあら着いちゃった・・・。
8時40分だよ?まだ・・・。
とりあえず吉野家で朝メシでも食うか。

こんな感じで僕の「第2回建設アップデート会議」の1日が始まった。
そもそも、大工さんやクロス屋さんや塗装屋さんが集まる場になぜ僕が参加したのか?
空調設備の保守メンテナンス会社に勤務している僕は同じ業界の人間ではあるもののいわゆる”職人”ではない。
10年ほど前までは現場に出て天井裏を這いずりまわっていたが、ちょっと前に天井裏に上がろうとしたら若い社員に天井抜くから上がるのやめろとマジ顔でキレ気味に言われ、以来、おとなしく管理系の仕事をしている。
職人とはほど遠い会社員である。
そんな僕が参加してみようと思った理由。

ただひとつ“オモシロそう”だったから。

この会議に参加する人たちの共通点であるツイッターをちゃんと(?)やり始めたのが今年の4月。
どんな人をフォローすればいいのかもよく分からず、やみくもにフォローしていった人達の中にこの会議の”中の人”がいた。
大阪で第1回目が開催される直前くらいからずっと”中の人”とおぼしき人たちのツイートを追っていたら熱くて楽しそうで前向きで・・・
”仕事の話をしてる時は熱い男、呑みの席でギャグを飛ばすと寒い男”と呼ばれる僕は、何かを変えようとする前向きな熱さに直に触れてみたくなった。
ありていに言えば、かてて欲しくなったとです(生まれが福岡です)。
んで、東京での会議開催が発表されると同時に参加表明した。 

実際、参加してどうだったか?

はい、それをこれから書いていこうと思います。
初めに、全体の議事録的な話はしません。てか、出来ません。
僕は自分が参加したテーブルおよびその周辺の話しかわからないのでね。
そのうえで僕が感じたことを書いていきます。
ただ、会議の流れはできるだけ当日を忠実に再現したいと思っています。
そこは共有したいとこなので。
くだらない独り言がたくさん入るので長くなりそうな予感がありおりはべりいまそがり。
いきなりです。
みなさん、寛容さが大事ですよ。

なにぶんにも昨日の晩ご飯のメニューを忘れてしまうような小さな脳みそなので1週間前のことをどんだけ思い出せるか・・・
すでに言い訳しているけど、写真付き日記的な感じで読んでいただければ幸いです。

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<朝ごはんは鮭が定番>
焼魚牛小鉢定食590円(税込)を食べながらツイッターをながめる。
中心メンバーが会場に集まってきたらしいツイート。
まだ、始まるまで1時間以上あるのにソワソワしてる自分を笑ってしまう。
少し雨が落ちてきたみたいで傘を差した人が店の外を歩いている。
しまった、傘なんか持ってきてねぇし!
焼魚牛小鉢定食590円(税込)を美味しく全部平らげて時計を見ると9時10分。
さすがに早いな。
TLをスクロールするんだけど落ち着かない。
行けばなんか手伝うことがあるかも知れないしと席を立ちお勘定をして店を出た。

小雨がパラついていたので小走りに交差点に向かうと運よく信号が青に。
今日はツイてるかもしれないと走って渡ったら歩道との段差につまずいて転びそうになる。
段差がないところでもつまづいてしまうお年頃、雨に肩を濡らしながらゆっくりと会場へ歩いた。

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<はじまりの合図>
元来、人見知りで小心者の僕はエレベーターの中で緊張していた。
6階に到着する寸前には動悸で息苦しくなってきた。
別な病気を疑ったくらいだ。
でもエレベーターを降りドアを二つくぐって会場に入ったときには不思議なくらいなんともなくなっていた。

おはようございます!

僕のでかい声を聞いてみんながこちらを振り返った。
10人くらいの先着していた人たちを見たら落ち着いてきた。
楽しみが緊張に打ち勝った瞬間だ。
大袈裟やな。

受付にいた女性に声を掛けたら名札を渡される。
ツイッターのアカウントとツイッター名を書いてください。
ふと机の上を見ると”建設アップデート会議心得”なるものが置かれていたので、これ写真撮ってもいいですか?とたずねたら、いいんじゃないですかニコリ。
微笑まれておじさんドキドキした。
そのドキドキが名札の字に出ている。
我ながら汚い字だこと。

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<まだ、はじまらないよ>
名札を左胸につけて見渡すとすぐそばのテーブルでA3にプリントされたものをテープで貼り合わせている人がいた。
手伝いますよとペタペタ。
トップの画像がその成果物。
手作り感ありあり。
少しずつ人が増えてくるなか中心メンバーさんたちがミーティングをはじめた。

数人の参加者に混じって紙袋を手にさげて姫路から来た福岡さん登場。
福岡から来た姫路さんではない。
福岡から来たのはタニグチさんだ。
ややこい。
挨拶もそこそこに掲示物を貼るのをお手伝いする。

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Photo by かやたいさん

<やる気マックス>
この4枚は事前アンケートの結果らしい。
これ、全部クロスに手書き。
奥さんとお子さんも手伝って作られたとのこと。
なんだこの熱量は!

円グラフの右側から順に
◆建設アップデート参加してみたい?
 Yes90% No2.5% 興味ない7.5%

◆建設業界を変えることはできると思う?
  Yes50.6% No13.3% かもね36.1%

◆自分の子供に後を継がせたい?
  Yes22.9% No50.6% わからん26.5%

継がせたいが思いのほか少ない。
ここ大事かも。

左端は今回話し合って欲しいテーマ。
29項目あります。
右の円グラフと併せて見ると業界の人たちが抱える問題点とリンクする。
これは画像を拡大してもらえれば読めると思うので是非ご一読を!

やることなくなった・・・。

暇なので空いてるテーブルに腰かけると声を掛けてくれる人が。
今回、司会進行をする建声さんだ。
そのあと声を掛けてくれたのがリーダーのかやたいさん。
みんな若いなぁ。
同じテーブルに座った人たちと軽く会話をする。
何処からですか?
仕事は何を?
みんな探り探りで会議に入っていく。
僕もフェードインしていくのだ!

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Photo by 小林浩二さん

<ホントにはじまりの合図>
午前10時を少しまわった。
いよいよ始まる。
ツイッターの呼びかけでこんだけの人が集まるんだね。

司会進行の建声さんの挨拶、続いて建設アップデート会議心得を作成したEIKOU IWATEさんが心得を説明。
熱い意見交換は結構ですがくれぐれもケンカだけはしないように、と。
笑いが起きる。
いい雰囲気だな。

そして、リーダーのかやたいさんが挨拶。
実りある会議にしましょう。
会場は和やかな感じから徐々に会議モードになる。

この後、自己紹介タイム。
まずは”何処から来たか”で場所別に集まり輪を作って簡単に自己紹介。
東京はやっぱり多い。
岩手、大阪、姫路、福岡。
みんな自腹でここまで来るんだ。
すごい! ごいすー!
次に”職種”で集合。
空調関連の人が数人いてちょっと安心。

最初に座ってたテーブルに戻ってワークがスタート。

実は参加表明した時は見学側でした。
でも、いざ来てみたら見てるだけってもったいないなと思った。
みんなの輪に入らない手はないと思ったのです。

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Photo by 建声さん

<ワールドカフェ1回目>
テーマは
”若者が働きやすい建設業界へアップデート、どこをどうする?”
僕のテーブルのファシリテーターはマッスグブラザーズ2号さん(右中央)。
丸太切り動画のとおりマッチョ。
模造紙の中央にテーマを書いて話し合いが始まる。
各人がマジックを手に思ったことを書きこんでいく。
因みに右手前に写っているのが僕。
頭の上に載っているのは普通の眼鏡。
おしゃれさんではありません。
マッスグさんに促され意見がポツポツと出始める。
なんや、みんな言いたいことあるんやんか。
いきなりエセ関西弁。

■何が問題なんだろう?
キツイ。 休みがない。 給料安い。 仕事の魅力を発信できていない。 粗暴なイメージを持たれている。 将来への不安。 保険関係があいまい。

■どうすればいい?
慢性的な人不足の解消。 働き方改革。 収支の透明化。 請け金額のたたき合いをしない。 この仕事の面白さを発信する。 振る舞いを改める。 保険大事だ。

ここで20分、時間切れ。
10分間の休憩となる。
このテーブルにはマッスグさんを残して5人は移動。
休憩中に他のテーブルを見て回って面白そうな意見が書かれているところにジョインするのだ。

会場内をウロウロ。
休憩中なのに熱心に話をしているテーブルを見つける。
ここ面白そうだなと参加を決めて着席。
休憩が終わってワーク再開。
このテーブルのファシリテーターはランクリード石川さん。
業界求人誌の人らしい。
ひと通り1回目に議論した内容を説明してくれる。

”一人前と言われるけど一人前の基準って何なの?”

そのキーワードから話が展開していく。 

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Photo by ランクリード石川さん

<ワールドカフェ2回目>
新たに集まった6名で議論。

★早く一人前になれって言われるが、その基準はなに?
会社・親方がちゃんと基準を持ってなくて曖昧。
多能工を目指せと言われてるが軸となる業務が何なのか分からない、専門職から多能工はいいと思うが、多能工(軸になる業務がない)から多能工(いわゆる何でも屋さん)は問題ありではないか。
自分がやるべき業務の一覧を作ってチェックを入れていくと何が課題なのか見える。

★育成の問題
ものを教えるときに怒鳴り散らす人って自分がそうされてきたから同じことをしているのではないか。
高所作業など危険を伴う場面では厳しさがあって当然だが平場でものを教えるときは普通に話せばいい。
日替わりで現場を回らせるとぶつ切りの情報しかない、ひとつの現場を最初から最後まで経験させることで仕事の流れとそれぞれの工程の重要性・必要性が分かるのではないか。
作業のひとつひとつを動画で撮って会社で見れるようにする、予習復習ができるし新人には雰囲気だけでも感じさせられる。
寄り添う姿勢を持つ。
分からないことを聞ける環境が必要。

★人間関係
現場優先なので飲み会予定していても全員が集まることはまずない。
コミュニケーションが後回し。

あっという間に20分が経過した。
10分間の休憩なのだが誰も席を立たない。
この後は元のテーブルに戻ってそれぞれがよそから持ち帰った意見を参考にまとめをする。

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Photo by かやたいさん

<ワールドカフェ最終>
僕たちのテーブルの最終形。
ずいぶんと賑やかになった。

粗暴ー質問を批判されるー無意味な上から目線。

保険の曖昧さー将来への不安ー働き方改革ー休みを増やすー単価上げないと生活できない。

若者への教育ー愚痴のはけ口にするなー採用人数が少ないー技術の文章化。

仕事量の平準化ー繁忙期と閑散期のバランスー予算工事のサガ。

止まらない意見が飛び交うなかマッスグさんが懸命にまとめてくれる。ありがとうございました!
最後は各テーブルの代表が前に出て発表。
様々な角度からの話が出てきて、ふむふむふむ。
残念だが全てを覚えてはいないしいい加減なこと書くと失礼なので割愛します。
テープまわしとけばよかった(宮迫心の声)。
どなたかが発信してくれたらいいな。

午前のみの参加者数名が感想をひと言ずつ置いていく。
みんなで拍手して見送って午前の部が終了。

はじめは愚痴っぽい話からでいいんじゃないかな。
業界あるあるでもいい。
共感したりちょっと違うかもって感じながら思いを言葉にするうちに気づくことがあるのだと思う。
あ、オレってこんなこと考えてたんだな、とか。
日頃のもやもやが形になると、次は捕まえてとっちめたくなる。

じゃあどうしようか?って

そこから始めればいいのだ。
いい気付きの場だと思う。 

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<ラーメンは完全栄養食品>
午後12時半から午後1時半までが食事休憩。
たまたまエレベーターで一緒になったツボイ塗工さんと関西ペイントの方とラーメンを食す。
初めて交わした言葉が”この辺定食屋あるかなぁ?”
不思議だね。
初めて会話して5分後に肩を並べてラーメンすすってるって。
会話の中にツボイさんがちょこちょこ小ネタをぶっこんでくる。
前向きで明るいのはツイートそのまんま。
楽しい時間でした。
ラーメンの写真を撮り忘れたので船橋の赤坂味一の中華ソバをペッタン。
旨いので近くに言ったら是非。

会議場に戻ると正面のホワイトボードに掲示物が。
昼休憩の間に午後の会議で話し合ってみたい議題を募集してるんだった。
2枚しか貼ってない。
賑やかしに書いておくか。
カキカキ、ペタリ。
時間が迫りぞろぞろと人が戻ってくる。
5分前にみんな着席とかできてたらいいのにな。
メリとハリですよ。    

<ラジオ体操第1>
建声さんが午後の部スタートを宣言して、午後からの参加者がひと言ずつ挨拶。
その後、おもむろにラジオ体操が始まる。
みんなでイッチニィサーンシー、シュールな絵面だ。
ああ、おしい。写真が無い!
クスクスと笑い声も漏れるけどみんな真面目に体操。
ジャンプのとこになると
”その場で振りだけしてくださいね、このビルの耐震強度に問題があることが分かったので!”
みんな大ウケ。
下の階の方に配慮ですね。
アナウンスの仕方にセンスがある。
無事、体操が終わるとなぜか拍手がパチパチ。
挨拶とラジオ体操は順番が逆だったかも?
ま、大勢に影響はないからヨシとしよう。

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Photo by とんとんさん

<テーマディスカッション1回目>
ホワイトボードの貼り紙がいつの間にか増えてる。
テーマディスカッションの趣旨説明。
テーマを見て関心のある内容の所に集まって議論する。
午後2時からと午後3時からの2回やるのだ。

まず1回目。
「各テーマを出した人は何故それを議論したいと思ったかを発表して下さい」とのこと。
おっと、そうきたか。

■建設の面白さの発信
■若者とは
■働き方改革とは
■若い世代の育成が大事 ←これ僕のです
■最良の職人チームの状態とは
■職人社会の意識改革
■単価の上げ方 適切(適正)な単価とは
■一人親方と社員、どちらの働き方が良いですか
■建設業のイメージアップのためにできることは

各提議者がテーマの意味を説明していく。
僕の番がきた。
賑やかしです・・・。
言いませんよそんなこと。
”育成”は僕の勤める会社で長年課題として得取り組んでいること。
人手不足とはいえ、少しでも人は入ってくる。
入ってきた人を離職させなければいい方向に向かう。
そのために何が必要なのか。
研修・福利厚生・イベントなどなど。
そんなことを話したいですもごもご。
ふー、乗り切った。

全員が発表していざワークへ。

「では、提議者を中心に集まってください、提議者の方は1時間で結果をまとめて用紙に記入できるように話を進めてください。」

え、聞いてないよ~。

僕のテーブルには合計7名着席。
隣にランクリード石川さんが。
ラッキー。
僕が話しの口火を切る。
「ではこの議題について話していきましょう。石川さんファシリテーターお願いします。」
ムチャ振りやがな。
石川さんすみませんでした。

議論が始まる。
午前中のワールドカフェ方式2回目のテーブルに座ってた人が多い。
自然とその続きから話が広がる。
どういうふうに育成していけばいいのか。
その前になぜ続かないのか。
お金。やりがい。親方・会社との関係性。

・・・・・スミマセン。

午前中の話と被ってしまって細かいとこが思い出せない。
テープまわしとけばよかった(亮も後悔)。

意見は出るけど話がまとまらない。
気が付けば残り10分。
石川さんがワードを整理していく。
人は人についていく。
そこで成長していければ稼げるようになる。
育成を考えたとき、やっぱり人なんだ。

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Photo by ランクリード石川さん

結果、こういうまとめになった。
ん?待てよ、”信頼関係を築く”ってどうやって?
そこが大事なとこだよね。
もっと掘り下げなきゃいけないのでは?
そこで提案。
次の回は”若い世代と信頼関係を築くには”で話しませんか?
で、別のテーブルで”若者とは”を話し合ってるヤングチームと合流して意見交換しませんか?
トゥービーコンティニュー。

<テーマディスカッション2回目>
10分の休憩をはさんで2回目開始。
議題は次の通り。

■建設業のイメージアップのためにできることは ←1回目のを引き続き
■若い世代との信頼関係を築くには←僕たちのテーブル
■建設業の面白さの発信←1回目のを引き続き
■結局のところ安定した給与を職人が得るにはどうしたらいいのか
■ネットの活用を進めるには
■建設会社は必要か←現役の工務店経営者からの投げかけですよ
※資料をあさって書き出しましたが間違いありませんか?

関心が高いらしく人数が増えた。
20人くらいの集団に。
机を増やしてみんなで輪になる。
今回も石川さんがファシリテーターで、ヤングチームに声を掛けてくれたのも石川さん。様様。
経営者側とヤングチームとそれ以外に分ける。
僕は経営者でもヤングでもないので第3勢力(5~6人)へ。

ヤングチームにモチベーションの上がり下がりの要因を質問。

▲上がる
ひとつの現場を初めから最後まで仕事をやり遂げた。
できたことを褒められた。
自分で設定した課題をクリアできた。

▼下がる
質問すると馬鹿にされる。
まだお前には早いよと教えてもらえない。
女性であることを理由に不条理なことを言われる。
意見を否定される。
できて当たり前だと褒めてくれない。

経営者側に若者のモチベーションを上げるためにやっていることを質問。

話を聞いてやる。
仕事を丁寧に教える。

ここで北摂テックさんからクエッション。
若手の話ばかりしているけど中堅はうまく育ってるの?

確かにそうだ。
経営者と若者の間の中堅が”育成する意義”を理解してないと、現場に行ったり教えたりするのは中堅がメインなんだ。
経営者が中堅層を飛び越していろいろ面倒見てると中堅層がいい顔しない。
自分たちがしてもらってないことを新米にやるのは面白くないのかも。
自分たちはこれでやってきたっていう自負もあるのだろう。
経営者が中堅を育成し、中堅が若者を育成する、それが理想。
でも実際問題、中堅層の意識改革はやおいかんのですわ。

この議題は色んな見方があるからみっちり別でやりたいな、などと呑気に考えてる僕。

話が広がりすぎてちょっとストップがかかる。
この場は若者の話を優先させましょう。
石川さん冷静沈着。
話を戻して議事進行。
少し脱線しながらもひと通り発言が終わる。
もっと話をしなければだめだよね。
古い考えがすべて悪いわけではないが、今の若者を理解しないと始まらない。
そこは若者も年長者の意見を尊重する必要がある。
ざっくり要約するとこんな感じの議論。

石:では第3勢力の方々の意見を・・・。
司:あと5分でまとめてくださーい。
僕:がちょーん。

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Photo by とんとんさん

【閑 話 休 題】
僕の会社は高卒の新人を多く採用している。
その一人一人に中堅の中で選ばれた人間を教育担当係として付ける。
1年間ひたすらペアで行動させる。
はっきり言って生産性は低くなる。
しかし、向き合うことで社会人の基本みたいなことを教えていく。
教育担当者には課題が与えられて、定期的に集まっては課題解決を話し合う。
新人を育てながら中堅も学びを得る。
人の人生預かってんだから半端なことするなと。
僕たちの仕事は彼らをフォローをすること。
これは僕たちの業種だからできることなのか?
建設業でも取り入れる事ができることなのか? 

<テーマディスカッション発表~エンディング>
10分ほど休憩して午後の討議のまとめを各グループが発表していく。
えー3回目ですが、テープをまわ・・・・もういいっちゅうねん。

そのまま、全員で意見交換。
感想などを言い合う。
その中で一番印象に残った言葉。
22歳の型枠大工の親方だ。
「僕の親方だった人は現場が動いてる最中にケツを割った。周りの大人たちは責任を押し付けあって誰ひとり助けてくれなかった。職人が不安がった。だから僕は親方になりました。みなさん、責任を取る大人になってください。僕も責任をとれる大人になります」

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Photo by のりこさん

リーダーのかやたいさんが締める。
「話し合っただけで終わらせないで。いい会議だったで終わらせないで。参加したことで満足しないで。ここで感じたこと、気付いたことを行動に移そう。動かないと何も変わらない。」
言葉は少し違ってるかもですが熱いメッセージを発信していた。
この会議のキモはこれだと思う。
一人一人では解決できないようなこともみんなで考えればどうにかなるかもしれない。
でも、結局そのために一人一人が課題を持ち帰って行動を起こさないと何も変えられない。

自分のオールを他人に任せるな。
みゆき嬢がおっしゃってます。
TOKIOも歌ってます。

そうですよね?

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Photo by マッスグブラザース2号さん

<ワクワク建設サマーからの・・・>
最後に今回の会議に参加して、具体的にこんなことしてみましたってのをタグ付けて発信しようってことになった。
取り敢えず何かやってみるべ。
小さなことからコツコツと。
きよしの口ぐせ。

タグの名前をみんなで出し合う。
ワクワク建設サマー・・・個人的にはイチ押しでした。
ワクワクですよ!ワクワク!
んが、大阪から来た男前フェニックスが提案した ”#アップデートチャレンジ” に決定。
それ出しちゃったらもうなんも言えねー。
康介言えねー。
康介ぢゃないけどね。

こうして長いようで短いようで長いのかもしれない会議は幕を閉じました。
どっちやねん。

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Photo by のりこさん

<懇親会で生ビール>
午後5時半から懇親会がスタート。
僕はビールを片手にウロウロウロ。
面白い話いっぱい聞けました。
でも会議の本筋とは関係ないので割愛。
ええ、自分で書き始めといてなんですが、すでにまとめることを放棄していると言ってもいいのかもしれません。
覚えてない説も有力です。

午後9時懇親会もお開きです。
また今度ね。
そんな約束をしながらひとりまたひとり部屋を出ていきます。
祭りの後。
そんな寂しさがありました。  

<例の事件について>
会議自体はここまで。
でも、続きがあります。
これも含めて今回の建設アップデート会議でしょう。
触れないわけにはいけませんよね。
懇親会2次会で発生したセクハラ事件です。
僕が知ったのは11時半くらいかな?
ツイートで。
TLがどんどん埋まります。
詳細を知らないのでここで僕はコメントはしません。

今回の建設アップデート会議においてのセクハラ問題についてと今後の対策及び改善策

被害にあわれた方、本当に不快だったでしょう。
殴って蹴って踏んづけて神田川に沈めたいくらいですよね。
ふざけてるように聞こえたらスミマセン。
ただ、僕は加害者を絶対に許しません。
絶対に許せない。許さん。
中心メンバーの悔しさを考えたら僕の怒りなんてミジンコみたいなもんだと思いますが。

<中心メンバーの皆さんへ>
まずはお疲れ様でした。
とてもいい会議に参加させていただいたと感謝しかありません。
かやたいさんがtwtで色々と課題があると呟いてましたね。
次をやろうと思うと、ハードル増えたのかもしれないですね。
でも、やるでしょ?
やってくださいね。

<最後です>
ここまで長々とお付き合いいただきありがとうござます。
結果としてどうなのよって?
あれ?
面白さ伝わりませんでした?
じゃあもう一回初めから書きましょうか?
ウソです。
体力的に無理です。
語彙力の問題かもしれません。
百聞は一見に如かず。
次回があればのぞいてみても損はないと思いますよ。

最後に#建設アップデート会議で発信されていた写真を引用させていただきました。
事後承諾で申し訳ありません。
また、文中に登場された方々、勝手に名前出してすみません。
問題あればDMください。
モザイク掛けます。  

今日も一日ご安全に!!



明け方一人で家を出て、現場に向かう。
監督から無理難題を言われ、隣の職人と肩をすくめて苦笑いしても、やるのは自分。
疲れて帰って問題と向き合えって言ったって無理な話でしょ。
ビール飲んで寝ますよ。
そんな職人さんがいると思うんです。
ポエムですか?
現実ですよ。

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