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「新たなる旅立ち」後章TAKE OFFです

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-」が2月4日より劇場にて上映中です。前章に引き続き、プロップデザイン、セットデザイン、メカ作画監督を担当させていただいています。たいへん熱いフィルムになっております。どうぞよろしくお願いいたします。

まずは2月4日という日取りのまま、上映が開始されましたことを嬉しく思いますし、世界的に大変な状況下で、それでも上映にGOサインを出してくださった製作委員会のかたがたには感謝の思いしかありません。とはいえ、という状況ではありますが、現在は劇場上映のほか、デジタルセル版の配信も始まっております。それぞれにちょうど良い形態で、ちょうど良いタイミングで、そして感染症対策であったり、作品のお供に最適な飲み物やおつまみであったり等のしっかりした準備のもと、本作を楽しんでいただけたなら幸いです。

後章では、とある登場人物がとある選択を迫られる局面に登場する、とある紋章のデザインを担当させていただいております。お話をいただいたときは、こ、ここの紋章を…と、その重みに、うっとなったのですが、これも縁の力の導き、導きなのです、覚悟を示すのです…と、その紋章が司る世界らしいラインや、紋章の図案の意味合いなどを考えながらかたちにしてみています。とある理由により、かたちが変わる描写もあるこちらの紋章ですが、その動きかたもあわせて提案させていただいております。わーい、こんなふうに動くとおもしろいかも〜と、作業行程を度外視したアイディアを出してしまったのですが、それがそのまま映像の中で再現されていてびっくりでした。スタッフのみなさま、ありがとうございました。

そんなふうに、いろいろな想いや力が、ひとからひとへつながって、たいへん熱いフィルムになった「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-」。うまくいった!と思うところも、力が及んでいなかったかも…と思うところも含めて、制作当時の自分の最大船速が刻まれた作品にもなっています。あらためて、よろしくお願いいたします!

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