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「地球へ…」Blu-ray Disc BOXをみました。

TVアニメ「地球へ…」を最終回までみました。この春にでたBlu-ray Disc BOXを字幕モードでみてきたのですが、心に残る言葉が多い作品であることを、あらためて実感しました。また、言葉を文字情報として提示されてみると、どういう表情で、どこへ視線を向けてそれを伝えようとしているのかなど、演出意図がより伝わる感じもあって。とくに、落ち着いた画づくりの多いステーション E-1077でのドラマは、そのぶん言葉の力が大きく、これまで以上に沁みるものがありました。

そして出渕さんが脚本を担当されている第10話は、文字情報込みでみると、艦橋でのやりとりも航宙日誌というスタイルも、いよいよ「ヤマト」っぽくて。ブックレットでは、服飾やメカニック設定での一貫した美学の理由など、コンセプトデザイン、というクレジット名の中で、想像していた以上に重要な仕事をされていたのが知れたのも良かったです。

映像もとても綺麗でした。Blu-ray化ですべてがパキッとクリアになるのではなく、後期OP映像ではガラス一枚を隔てた向こう側のような質感だと思っていた画面が、より奥ゆきのある、幻想的な雰囲気になっていたりして。そこそこの頻度でみかえしているこのシリーズをとても新鮮に感じました。TVアニメ「地球へ…」やっぱり大好きです。

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