通信制高校の見極め方~ブラックな視点編

私は性格がゆがんだ保護者なので、我が子が在籍している通信制高校の経営陣とか指導講師陣の人員数とか社員研修制度とかは、必要十分な状況なのか?ということが気になります。もしわが子が通っている通信制高校の運営母体である法人がブラック企業であり、働いている人からやりがい搾取しているような企業であるならば、講師陣もその影響を受けて疲弊してしまい、よい教育を実践できないだろうと考えています。

なので、「この通信制高校って大丈夫かよ?」を自分が調べられる範囲で調べようと試みています。

具体的に何を調べているかというと、転職サイト(複数)に出ている求人を、定期的に定点観測しています。子すずめが進学先を探していた時から、子すずめが興味を持った学校法人いくつかの求人を眺めていました。日本経済の研究…というか、日本の私立の教育機関の動向についての自由研究です。あさがおの観察日記ではなく、求人情報の観察日記です。

求人情報サイトを定期的に観察していると、なんとなく透けて見えてくるものがあります。以前もこの学校法人のこの職種の(このキャンパスの)求人があったぞ?とか。求人が出ていたものを数か月後に再度見てみたりします、求人が埋まったかどうか。サイトでの求人が全然埋まっていないもの、一旦埋まったけどまた数か月後に同じ職種での求人リスタートしたもの…などなど。学校法人としての発展期で別のキャンパスが新設されるので求人がかかっているのか?それとも職場がブラックで人が辞めていくから求人がかかるのか?その辺りの事情まではわかりませんが、四六時中求人がかかってる学校法人は教育環境として安定していない(≒先生が辞めていくから補充のための求人がかかっている)のではないか?と疑っています。あ、もちろん、求人サイトの口コミも読みます。やめていった人からの辛辣なコメントを全面的には信じませんが、そのうちの数パーセントは真実なんだろうなあ…とは思ってます。

ということで、通信制高校に入学/転入しようとしている子どもがいる保護者さんは、子が希望する通信制高校の求人がどれくらい転職サイトに出ているかをふた月に一度くらいのアクセス頻度で探してみて、その動向を定点観測してみると、興味深い観察結果が浮かび上がってくるかもしれません。流動性が高い通信制高校…つまり辞めていく社員(講師)が多いんだろうなあというニオイがする通信制高なのかどうかは、転職サイトからでも漂ってきますので。

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