高3GW)共テ模試

子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校3年生になりました。2022年4月からN高オンリー、N高純正品です。

GW後半、2日間にかけて共テ模試を受けて来ました。

1日目の前日、「理社どの科目で受験しようか迷ってる」と。多少勉強したことがある科目は、生物基礎(N高履修科目)、生物、物理基礎、物理、地学基礎(N高履修科目)。社会は…どの科目履修してるんだっけ?たぶん日本史探究、世界史探究、地理探究、政治経済…あたり。どれも準備不十分状態で、科目によっては出題範囲を一周完結できてなかったり、学習が一周完結したけど定着に難ありだったり、どんぐりの背比べ、地べたを這ってるレベル。

結局、[漠然と憧れているけれど、学力が全然足りてない国公立大学]への判定が欲しい…という理由で、生物×物理、地理×公共を受けて来たとのこと。

「もっと勉強時間を確保したらワンチャン合格できるかも?って自分を過大評価して、不相応な志望校を目指して、目指しているくせに勉強時間を倍増するとか効率よく勉強するとかできずに結局勉強時間の絶対量が足りず、その結果としてどこも合格できなかったというエンディングを迎えたくない!でも今のままなら、模試等を受験して自分の実力の正しい位置を測っていないから、ぼんやりと[私はやればデキる子]とかイタい違いをして、夢を見てしまいそう。私は現時点でそういう[誤った自己肯定感]を持ってる気がする。だから、私はこの模試のタイミングで判定Eをもらっておいて、変な未練をばっさり断ち切って、身の丈に合った大学へ集中したいの!E判定に俺はなる!」と宣言を受けました。

誰だって諦めずに勉強時間を積み重ねたら、憧れの大学合格できるって思ってる。9浪はまいだって、勉強時間を積み重ねて9浪分を費やして、合格をもぎ取ったじゃありませんか。だけど、自分の時間は有限で、受験勉強以外にもやらねばならないこともあるし、受験以外にやりたいこともある。すべてを犠牲にして勉強時間を伸ばすことだけに特化することはできない!推しのデビュー⚪︎周年は2024年の今年だけなんだ!そもそもそれらを全て我慢して断ち切ってまで勉強しないと合格できないなら、私の学力が志望する学校にそぐわないってこと。今ガムシャラに勉強して背伸びして合格したって、入学後にも背伸びしたままで勉強を続けなきゃいけなくなって、結局勉強についていけなくなって留年とか退学することになるかもしれないじゃん。だったら、私は血のにじむような努力をしてまで憧れの大学に入りたいわけじゃない。それよりも、入れる大学に入って、そこでしっかりと深く学んで、あわよくば大学院試験で憧れの大学院に入学できるようにする…そういう学歴ロンダリングする方が、戦略として正しいと思う、私の場合は。私の18歳は今年だけなんだ、受験勉強だけに若さを浪費したくない!

というロジックの元、勉強も演習も追いついていない雲の上の異次元の大学を、全てを我慢して犠牲にして勉強時間を絞り出す覚悟は全くないくせに、第一志望として書いてきたそうです。全ては「E判定に俺はなる」ために…肝だけは据わってるもいうか、図太いなあ。私が子すずめの立場だったら恥ずかしくて志望校として書けないよ…令和の高校生、強いな…

あ、模試終了後の自己採点?1番得点が高かった科目でも、残念ながら、「え?模試受けた意味がないんじゃない?」「え?その学力で模試受ける意味、無くね?」という得点だったそうです。記念受験ならぬ、記念模試かよ(T_T)

帰宅してから、自己採点結果があまりに悲惨すぎて悔し涙にくれるというよりも、不謹慎にエヘラエヘラ笑うしかできないようでした。模試直前に見たよびのりたくみの動画が役立ったとか、積分サークルが「ひとつだけ暗記するとしたらどの定理がコスパ良いか?」という動画で紹介されていた定理を暗記したら模試で早速出題されていたとか、なんか「私は勉強系YouTuberも見て勉強しているよ」的なアピールをしつこくかましてきました。(うるせーよ、私個人は2015年から葉一のファンだわさ!)

どんなに、教育系YouTuber動画を見てたって、問題解けないんなら…得点取りこぼすようなら…意味ないじゃん?「現役高校生が斬る!本当に使える教育系YouTuber」というキュレーションサイトを作っていて収益化できそうだってーのならば話は別だけど。

あ、あと帰宅後に「共テのようなマークシートではシャーペンより鉛筆の方がいいと思った。今こそ、安倍文殊院、天橋立智恩寺文殊堂、北野天満宮、太宰府天満宮で購入した合格鉛筆を使う時かもしれない!」と言ってました。文殊菩薩様と菅原道真公へお縋り申し上げてくださいな。

ということで、低空飛行ではありますが、受験生っぽくなって来ました。

実は、子すずめは自分の存在している世界で起こっている事象にはそれなりの興味関心があるので、全然解き方がわからない問題や未知の問題が出題されていても、子すずめの中の今まで培った常識を「拡張術式」かけて野生の勘で解いてみると案外マークシートの場合は正解できてしまう…という強運を持っています。そのチートを補正するケアレスミスの数も多いのだけど。(「拡張術式」×「野生の勘」の合わせ技は模試の場ではなくて、志望校の受験日にこそ発揮して欲しいと本気で思っている保護者です)

取れたはずの問題を間違ってたならリフレクションをしっかりやって、取れなかった問題なのに野生の勘で棚ボタした問題もしっかりリフレクションして、自分の身の丈に合った妥当な志望校」をしっかりと選定して、6〜10ヶ月後には「自分の身の丈に合った志望校」に合格をもぎ取って欲しいものです。

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