高2GW明け)塾でのアナログな勉強について思うこと

子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校2年生になりました。2022年4月からN高オンリー、N高純血種です。

子すずめは実は週3日、通学コースでの授業後の夕方に個別指導塾に通っています。個別指導塾への通塾歴は9か月目、昨夏の夏休み中に見学に行って夏季講習途中から週3日×2時間コースで入塾して今に至ります。

数学に関しては、チャート式の「白」(入門編の問題)を解くのが楽しいらしいです。数IAを終え、数IIBに取り掛かっているようです。塾では、紙の参考書(問題集)と紙の回答用紙使って取り組んでいるようです。子すずめの場合、頭の中で計算式が構築されてそのまま出力されるという[脳内スペース]の広さを持っていないようで、途中式を紙に書きつけないと解答まで行きつかないそうです。メモや途中式を書くけれど、それは見返すためのノートというわけではありません。めちゃ走り書きです。その計算途上のメモのために使った紙でしかないそうです。記憶しておきたいことについては別途ノートに書くこともありますが、計算するのに「紙」ないしは「手書きのメモを書くことができるスペース」が必要なタイプの[脳]だそうです。先日、溜まったその「途中式のメモ紙」を処分しました、A4用紙80g強2㎝厚。春先からの分です。その前に処分した時は…1.5㎏(通塾7か月目くらいに処分した紙)ありました。

「捨ててもいいもんなんだけどね、いつ捨てるかタイミングがわからなくて」「捨ててもいいものだし、たくさんあればたくさん勉強した証ってわけでもないとは思うし、効率よく勉強してこの重さになったというわけでもなく、非効率で何度も途中式をもう一度計算しなおしたりしたからダブり分もあるんだけど…でもこれだけの厚さ、これだけの重さを自分は取り組んだんだなと思うとなんか感慨深くて…」とのことです。物量というか「紙の質量」で勉強してきた歴史が感じられるのってアナログな勉強してきてこそ、ですよね。

アタマの良しあし、成績の伸びがあったかどうかは横に置いておいて、入門レベルであることを自覚して入門レベルをそれなりにコツコツ積み重ねていくことができている時点で、塾課金はアリだったな、と思っています。


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