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Sudoku Grand Prix 2020 Round 1 Write-Up

結果: 11/11, 480点。世界36位, 日本8位。
は????????????

事前戦略
難易度を無視した時のとっつきやすさはこんな感じでした:
Diagonal ダメ、Quadruple ダメ、Anti-Windoku そこそこ、Big Bands そこそこ、Battenberg Little Killer 得意?、Irregular Alternating Stripes 最悪、Distance ダメ

ラテンダメ芸人を4年間やってきたのでClassicはダメ。計算重めのvariantが得意で、埋め要素が強いが苦手のはず(最近よくわからない)。Irregularは非常に苦手意識を持っている。Distanceと斜めヒント+偶奇ヒント+計算系は今年のWSCで両方4, 5全消ししたという経験もありちょっと敬遠してしまう。

2019年の結果を見ると242, 341, 344, 346, 352, 398点。身の丈に合った目標を、ということで370-380ぐらいを目指すことにする。12 (Irregular Alternating Stripes)以外のvariantを全部取ると374点なのでそれでいくことにする(脳死。これほんとに計画っていうの?)。

今回のBGMはArctic MonkeysのBrianstormをずっとリピートしてました。

コンテスト開始
印刷を開始して初めて録画ボタンを押していないことに気づく。危ない。
久々過ぎて印刷したらClassicが最初に出てくるのを完全に忘れていた(1敗)。しょっぱなから計画が崩れてしまう。仕方なくClassicをやる。

2 Classic (27), 5:30, 4.9 pts / min
はい。体感速度は微妙だったので最悪の気分からのスタートだった。
次こそ高配点variantを、と思ったら用紙が切れてて6 (Diagonal)までしか印刷されていない(2敗)。少し逡巡して次のページからやることにする。

7 Quadruple (24), 6:02, 4.0 pts / min
開始2分20秒ごろ、上辺で勘違いをしてハタン。微調整で乗り切ろうとも失敗。開始3分30秒ごろかなり大きく消してやり直す。理詰めが見えず引きに行ってラストパターンを食らう。低効率。最後の埋めを30マス程残して提出できたのが救いか。

8 Product (33), 12:20, 2.7 pts / min
開始3分ぐらいで完全に手が止まる。Variantの中盤でClassicな手筋(Hidden Rowとか)を見落としがち。それなりに進むも開始4分半ごろ候補数字の見間違えか何かでハタン。こちらも微調整で乗り切れず、開始6分で全消し。全消しのダメージ、思っていたよりもはるかにデカい。

13 Distance (88), 8:17, 10.6 pts / min
WSCでやらかした高配点Distanceはしっかり復習したので大丈夫と信じて突撃。WSCの問題よりはるかに簡単でした。こちらも別に体感速度は高くなかったけど、なんかPGPでもめったに出ない高効率が出てて謎。

11 Battenburg Little Killer (77), 7:01, 11.0 pts / min
計算は得意、Odd-Evenはまずまずのイメージがあったのでそれなりの自信はあった。ここまでの高効率になるとは......計算系はハマることもあるしOdd-Evenを積極的にやっていくべきか?

10 Big Bands (66), 9:18, 7.1 pts / min
事前練習でLMIのやつをやったときはかなり遅くて、でも多少引きが通用することがわかったのでトントンかな、と思っていた。Bandが線対称だと2択が残って引けないじゃん....諦めて詰めることにした。つつがなくBandを全て確定させかなり順調、あとはClassicと思っていたら開始5分ぐらいでハタン。しばらく微調整しようともがき、開始7分半ぐらいで原因に気づく。Bandの数字の写し間違いでした。これがなければ11, 13並みの高効率だったと思うと悲しー。

9 Anti-Windoku (65), 13:02, 5.0 pts / min
開始2分40秒ぐらいから5分半ぐらいまでほとんど手を動かせていない。仕方なく仮定をしてはほとんど進まないを繰り返す。半分引きに行くぐらいの気持ちで仮定しまくって何とか解く。

この辺で「まだ30分も残ってるの!?」と思う。上振れした時のコンテスト計画を用意していない!配点を見て、11の様子見をすることにする。

11 Irregular Alternating Stripes (85), 2:10, 諦め
Irregularむーりぃー。ここですっぱり諦められたのは良かった気もする。

1 Classic (21), 4:48, 4.4 pts / min
6 Diagonal (21), 3:43, 5.7 pts / min
3 Classic (28), 5:58, 4.7 pts / min
4 Classic (30), 7:06, 4.2 pts / min
あとは特に特筆すべきところのない普通のラテン苦手芸人をしています。高配点は詰めが一生見えないとかが怖いので低配点から。残り5分を切ったので見直して終了。

ときなおし
5 Classic (35)
, 3:42, 9.5 pts / min
異様に同盟が見えた。480とかとれたしClassicもこのスピードだしラテン苦手芸人返上か?と思っていたが、分析してみるとこれがおかしいだけで別にClassic力は上がっていない。

11 Irregular Alternating Stripes (77), 2:10 + 16:46, 4.1 pts / min
捨てたのは賢明だったと思います。

感想
中盤の謎の超高効率。自分の中でOdd-Even系とDistanceの地位(?)が上がった。
全消しのダメージが非常に、非常に大きいことを知った。単純に効率が1/2ぐらいになるし言われてみれば当たり前なのだが。
それと録画をしてどんなタイミングでハタン→全消しが発生しているか知れたのは有益だった。原因はほとんどClassicの勘違いとか見間違いとかなので、明らかにClassic力のなさに帰着することができる。Classic力を上げないことにはこのパフォーマンスが繰り返せないことは分析して嫌というほどわかったので、練習を、します。

というわけでSP1と市民に便乗するのでした。今年からはしっかり手元を録画して分析していこうと思います。

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