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4年以上冷凍室で眠っていたクサギの実で染める

憎き新型コロナが現れる以前に収穫して、家庭用冷蔵庫の冷凍室で眠っていたクサギの実。
何年かに渡って少しずつ貯めたものだから、冬眠していたのは4年どころではないものも混ざっていましたが、ついに日の目をみることに!

そんなに長期に放置していて染まるのか?
試してみました。

染まりました! 冷凍4年でも色は生きておりました!


向かって左:白糸(染める前)、白糸を染めたもの
右:生成り糸(染める前)、生成り糸を染めたもの

白糸は一煎目、生成り糸は二煎目の染液を使用。
ワタシが勝手に師と仰いでいる青木正明氏の著書『天然染料の科学』(日刊工業新聞社)の「媒染を必要としない主な天然染料」という表にクサギの実の青も並んでいたので、今回は媒染ナシで染めました。バッチリです。

こんな結果になるのなら半分は残しておいて、毎年ちょこっとずつ染めるんだったな。まあ、もう染まらないだろうと思って始めたからなぁ
続きの実験ができるとしたら、6年後? お楽しみに。

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