石油開発投資は減っているのか

引き続き、シェブロンの決算を読んで考えます。


https://www.chevron.com/investors/press-releases

・2021年の資本的支出と探査的支出は117億ドル
(2020年は135億ドル)
・上流(油田開発等)への支出は、2021年に全社合計の82%を占めた。


2020年より2021年の方が需要が大きく原油価格も高く、経済環境や見通しがよかったのに、設備投資を減らしています。

原油価格的に直近の収益は十分に見込めるはずですが、長期的には脱炭素で石油需要が減ると言われています。
石油新規開発をしたいのかしたくないのか、本音のところはわかりませんが、石油メジャーがかなり投資を減らしているのは気になるところです。


参考  シェブロンとは


・シェブロンは、世界有数の総合エネルギー企業です。
・より豊かで持続可能な世界を実現するためには、安価で信頼性が高く、これまで以上にクリーンなエネルギーが不可欠であると考えています。
・シェブロンは原油と天然ガスを生産し、輸送用燃料、潤滑油、石油化学製品、添加剤を製造し、当社のビジネスと業界を強化する技術を開発しています。
・シェブロンは、事業活動における炭素の低減に注力し、従来の事業分野とともに、より低炭素な事業の成長を目指しています。

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