$DAL 2023Q3決算分析
【今回決算】
売上○:14.6B vs 14.55B
EPS○:2.03 vs 1.93
【業績】
売上高は154億ドルで、前年同期比+11.3%でした。
売上高、EPSともに前年同期より成長したものの、第二四半期の業績は割り込みました。
前年同期や第二四半期と比較すると、有償顧客マイル数は伸びたものの乗客マイル利回りは低下しました。
第4四半期に向けたガイダンスでは、9~12%の売上高成長、9~11%の営業マージンを予想しています。
通年ガイダンスでは20%程度の売上高成長、EPSは6~6.25ドルを予想しています。これは前四半期の6~7ドルと比較すると下方修正されています。
【投資判断】
特需による急成長は終わり、成長率の鈍化が顕著です。
通年ガイダンスのEPSの上限は下方修正され、アフターコロナのストーリーは完全に終了したと言えます。
旅行関連銘柄は普通のシクリカル株に戻ったと言えます。
ガイダンスに基づいたPERは5.68倍です。
平時のPERは8~10倍程度で、今は割安と言えます。
投資家からの関心も薄れている今なら、仕込んでも良いかと思います。
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