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ハガキ職人を一年やって分かったこと

僕はラジオネーム「あいつら全員町内会」として2022年の10月からラジオへのメール投稿を始めました。
1年経って分かったことを書いていきたいと思います。

・メール読まれた時の脳汁がえぐい


メールを読まれた時、脳内麻薬がドバドバ出ているのが分かります。急に体が熱くなって無敵感を得る事ができます。特にコーナーの最後に読まれると、「俺のメールが一番面白かったのか!」(そんなことはないかも知れない)と、とっても嬉しくなります。僕はギャンブルを全くやらないんですが、その理由の一つは快楽を感じるならメール投稿で十分だと思っているからです。

・常連ハガキ職人やっぱすごい

どのラジオに毎回読まれているような常連のハガキ職人がいます。僕が一番好きな「真空ジェシカのラジオ父ちゃん」で言うと、扁桃パンダさん、馬のクリに念仏さん、小倉ツイストさんなどがいらっしゃいます。
そういった人たちって、マジで面白すぎるんです。ふつおた1つとっても、ちょうどいいユーモアを入れてきますし、ネタメールも「どうやったらこんなん思いつくねん」と感嘆してしまいます。特定の番組だけではなく、その他の人気ラジオでもたくさん読まれているので尊敬しています。

・俺は凡人

僕はメール投稿を始めて一週間で採用されてその後も毎週何かしらのラジオではメールが読まれていたので「自分はお笑いの才能があるんだ」と思っていましたが、めちゃくちゃ勘違いでした。所詮凡人の発想から生まれる質の低い笑いでしかなかったし、今ではネタが1つも思い浮かばずメールを送れていません。大学卒業後は作家で食っていこうと思っていたのですが、自分が凡人であることに気づいて挫折してしまいました。

・普通の人はラジオなんて聞いていない

授業で自己紹介がある時に「ラジオが好きです」「ハガキ職人をしています」といったことが数回あるのですが、反応が良かったこと、「俺/私もラジオ好きなんだ」と話しかけられたことなど一度もありませんでした。逆に場が白けることの方が多かったです。「ラジオは日陰者のコンテンツ」と言う風潮がまだ多少あるのでしょう。普通の大学生は恋愛とアイドルの話しかしてません。
この経験から僕はラジオ好きを公言することをやめました。

・生活が破綻する

ネタメールを考えたり、ラジオを聴いたり、発想力を養うためにいろんな映画や本を読んだりと忙しく生活が破綻しそうになりました。僕はハガキ職人としてラジオが最優先の生活を送り始めてから明らかにGPAが下がりましたし、交友関係もパッタリなくなりました。ラジオのおかげで出会えた素晴らしい作品もありますが、危うく留年、孤立の危機でした。


パッと思いついたのはこんな感じでした。色々書きましたがラジオがやっぱり大好きです。友人もいないしSNSも辞めたので、ラジオの素晴らしさを共有する人はいませんが、一人でラジオへの愛を深めていきたいです。ハガキ職人もしばらく続けていきたいです。

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