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初心者向け実践FX講座2021.11(1)

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

ピックアップニュース:2021年10月25日 5都府県の時短要請解除

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211025/k10013320351000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_124

一時期は5,000人を超えていた東京の感染者数も10人代にまで落ち着き、全国の新規感染者数も500人を切るペースがつ続いています。
こうした感染状況から、東京、大阪、千葉、神奈川、埼玉の5つの都府県では25日から飲食店への営業時間の短縮要請が解除されました。
約1年ぶりともなる全面解除。
経済活動再開に向けて、活気づいていくと良いですね。

FXコラム:リスク回避姿勢でクロス円の影響を色濃く受けたポンド円

9月のポンドの対円相場は151円台前半で寄り付くと、中旬にかけて151円から152円台を中心に底堅い推移が続き、14日には高値152円台後半まで上昇した後、反落しました。
市場のリスク回避姿勢が強まるなかで、クロス円の下落に連れてポンド円相場も下げ幅を拡大しました。

21日には一時149円を割り込み、7月20日以来の安値水準に沈みましたが、市場のリスク回避姿勢が和らぐなかで反発すると、28日は一時152円台を回復しました。

BOEのマン委員の「物価上昇は一時的であり、現時点では厄介な問題ではない」との発言を受けて早期利上げ観測が後退するなか、150円台後半に値を下げて推移しています。

9月のその他の各国の為替相場の詳しいチャートはこちらの記事を参考にしてみてくださいね
→テーパリングと中国の恒大集団の問題で揺れた2021年9月のドル円と世界の相場
https://wp.me/paAhJs-V3

FXの基礎知識:トレーダーの心理を表すラウンドナンバー

ラウンドナンバーは通貨のレート末尾が「00=ゼロライン」となる値で、「ダブルオー」や「キリ番」とも言われます。
世界中のトレーダーが、アクションを起こし易いポイントとなり、サポートラインやレジスタンスラインとして意識され、反転ポイントになるケースが多いです。

ゼロラインを境にして、レンジ相場が形成されやすくなりますが、変動値幅の大きなローソク足が出たら、相場の勢いに負けてラウンドナンバーはスルーされて進行を続ける傾向があるので注意が必要です。

詳しい活用方法は下記で解説していますので参考にしてくださいね。
→ラウンドナンバー(ゼロライン)を狙ったFXトレードの特徴と注意点
https://wp.me/paAhJs-NO

FX用語解説:バックテスト

バックテストとは、取引ツールにあるプログラムを利用して、自分の戦略(ストラテジー)を過去の為替レートや株価などに当てはめた場合にどのような結果になるのかをチェックするテストのことです。

例えば、現在良い結果を出しているシステムトレードの戦略があったとしても、これはたまたま現在の相場に合った戦略であって、長期的にみると大きな損失を出していたなんてことがありえます。
逆に過去の相場で良い結果が出ていたものでも、現在の相場でそれが同様に適用されるわけではありません。
これらを考慮しつつ、システムトレードを利用する場合は、いくつかのバックテストを行い、最大ドローダウン(過去の損失額の中で最大の損失)や、期待値などを見つけ出すことで、リスク管理を含めた予想がしやすくなります。
FX会社の提供しているツールを使って行う他、自分でプログラムを組んで行う事もできます。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね!
→FX用語集
https://apple.co/2JMLHPI

→ウェブ版はこちら
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー:Q.取引しやすい曜日はあるの?

各国の取引所がクローズとなる、土曜の朝から月曜の朝までは取引は行なえません。
土日に為替に関わる動きがあった場合は、月曜の開始の際に大きく窓が開く場合がありますので、月曜までポジションを持ち込まずに金曜で手仕舞いするというトレーダーもいます。
初心者のうちは特に月曜(値動きが激しい場合は火曜)から金曜くらいを目安にトレードするとリスクを減らせます。

今週の注目経済イベント

11月1日(月) 米 ISM製造業景況感指数
11月2日(火) 米 FOMC ~3日、日 日銀決定会合議事要旨、豪 RBA理事会
11月3日(水) 米 ISM非製造業景況感指数・ADP雇用統計・製造業受注、欧 失業率
11月4日(木) 米 貿易収支、英 BOE金融政策発表、豪 貿易収支・小売売上高(改定値)、独 製造業受注
11月5日(金) 米 雇用統計、欧 小売売上高、豪 金融政策報告、独 鉱工業生産

FXや経済に関わるニュースをいち早く知るにはニュースアプリが便利です!
→FXニュース速報まとめ
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

日曜は衆議院議員選挙がおこなわれました。
今年は芸能人もSNSを使って投票を呼びかけるなど、若い世代の選挙への関心も増えてきています。
選挙結果だけでなく各世代の投票率にも注目したいところです。

そして、気をつけたいのが為替の変化。
政権により為替相場へのスタンスが異なるため、選挙結果が相場に与える影響は小さくありません。
土日をまたいでポジションを保有する場合は、急変時に備えて証拠金を増やしておくなど、リスクに備えておきましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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