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良質な不信感 -「殺しへのライン」感想-
結局GWは、家にこもって本を読んだり執筆をしたり紅茶を飲んだりパンを焼いたりする、ほとんどミッフィーちゃんみたいな生活をしていた。書いている内容はミッフィーちゃんとは程遠いけど。
読んでいたのは、アンソニー・ホロヴィッツの「殺しへのライン」である。
ホロヴィッツはカササギ殺人事件を読んで「なんかヤな話だなあ! 最高!」という経緯で好きになった。元々ミステリ好きなのもあるが、カササギ殺人事
ポンコツここに極まれり
GW、4連休の初日である。朝食用に入れた紅茶を盛大にこぼして始まった。
さらに昨日先輩から貸してもらった器具を後で片付ける気で放っておいたら忘れ、そのまま置いて帰ったことを思い出し、急いで謝罪の連絡をした。ちなみに片付け忘れはこれで2回目である。今は許してくれているが、そのうち両脚をライフルで撃たれたのち、砂糖水ぶっかけられて夜の比叡山に放置されるかもしれない。マジで気をつけよう。
そん
注文に時間がかかるカフェ@大阪に行ってきたよルポ
私は趣味で小説を書いている。その登場人物の中に吃音症の子がいるのだが、実際のところ吃音症がどういうものなのか、キチンと理解できていない。
ということで、取材も兼ねて注文に時間がかかるカフェに行ってきた。主に自分用だが、せっかくなのでまとめようと思う。
そもそも、吃音症ってなんだ?
吃音症とは、言葉が滑らかに発音できない発話障害の1つ。主に以下の3つの種類がある。
連発→「こ、こ、こんに
【舞台感想】ハリーポッターと呪いの子
私はハリーポッターがそこそこ好きである。ハリーポッターの映画はファンタビも含め全作視聴済みだし、イギリスに留学していたころにキングスクロス駅のショップでスリザリンの制服を一式揃えて持っているくらい、そこそこ好きだ。自分の中では結構好きなのでは?と思っているが、ハリーポッターはガチ勢がすごすぎるので「そこそこ」好きと公言している。
加えて観劇はかなり好きなので、舞台呪いの子は前々から気になって
オタクでいるのも楽じゃない
久しぶりに朝10時に起きた。
最近気分が落ち込みがちで、動くのがしんどかった。そんな中でも休日でも朝7時に起きたり、朝走ったり、暖房をつけたり、筋トレしたり、パンを作ったり、お菓子を作ったりとなんとかだましだまし自分の機嫌を取ろうとしていた。でも相変わらず気分は悪いし、死にたいし、物価高いし、すべてが嫌になって昨日の夜唐突に寿司を取ってたらふく食べて寝た。今朝は7時のアラームを無視しして二度
忘れられた人々のための芸術
表現をしていると、作品を批判されることはままある。単なる誹謗中傷のこともあれば、的を得ていることも多い。厄介なのは前者だが、後者の方が精神的ダメージは強い。余裕がある時ならば少し凹んで受け入れるが、余裕がないと筆を折ろうかとも考える。
幼少期から私はプライドが天に昇るほど高く、この手の批判に耐えられなかった。そこで生み出される思考が、「私の作品は馬鹿には理解できない」だった。自分は沢山本を読