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ヨガアライアンスRYT200、正式には何時間の授業を受講するの?

RYT200:現在の規定

   講師との対面125時間 (5つのカテゴリーの規定時間)

+ 講師との対面55時間(5つのカテゴリーから選択)

+ 講師との非対面20時間(自習・課題など)

 =合計200時間

125時間+55時間=180時間は対面受講の必要があり、残り20時間は非対面でも構いません。

180時間の内125時間は、5つのカテゴリーで定められた必要最低時間を超えるようにカリキュラムを組み、事前にヨガアライアンスに申請するように定められています。

カリキュラム:5つのカテゴリー


1:アーサナ、呼吸法、瞑想法、プラクティスや解説
2:ヨガクラスの指導法、ヨガビジネスなど
3:解剖学・生理学・エネルギー
4:ヨガ哲学、ライフスタイル、倫理
5:プラクティカム

全米ヨガアライアンスが認める200時間のヨガインストラクター養成講座では上記の様なカテゴリーでヨガインストラクターとしての基本を学びます。200時間のうち180時間は直接講師から指導を受ける時間(コンタクトアワー)が定められています。

コンタクトアワーが125時間のみ、というのは誤った理解ですので、もしご自身の通っているスクールで180時間の対面受講時間が足りない場合は卒業までに再度ご確認ください。

全米ヨガアライアンスの定めるRYT200の基準 RYT200 standard

RYT200の資格認定を受けたい場合、200時間の内180時間は直接ヨガアライアンス認定校のトレーナーから学ぶ必要があります。

「コンタクトアワー」「ノンコンタクトアワー」というように対面、非対面時間が定められており、合計で180時間の指導(コンタクトアワー)が義務付けられています。

200時間の内180時間は、認定されたトレーナーとヨガを学び単位取得を行う必要があるということです。

ヨガアライアンス本部の方のお話では、現在いくつか基準を守らないスクールでトラブルが起こっているとのことです。実際、このようなトラブルが少なくはないと大変困っておられる様子でしたが、ヨガ団体ということもありピースフルな解決を心がけてらっしゃるようです。(2021年11月現在)

・受講したスクールが全米ヨガライアンスの正式認定校ではなかった
・125時間しか対面の受講時間がなく、単位が足りないことが発覚した
・短期集中合宿で12日以下しか受講しなかったため、単位が足りない

基準を満たしていないスクールで受講した場合、受講費だけでなく受講した時間が無駄になってしまう場合もあるようです。
受講開始する日には、スクールがヨガアライアンス認定校としてヨガアライアンス本部の公式ホームページに掲載され、RYSとして認定されている必要があるとご説明いただきました。

現在多いトラブルとは、RYT200講座を受講し晴れて修了証を手にしたけれど、登録しようと思ったら認定される基準に達していなかった、もしくはスクールが認定校として存在していなかったという問題とのことです。

現在、以前認められていたアフィリエイト校の制度は認められておらず、カリキュラム内容を貸すような方法は本部としては認めていないそうです。

それぞれのスクールがスクールとリードトレーナー、トレーナーの認定を受ける必要があるとのことです。

面倒だと思わずに、一度ご確認いただいてから受講を決めていただければ安心かと思います。

認定校かどうか確認する方法を以下のページにも記載していますので、ご自身の受講したいスクールや受講中のスクールが正式認定校かどうか、是非ご確認いただき、安心して受講を進めていただければ幸いです。

万が一トラブルに合われた場合は一度ヨガアライアンス本部にご相談ください。

ヨガアライアンスがこのような状況を踏まえ、2023年12月までに段階的に変更する新基準を発表していますので、その辺りもまた詳しくお知らせ致します。

※現在はオンライン講座の提供も期間限定でヨガアライアンス本部が認めています。オンライン受講の場合も180時間の受講時間は満たす必要がありますが、リアルタイムでの指導と動画などのオンデマンド受講を織り交ぜることで単位認定が可能となっています。

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