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正解のない情報の海に飛び込む子羊

# 筆者

小林 秀樹 KOBAYASHI HIDEKI
東京都出身 フロントエンドエンジニア
在学中に、元々Geekへの憧れがありつつたまたま学生団体からHP制作の相談を受けたことがきっかけでプログラミングを独りで学び始めました。
案件には、瀬田君との出会いがきっかけで関わるようになりました。
フリーランスとしては4年目で、2年ほどスタートアップ企業のWebサービスの開発に携わった経験もあります。
また教育に非常に関心があり、これまで10名以上にオンラインメンタリングという形で1対1のプログラミング教育を行ってきました。
プログラミングを学びたい人の道標になれるよう、活動をしております。

# はじめに

先日、9/13日にプログラミング初心者向けの座談会を行いました。参加者は4名+主催の僕(@hideki_climax)と瀬田(@YutoSeta)の合計6人でした。

初心者の皆さんのお悩みを聞きながら、僕らも色々な気づきがありました。

# 「何をしたら良いか」 「どこまでやれば良いのか」という呪縛

参加者全員の方で、おおむね共通していた課題は「何をどこまで勉強すれば良いのかわからない」ということでした。

そりゃそうですよね。今プログラミング学習と調べれば、いろんな学習サイト、スクールの情報が無限に出てきます。あらゆる情報の中から、自分に合った情報に出会うことは非常に難しいです。しかも、どこまで学ぶ必要があるかは、その人の目的、目標によってさまざまな答えになるでしょう。

例えば、まずLPの制作に取り掛かりたいのであれば、せいぜいHTML/CSSをきちんと構築できて、多少のJavaScriptができて、メールフォームを作ることができれば最低限十分でしょう。しかし、webアプリケーションの開発が目標なら、JavaScriptやバックエンドの言語(PHPなり、Javaなり)の一定の理解が必要です。もちろん、就職先の会社さんの体制次第ではこのラインもさまざまに上下します。

自分にとって適切なラインが一体なんなのか、そのラインは高いのか低いのか。これを知らないと、必要ないものに手を出したり、必要以上の学習をしてしまう可能性が高いわけです。実際参加者の方の状況もそうでした。

この問題は、2年ほど前に座談会を開催したときも参加者の方が抱えていました。あれから情報自体はどんどん増えていますが、結局この問題の解決には至っていないようです。

# 正解は、自分で構築しなければならないこともある

先述の通り、どこまで学べば良いのかという問いにはさまざまな答えがあります。情報は無限にあれど、それらは直接答えを教えてくれるわけではありません。自分が何をしたいのか、自分が関わろうとしている人、会社はどこまで求めているのか。これらは自分で決め、自分で聞かなければわかりません。

とにかくポートフォリオを作って、面接に行き、見てもらってフィードバックをもらうという方法もあるかもしれません。

もちろん、僕らもこの課題について発信を続けるでしょうし、できる限りお答えしたいと思っています。それでも、あなたにとっての正解は、最後はあなたが見つけるしかないのです。

# まとめ

僕らはプログラミングを学ぶ上でのさまざまな課題について情報発信をしてきました。初心者の方との交流もそれなりに多くさせていただいてきました。

それでもまだまだ課題は大きいですし、むしろ情報が増えすぎて解決が難しくなっている側面もあるように感じます。

なるべく皆様の参考になるよう、引き続き活動を続けていきます。

# 次回の座談会についてと、eclairの最新情報について

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第2回 eclairプログラミングオンライン座談会
日時:10/23(土)19:30 ~ 21:30
定員:5名
会場:オンライン(開始前にURLをお送りいたします)
参加方法:@eclair_labo2021のDMに「参加希望!」とご連絡ください。

また、eclairの活動に関する最新情報についても@eclair_labo2021からご確認いただけますので、ぜひフォローをお願いします。

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