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技術はネットで学べ!ビジネスをネットで学ぶのは気を付けろ!

# 筆者

瀬田 雄登 SETA YUTO
学生時代に就職せずに独立したいと思い、プログラミング学習を開始しました。当時は周りに合わせて会社の中で働くイメージが湧かず、手に職を付けたいと思っていました。
その後、大学1年生の冬にウェブ制作会社でインターンをした後に独立。
現在、ウェブ制作を本業にフリーランスとして5年目にはいります。
プログラミングで独立したい方や仕事のキャリアを築いていきたい人たちに何かきっかけが与えられたらと思っています。

# はじめに

先日、プログラミング初学者向けの座談会を開催しました。参加者それぞれにプログラミング学習に関する悩みを打ち明けてもらい、運営のeclairメンバーが答えるという形で進めていきました。参加者は4名、運営は僕(@YutoSeta)と小林(@hideki_climax)の2名の計6名で2時間ほど開催しました。

# 何の情報を信じたらいいかわからない参加者が続出・・。

座談会でそれぞれの参加者の悩みを聞いてみると、総じて「ネットではいろんな情報が出回っていて何を信じて学習を進めて行ったらいいかわからない」という声が続出。

プログラミングスクールやオンラインコミュニティ、学習教材、メンタリングサービスなど、ありとあらゆるプログラミングや副業の情報が出回っているために、参加者の皆さんは「自分が何の情報を信じて目標を実現させて行ったらいいのか」判断がつかなくなってしまっているように見えました。

# 僕は、スキルは独学で、仕事のレベルは現場で学んだ。

僕がプログラミング学習を始めた当初はそもそも情報が限られていたので、溢れた情報で迷うことはなく、ドットインストールと書籍で技術の学習を進めていました。プログラミングスキルについては独学でもネットの情報だけでなんとかうまく行ったのです。

しかし、ある程度、学習が進んできて「今の技術だけで本当に仕事に繋がるんだろうか?」という疑問がでてきました。どのくらいのレベルなら仕事になるのか、実際に仕事を獲得するには何をしたら良いのか、についてはネットの情報を調べるだけでは、いつまでも実感が湧いてこなかったのです。

そこで、ウェブ制作会社のインターンに応募しました。実際に案件を通じてクライアントのウェブサイトを制作していきました。そうして、上司に教えてもらいながら現場で経験を積むことで、品質や水準を含めた仕事の実感を得ていったのです。

# 技術はネットでもいいけど、ビジネスは現場で学ぼう。

技術はどこでも使えるものだからこそ、ネットでも一般化された情報が共有されやすい側面があります。でも、やっぱり、仕事に関していうと、どんなお客さんとどんな仕事が回っているかは、現場によって本当に様々なので、あたかも「これがビジネスの正解です」というような情報はあてにならないです。鵜呑みにしてはいけないと思います。一歩引いて見ることが大事です。

イラストや写真含めたホームページをつくる会社なのか、ウェブアプリケーションを受託する開発会社なのか、自社でサービスを運営している事業会社なのか。プログラミングがどんな形で実際の仕事に活かされるかは、ビジネスの現場によって本当に様々です。

プログラミング初学者の皆さんは、どんな形でそのプログラミングが仕事に活かされていくのかイメージできてますか?もし、仕事にしようと思ってるなら、実際に仕事に取り組んでいる先輩をみつけて、現場の話をきいてみましたか?

# まとめ

何年か前にも座談会を開いてみたのですが、蓋を開けてみれば、プログラミング学習者が抱えている悩みは、当時と変わらず、実際の仕事までのイメージが湧かないということでした。

いろんな情報が溢れた今だからこそ、どれを選んだら良いかわからないという話もあがってきますが、正解はあの時もいまも変わっていないように思います。スキルは自ら学び、スキルを活かせるかどうかは現場で飛び込んで確認しましょうということです。勇気を出して現場に飛び込みましょう。

# 次回の座談会についてと、eclairの最新情報について

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第2回 eclairプログラミングオンライン座談会
日時:10/23(土)19:30 ~ 21:30
定員:5名
会場:オンライン(開始前にURLをお送りいたします)
参加方法:@eclair_labo2021のDMに「参加希望!」とご連絡ください。

また、eclairの活動に関する最新情報についても@eclair_labo2021からご確認いただけますので、ぜひフォローをお願いします。




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