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櫻坂46 京都リアミー 参戦記

本日13日 (土) 京都パルスプラザにて開催された櫻坂46 7thシングル『承認欲求』のリアルミート&グリート (個別トーク会) に参戦してきた。

かくいう私は「ミーグリ」企画は初めての参加となる。オンラインミーグリは、行かない勢だからである。
特に確固たる信念があって〜というわけでもないのだが、私は、以前からいわゆる握手会商法に対しては少なからず疑問を持っていて嫌悪感もあった。どういう運命のいたずらなのかは知らないが、皮肉なことに櫻坂を推す身となった今でも、その感情と櫻坂を推しているという「ねじれ」とも言える違和感を抱いているのが正直なところだ。それはある種のコンプレックスと言えるのかも知れない。
また、私自身が強い人見知りなため「一体、その場で何を話したらいいのだろう?」と臆病になっているのもある。自意識過剰なオジサンは、少しでも気の利いたことを喋ろうとして、結局、収集がつかなくなってメンバーが不快な思いをしたら嫌だなぁなんて怖気づいたりもしていた。
ミーグリレポを読むと、そこは回数を積むしかないのだろうが、そんな煩わしさから逃れていた…というのもある。
今もってその意識が完全に払拭されたわけではないので、「推し方は人それぞれ」のスタンスをとってきた。

そんな私が、なぜ今になってリアミーに参加する気になったのか?それは、推し活を進めていく中で、ようやく櫻坂メンバーに〜推しに、ただ単純に同じ空間で「会いたい」「直接、自分の想いや感謝の気持ちを伝えたい」と思う心境に至ったからだ〜と言うしかない。

私にとっての最大限の推し活は、ライブ参戦である。それは今後も変わらない。
坂道アイドル不毛の地〜四国からの遠征は、様々な負担が大きい。しかし、あのライブ感を一度味わうと「次はどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう?」と期待が膨らみ続ける。
そのライブ感を例え短時間であろうとリアミーという形態なら、また違った形で体験出来るのでは〜と思ったからだ。
ただ、私はいくらリアルと言っても、握手会なら参加しなかったであろう。今後、握手会が再開されるのかは依然不透明だが、一定の距離を保ったこんな機会だからこそ行くという人間も少なからずいるということでもある。まだその辺の妙な“こだわり”は残っているのかも知れない。
恐らく今後もオンラインには参加せずリアミーの機会を待つことになるのだろう。
でもまぁ色々と屁理屈をこねたところで所詮その「商法」に乗っかっていることに何ら変わりはないわけで、そこはエラそうに言えた義理ではないが。


当日をむかえるまで色々と不安があった。
まず、システムの理解の問題である。オンラインも行ったことのない私は一連の流れがよくわかっていない。
約一週間前に、案内が来るとのことだが、一体どこにどういう方法で来るのかを把握していない。
forTUNE meetsのサイトのどこを見たらいいのかわからなかったのだ。せっかく得た権利をみすみす放棄してしまうことの懸念から、色々と探ってみると、案内はオンラインサイトではなく、特設応募サイトに来るらしいことがなんとなくわかった。そして、5日にQRコードが届いていることを確認し、ホッと一息…というそんなレベルなのである。
当然にして、公式のショート動画は何回も視てイメトレはしているので、当日については、実際に現地で身を委ねて、その流れを把握するしかない。ジックリと、かつ、速やかに行動することを念頭に周囲を見ていくこととした。


パルスプラザに向かう前に、しーちゃんVlogの聖地巡礼として平安神宮に行ってきた。そこから地下鉄を乗り継いで竹田駅に着く。

天候は午後からぐずつくとのことだが、まだ晴れていたので歩いて行く。途中コンビニに立ち寄りお茶を買うのだが、恐らく店内の客は100%Buddiesだったろう。
まぁそこそこ歩いたが想定よりは近く感じた。行きはよいよい〜というやつか…

今回、私はあるFFさんが呼びかけてくれたきらちゃんへの祝花企画に参加した。従前から、祝花を出す行動力のある方々には尊敬、畏怖の念しかなかった。私にはそんな力量も器量もないので、人様の企画の末席に交ぜてもらった次第だが、なぜ参加しようと思ったかと言えば、推しに喜んでもらうと共に、自身への目に見える形での記念にしようと思ったからだ。

(画像は呼びかけていただいたFFさんの報告ポストから)

第一部に入るために4列縦隊で並んでいく。皆さん大きな声も出さず整然と並んでいる。
これを「民度」と言うならそうなのだろう()
入場時にペットボトルの試飲を一口求められる。おやすい御用だ。そしてそして、コンビニで念の為にパンを買っていたのだが、それも一口かじることも求められる。あ〜ナルホドね〜。全然大丈夫っす。少しかじったらOK出ました〜この確認も大事ね〜

一部は先ず、あきぽレーンに並ぶ。
5番目の並びで、あきぽと対面。
えっお顔がちっちゃい!
「やまびこさん」と名乗り、ゴールデンラヴィット出演起用のお慶びを申し上げると直ぐに「お時間で〜す」のコール。
「えっ 3枚でこれくらいか〜?」とリアミーの基準を脳内に落とし込む。

そして“腹が減っては戦はできぬ”と二部までの間、2階のまどい食堂にて昼食をとる。
「プレミアムハンバーグ」を注文するも、ハンバーグそのものがワンプレートで出てきただけで「えっ?これだけ?」っと驚いた。直後、ライス、サラダ、ドリンク類はブッフェ形式になっているのだと理解し、安堵しながらも食事を続けた。

二部はきらちゃんレーンに並ぶ。
3rdアニラで買ったPakeなるグッズをここで活用する。「やまびこさん」のネームをつくり首にかける。(下図参照)
今回、直前に掌をチェックされるのだが、「手汗対決」なら負けないのに…などと思ったりもした()
先ずはニックネームを名乗り、お誕生日のお祝いを述べる。祝花企画に参加したことを告げるとタイムキーパーのスタッフから「そろそろお時間です」とポンポンと二度肩をたたかれる。こんな優しい肩叩きは長い人生で初めてだ。肩叩きというネガティブな行為が「もうよろしいでしょうか?〜ご苦労様でした〜」と言わんばかりのアクションに昇華した瞬間を、いにしえの都、京都で体験したのだった…

さて、三部に入る前に、待っていたのが例の案件である。

まぁ最もベタな形での発表と受け取ったのだが、TL上でも指摘されている通り、「そこさく」の課題解消が先だろうに…との声は最もだろう。よりによってわざわざ西日本で発表することもなかろうに…と思うと同時に、スケジュール的に発表しただけで「京都だから」の意味付けもハッキリ言ってあまりないものだとも思っている。
まぁ地方民はまたまた愚弄されたな…の思いもあるのだが、それより、こんなペースでシングル発売を進めて大丈夫?との危惧のほうが強い〜
先ずもってオタクがもたないよ…もちろんメンバーが一番大変だが…
ここは冷静に各人の財政事情で対処するしかあるまい。
それと、これも皆さんご指摘の通り、BACKS LIVEを控えてのこの時期に発表かぁ〜との思いもある。前回のBACK LIVEもそうだった。なんともスケジュールだけでない容赦ない厳しさを感じた次第だ…


三部は先ずきらちゃんレーンに並ぶ。
2回目で、きらちゃんもサッとネームを見ただけで「やまびこさん」と応えてくれる。こんな対応が出来るのが「我が推し増本綺良」のクレバーさでもある。
前日のSHOWROOMを視て「綺麗になったね…」との感想を伝えたら「お時間です」となった。チャンチャン。お後がよろしいようで〜

続けてゆーづレーンに並んだ。

3月のおもてなし会でのお見送り以来の至近距離であったが、一年と言う月日の早さと重みを感じてしまったのだった…これはもう、次の機会にあらためてチャレンジするしかないのだろう〜

最後の四部にきらちゃんレーンに並び、今日会えたことの喜びを伝えると共に、3月のアリーナツアーに絶対に行くよ!と誓った。
この時は「あっやまびこさん」と直ぐに認知いただけたようにも思えた。別に認知されようなんて少しも思ってないもん〜効率的にいいかな?と思ってネームホルダー下げてるだけだもん〜などと強がっていても、やはりバカなオタクはうれしいものだ♪
そして、きらちゃんから「体調に気をつけて〜推しメンタオルありがとう♪」と言ってもらった。
「きらちゃんも体調管理気をつけて」と言って、最後のリアミーを終えた。
実を言うと、今回は、今後も色々と出費がかさむので、グッズ購入は控えようと思っていたのだが、せめて推しメンタオルでも…と一点だけ購入した。kiratalkでタオルを掲げた姿を送ってもらった直後だけに「買っておいてよかったぁ〜」となったのだった。

なんともニヤけて締まらないオジサンだろうな〜と自覚しつつも、嬉しさは隠せない。
そんな思いを抱きながら会場をあとにした。

メンバーに至近距離で会う〜という当初の目的は達成した。
上手くいかずガッカリするかな…と弱気にもなっていたが、初めてのリアミーは想定以上に満足のいくものだった。
小雨降る伏見の道のりを竹田駅に向けて歩く一人のBuddiesの姿があった…

ホテルのある四条烏丸に戻り、居酒屋で月桂冠の熱燗をグビリとやりながら今回の思いに繰り返し浸るオジサンであった。

おしまい〜


【番外編】


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