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ゾノとキラ

【櫻坂46 大園玲と増本綺良の見た風景】

8月18日櫻坂46公式YouTubeチャンネル「櫻坂チャンネル」にて、大園玲と増本綺良の【初海外】ラヴィット、オーストラリア・ケアンズロケの模様が公開された。

7月26日と8月2日の二週にわたる、ラヴィットの二人の登場回はまさに神回と呼ぶにふさわしい内容だった。
そしてその放送内容からも、大園玲と増本綺良の関係性について感ずる部分もあり、その辺りを少しまとめてみようと思った。


私は、その8月2日に発売の櫻坂46『2ndTOUR 2022 “As you know?”TOUR FINAL at 東京ドーム〜with YUUKA SUGAI Graduation Ceremony〜』での特典映像の一部に注目した。
2022年10月26日、2ndTOUR福岡公演二日目の公演終了後、『その日まで』のMVがサプライズ公開された。
会場の観客の様子を舞台裏バックヤードのモニターを見つめる菅井友香を中心としたメンバー達…
感極まって涙ぐみタオルで拭うBuddiesがモニターに映るとそれを見たメンバー達から歓声があがる。
菅井友香を「親分」と慕う増本は、菅井がこれほどまでに多くのBuddiesに愛されてきたことを目の当たりにして、満面の笑みで声を上げる。
一方で、菅井のほぼ隣に位置する大園は「そうだよね…つらいよね…苦しいよね…」と言わんばかりの神妙な面持ちで画面を見つめている。
この対象的な二人のリアクションが妙に印象的だった。それぞれのキャラクターが浮き彫りになったシーンだったからだ。

『その日まで』

8月2日のケアンズロケ後半の放送で、二人はバンジージャンプに挑んだ。
バンジーと言えば、先に同じ「ラヴィット」内で、バンジーブランコに挑んだ守屋麗奈が当然にして思い浮かぶ。(2021年9月23日放送回)
ある意味あのロケから、ラヴィットで弾ける契機になったと言えるものだが、当時は彼女の肝が座ったチャレンジに驚いたものだ。

秩父のバンジーブランコに挑んだれなぁ


こういう身体を張った企画が「今時どうなのよ?」と言う声があるのも承知しているし、行き過ぎた演出は厳に慎むべきだとは思う。ただ、結果として注目される一つのキッカケとなったのは紛れもない事実ではある。結果オーライと言うわけでもないが…

体重の関係から二人一緒に跳ぶことになったのだが、覚悟を決めた大園と中々気持ちがまとまらない増本に、やはり二人のタイミングを合わせるのはとても難しいな…と思っていた。
本来なら、このケースはチャレンジを断念した場面であったろう。しかし、海外だからかどうなのかはわからないが、意図せずスタッフに押し出された二人は宙に舞うこととなった。

これには川島さんもビックリ!
呟くことで自分を落ち着かせるゾノ
もはや意識ここにあらず…のキラ
またしてもキラ語録が誕生?
「跳べば一瞬だから〜」とゾノは語りかけるが…
顔面蒼白…
なんでこんな叫びが〜
意外なところで身だしなみを気にするキラ
泣き続けるゾノの隣で意味不明なキラ

増本は跳ぶ前は
「No No No No No」と連呼
「浮遊感オン?」
跳んでいる最中は
「絶対ブサイクやんな」X 2
「まつ毛下がっちゃう」
「血のぼる」X 2
跳び終わってのボート上で
「リバーリバーリバーリバーリバーリバー」
とAKB48か、ブルーススプリングスティーンかという謎の迷台詞を残して直後の混乱を思わせたが…

その増本の口から…
「怖かったね〜」X 2
「もう一回跳びたいねぇ?」

この不思議な大園への問いかけにはいくつかの意味があるのだろう。
跳ぶ前は大園が増本に対して「大丈夫大丈夫〜」「私にしっかりつかまって〜」と声を掛けていた。
跳んだ後は、自身を落ち着ける意味合いもありながら増本からも、ミッションをやり終えての安堵感からか泣き続ける大園に「もう一回飛びたいね」と問いかける意味は「もう終わったよ〜怖かったね〜」と増本なりの気遣いであったのではなかろうかと勝手ながらに解釈する。

ここからも二人の関係性を知るシーンであるし、櫻坂チャンネルからも随所にそれが伺い知れる。

増本は三期生は別として、同級生の森田ひかるや藤吉夏鈴など、そして年下の山﨑天まで「さん」づけで呼んでいる。新二期同期で年下の幸阪茉里乃だけが幸阪と呼び捨てだ。
そんな中で、同期だが年上になる大園のことは何故か「玲ちゃん」と呼んでいる。てっきり同い年かと思っていて、年上とわかった後でも、ずっとそのまま玲ちゃん呼びを続けている〜という話は知られていることではあるが。

一方、大園は(旧)二期生に対しても同期として、今は気さくに愛称で呼んでいる。守屋麗奈も同様だ。
かつての合同オーデでの経緯は二人とも、ネガティブな要素としての意味合いでは決して語らない。
5th『桜月』で表題、カップリングセンターを務めた二人からは、ここからも過去はともかくとして、これからを、未来を見据えた覚悟が感じられる。

一方、増本は6th『Start over!』カップリングの二期生曲『コンビナート』のセンターに抜擢され、USJのCMにも起用されるなど、キラのナカマとしてうれしい出来事が続いている。

マレーシアでのライブの最中であろう櫻坂46、そして大園玲と増本綺良の今後も大いに期待したいし、出来ると思う夏の午後である。


【補記】

先の「SCHOOL OF LOCK!教育委員会 反省会議」でのSONYの斎藤氏の話や、下記記事での、運営サイドの戦略・海外展開の方向性の話などは、日頃我々が中々知ることの出来ない部分であり、非常に貴重だ。
是非押さえておきたいところである。



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