櫻坂46 『Start over !』MV公開を受けて
5月30日22:00〜櫻坂46 公式youtubeチャンネルにて6th シングル『Start over ! 』のMVが公開された。
思えば、これまで運営に対して思うところがあるのは数限りなく〜なんだが、三期生のおもてなし会ヘの流れが見事に決まった辺りから、雰囲気が変わってきたのも事実。
従前より半年早まったかたちとなった3rdTOURの後半、神奈川公演の初日(5月23日)に6thシングルになる 『Start over !』の発売を公表した。
フォーメーションも29日放送の冠番組『そこ曲がったら櫻坂?』で発表する。と、程なくして明らかになった。
そして藤吉夏鈴センターによる一期二期全員参加の布陣が発表された。(※ 休養中の遠藤光莉は復帰後に加わると当然認識している)
3rdTOURは、残るは大阪でのニ公演のみ。
その場で最低でもMVの公開はあるだろう…と思っていた矢先に、その前日の30日22時より公式youtubeチャンネルにて公開とのアナウンスが。
何だなんだ〜このスピード感は…
矢継ぎ早に次のアクションを発表していく運営に我々のリアクションはただただ戸惑うばかりだ。今までの運営体制からは想像出来ない動きに何かある…と思うのは至極当然だろう。
さて、その前にMVで予習だ。
舞台は再び幕張に帰って来たらしい。(ロケ地の一つはm BAY POINT 幕張とのこと。二人セゾンのあの広場にあるオフィスビルだ)
事前に公開された全体アー写は、渋谷とおぼしき風景をバックに藤吉夏鈴を中心にメンバーが配され、独特のアート加工で処理した画像だった。
そして、ただ一人藤吉のみが笑みを浮かべている。他のメンバーは特に笑いもせず無表情に近い。そして一定の方向を見ている。我々はこれまでこの逆の構図の写真を何枚もみてきた。藤吉だけは独特の存在感でメンバーとは少し距離を置いたかのような瞬間の画像を…
そしてこのMVを見終えて、この瞬間までの藤吉夏鈴のなが〜いフリだったのか…と思うほどの表情だった。
私はMVの内容より楽曲そのものを注視していたのだが、いい意味で裏切られた。楽曲はもちろんMVも素晴らしいのだ。
さらにもっと正直にいえば、これだけ曲調と映像、そしてメンバーのパフォーマンスが見事にハマったのは久しぶりではないか…と感じたのだ。
つられてで✕ つられて○
余りに興奮して誤字ってしまうw
ベースのスラップ奏法(チョッパー) から入ってきて「あーーこれはーーー」かっこよすぎる!
上記ツイの通り制作スタッフもオールスター攻勢できた。
やはりナスカと櫻坂の相性はいい。
転調したラインからサビが特に素晴らしい。
唯一の心配のタネだった秋元康の詞もいいではないか〜
先のバディ感でTAKAHIRO先生が「条件反射で泣けて来る」には欅曲のテイストを盛り込んでいると打ち明けていた。
今回の『Start over !』にも「黒い羊」をはじめとした隠し味がなされているようだ。
ラクビーのモール&ラックそしてスクラムめいた(流れ弾も連想させる) あの部分はライブでどう表現するのだろうか?そのあたりの興味も尽きない。
舞台との兼ね合いでミーグリの機会も絞ってきている小林だが、このMVでのキーパーソンぶりをみると、彼女の今の櫻坂における立ち位置というか、重要性を再認識せざるを得ない。
これからの6th期間での彼女の活躍に大いに期待したいと思う。
そして、メンバー全員のビジュアルが一段と上がっている。本質的な意味での「制服」をモチーフにした衣装デザインと私は受け止めたが、それは何やら暗示的で怖ろしさも内包している様にみえる。
そのデザインに負けない表現をメンバーがしているのだ。それぞれの個性を生かしながら。
最後に藤吉夏鈴だ。
TLを見ているとコンセプトはいわゆる「夢オチ」ではないかと指摘するムキがある。その辺の考察は皆さんにおまかせしたいが、とにかく藤吉の表情管理が想像を超えて素晴らしい。なるほど、これは業界関係者から注目を受けるはずだと恥ずかしながら、今さらながらに気づいた次第だ。
そして声(歌声) がとてもクリアで、変な引っ掛かりがなく聴きやすいのも大きい。
今ツアーでの彼女の突出したパフォーマンスの原動力の主な理由として、6thの表題センター抜擢にあったと思える今、あらためて彼女の姿に注目したい。
そして、もう数時間後に迫った大阪公演では、その披露が当然予想されるわけだが、 どう「演じきるのか」見届けたい。
今後6thシングルが発表された時点であらためて各曲の感想をまとめたいと思う。
今、かつてないほどBuddiesの熱量が高まっている。
そしてそれと、メンバー、スタッフをはじめとした運営・制作陣とベクトルを同じくしたら、これまでにない大きなうねりになるものと信じたい。
役者も素材も機会も揃って来た。あとはその波に乗り切ることだ。
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