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東京ドームへ〜ばりーず巡礼記



櫻坂46 2nd TOUR2022「As you know?」は11月8〜9日の東京ドーム公演で幕を閉じた。と同時に欅から櫻まで7年間グループを牽引してきたキャプテン菅井友香が卒業した。

ドーム公演そのものの感想についてはこちらに綴った。



○ はじめに



本稿は例によって、大阪 広島に続いての一人の、おのぼりさんばりーずによる東京旅行記、そして聖地巡礼記である。ツアーが始まる当初は大阪、広島で参戦出来ればそれで良し〜との気持ちであった。
しかし、大阪公演を観終えた後で心境が変わった。これはドームに行かねば…と。あの空間で彼女達のパフォーマンスを直に観たい。そして、菅井友香、櫻坂最後の勇姿を見届けたい…と。
職場に戻り、あらゆる方策をとり休暇は確保した。要は肝心のチケットだ。先ず9日は、プレリクで、そして8日は一般で手に入れた。並行して交通手段と宿を押さえた。
出発地高松から東京へは主に3つの手段がある。新幹線かサンライズ瀬戸利用のJR。次に夜行バス。そして飛行機。先ず夜行バスは最も安価だが、おじさんには体力的にキツい。飛行機は離陸する時のあの感覚が以前から嫌で敬遠したい。残るは鉄道だが、時間がそれなりにかかる。(それにJR+ホテルプランは旅行支援施策でHPにアクセスが集中して全然繋がらず閉口した)どれも一長一短あり。そこで今回は覚悟を決めて飛行機で行くことにした。
8日から10日の二泊三日の「旅」である。主たる目的は当然にして東京ドーム参戦。そして東京の聖地巡礼。併せて美術館巡りとした。




■東京Day 1〜11月8日(火)

聖地巡礼については特定されている場所を全て廻りきるのは到底無理な話なので、絞り込まざるを得ない。そして櫻だけでなく是非おさえておきたいポイントとして欅も含めることにした。継続性と融合。
それに先月26日福岡公演終了後の菅井友香卒業曲「その日まで」のMV公開で候補地が増えるとともに、尚更巡るべきとの思いを強くしていた。
羽田に到着後、拠点とするホテルに荷物を預けてひとまずドームに向かった。会場受け渡しがなしとなって現地はどうなっているんだろう〜グッズは長蛇の列だろうな…と思いつつ…

□ 東京ドーム

後楽園駅を出てドームに向かうも、既に大群衆。グッズ列に並ぼうとするも予想を遥かに超える長蛇の列に戦意喪失…早々に離脱する判断をとる。

(二日目に行った時、列が余りにスムーズに流れているので、試しに…と寄ったが、メンバータオル、名前入りタオル、ゆっかータオルは売り切れで、その場を去る。「世間様はそんなにやさしくないんだ」と、れなぁの甘い歌声が脳裏に響く…)
あの列に並んだBuddiesに心から敬意を表したい。

先頭は折り返し左奥の木々の向こうまで最後尾は遥か後方…

□ 麻布十番
さて、一旦現場を離れ巡礼の歩みを進めることとした。まず最初は南北線で『条件反射で泣けて来る』の麻布十番へ向かう。あの「およげ!たいやきくん」のモデルともいわれた浪花家総本店へ。予約必須で時間もないのでそのまま通過するつもりだったがいづれにしても火曜定休だった。「黄昏の坂の途中」の坂とは何処なんだろう…と大黒坂を上り、今はなき大丸ピーコック(現イオン系ピカール)前を通り過ぎる。そして鳥居坂を横目に六本木へ向かう。ベントレーベンテイガとコンチネンタルGTを続けざまに見て「あぁやっぱ都会だわ…」とため息をつく。

浪花家総本店
イオン系列ピカール

今回の食事については時間がある場合は、ベタな選択をしようと思っていた。六本木へ向かう前に「更科堀井」で定番の鴨南蛮せいろを食す。

そば少ね〜と思ったが、結局丁度いいあんばいだった。

□六本木

セレブの香り漂う六本木ヒルズ周辺…

食後、急なけやき坂を上りあの標識に。



そして渋谷に向かう前に恵比寿に立ち寄る。恵比寿駅北口でのゆっかー「大切なもの」の看板

JR恵比寿駅北口

恵比寿から広尾方面に向かい、山種美術館へ。竹内栖鳳展を鑑賞。

山種美術館

□ 渋谷川
退館後、広尾の坂を下り渋谷川へ

ねんさんはドーム来てたみたいね
並木橋と八幡橋


□ さくら通り
次にさくら通りに向かうも、時間帯として交通量が多く、また逆光で正面からの撮影は断念した。場所を変え歩道橋から撮り直した。

その日まで
欅坂46
さくら通りを歩道橋から

次はMIYASHITA PARKへ。

渋谷駅ハチ公前改札にて

□ MIYASHITA PARK

公園到着後、摩擦係数のあの位置から撮ろうと奥に進んだが、先に同じ想いらしいBuddies女子と覚しき人が撮影していて少し照れくさいやら嬉しいやらで…

Buddies
摩擦係数で一番好きなところ
正面奥のスタバは人が溢れていた
トラスティ渋谷ビルのゆっかー

□ SHIBUYA TSUTAYA

そして次はシブツタに。ここも当然の如く人で溢れていた。

もちろん「大切なもの」購入しましたよ!
ゆっかーパネル
れなぁパネルもガンバってます♪
渋谷宇田川町ブラザービルのゆっかー



その後ホテルに戻り、あらためてドームに出陣した。




■東京Day 2〜11月9日(水)


□ 北篠崎

朝、THE TIMEのまつりを視てから『その日まで』ロケ地の一つ江戸川堤防に向かう。
篠崎駅から北篠崎への京成バスに乗ったつもりも系統を間違えたことに気づき途中下車。やっちまった~でもなんとかたどり着いた。ほとんど人はいなかった。川向うは千葉県。

江戸川堤防でのゆっかー
TAKAHIRO先生と♪
小春日和の江戸川と東京の空
#yuukastgram より
流石に走りはしなかったが〜

□ 黒田記念館

次に上野公園に向かう。現在、東京国立博物館(東博)で150周年記念展が開かれているのは承知していたが、長谷川等伯の松林図屏風などが残念にも展示期間外のため行くのは諦めた。

目的は東博のお隣にある黒田記念館である。結局ドーム披露はなかったが「風に吹かれても」シングルジャケ写、撮影ロケ地である。このWワタナベがカッコ良すぎる。

黒田記念館
風に吹かれても
紅葉が進み趣きがあった


このあと神保町に向かい古本屋を何軒か覗いてみた。昼食はさぼうる2でナポリタンを。

さぼうる2
ベタにナポリタンを

店内BGMは何故かおニャン子クラブのKISSはMAGICが流れていてこんなところでも、やすすかよ…と苦笑してしまった。

神保町 亀澤堂ビルのゆっかー


そして、千穐楽のドームへ向かう。

水道橋駅方面をのぞむ
水道橋ノナカビルのゆっかー


東京ドームホテルと揺れる櫻坂フラッグ
初日とは明らかに違う異様な雰囲気のドーム周辺




■東京Day 3〜11月10日(木)

最終日、秋葉原から幕張に向かう。途中、乗継駅の西船橋の混雑と動線の複雑さに田舎者大いに戸惑う…
新宿駅とはまた違うカオス…
何とか海浜幕張に到着。そう、もう皆さんおわかりのはず。私にとっては欅の原点、聖地中の聖地『二人セゾン』のMVロケ地の広場に向かう。ここには思い入れが強めの色んな要素が含まれている。

□ 幕張 NTTビル広場

二人セゾン
二人セゾン〜欅タワー
後方の建物は日本IBM幕張事業所

この谷口吉生設計の日本IBM幕張事業所は私がとても好きな建築物なのです。

日本IBM幕張事業所
セゾン階段1
セゾン階段2

そしてもう一つ目線の方向を変えれば、セイコーインスツル本社ビルが。セイコー信者の私には是非見ておきたい場所と建物なのだった。

中央の建物がセイコーインスツル本社


後ろ髪を引かれつつも、次の目的地、千葉市土気に。向かったのは写実絵画専門のホキ美術館。かつてはチバリーヒルズなどと揶揄された場所からほど近い地にある。

ホキ美術館外観
5:55 生島浩 作

上は有名な所蔵作品の一つだが、何処かに出張貸し出しされているのか見当たらなかったのが残念。



そして東京に戻り、あの場所へ。

□ 台場 夢の大橋 つどい橋

二人セゾン
つどい橋
武蔵野大学有明キャンパス前
現在は左側に新館が建てられていた
夢の大橋〜その日まで
水の広場公園にて〜その日までオフショ
水の広場公園

ゆりかもめの駅から夢の大橋までが思ったより遠くて、そして夢の大橋から水の広場公園に下りる道が中々見つからず、予想以上に時間をロスしてしまった。
次に時間帯指定予約をしていた静嘉堂文庫美術館の訪問は断念した。曜変天目見てみたかったなぁ〜
しかし、今の私には国宝より櫻坂46のほうが、はるかに大切な宝なのである ) キリ!

静嘉堂文庫美術館


ゆりかもめで新橋に戻る。最後に新橋駅前ビル1号館地下に向かう。
『Buddies』のMVで、守屋麗奈 大沼晶保が地下飲食街を走るところに遠藤光莉 齋藤冬優花が合流するシーンの場所だ。

Buddies
新橋駅前ビル1号館地下一階

『Buddies』にはメンバーが走るシーンが数多くある。この疾走感をストレートに表現するのが個人的に好きだ。


今回行けなかった主な場所は〜

▷ 芝浦中央公園 

無言の宇宙

▷ 豊洲大橋

Buddies
Buddies

▷ 奥多摩町 白丸ダム

なぜ 恋をして来なかったんだろう
白丸ダム

▷ 千葉 小湊鐵道大町踏切

エキセントリック
渡邉理佐
渡辺梨加
菅井友香(国道297号)

ゆっかーのロケ地は大喜多街道沿いだが、車がないと無理な場所。
しかし、この三人共卒業してしまった…



予定を綿密に組んだつもりでも、やはりそう上手くはいかないものだ。しかし、遅ればせながら、いつかは行ってみたいと思っていた場所にほぼ行けたから結果、満足している。
また次の機会と思っているが、その頃には巡礼候補地も更に増えていることだろう。うれしい悩みだ。

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