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櫻坂46 3rdTOUR 愛知公演参戦記

⬜ ご注意ください
【セトリ等ネタバレを含む内容となっております】

櫻坂46 3rdTOUR 愛知公演(4/19〜20)に両日参戦してきた。私にとって今回のツアーはここから始まる。
私自身はネタバレOK、むしろ自分から情報を取りに行くくらいなので、先の東京公演の内容についてもSNSの情報を追ってきて、セトリ等の把握はしてきた。

さて、今回は本ツアー初参戦でもあるので、ライブそのものの感想(本稿) と名古屋散策及び会場周辺の様子をまとめた記録(別稿・下記番外編)の二本立てとしたい。


Twitterの仕様変更によって、フォロワーのツイがフォロー中とおすすめに分散するようになっており、その多くを追いきれていない現状に大いに不満があった。「オイオイ…イーロンさんよぉ〜」とグチっていたんだが、おすすめを追っていくと時系列はバラバラだが、いいねと思うフォロー外のツイもかなり拾えてきた。東京公演の感想を見ていく上でも、これは充分参考になった。
そして、愛知公演で確認すべきことを一旦整理してみると、全体の構成演出がどうなのか?はもちろんなんだが、最注目の「Cool」は実際のところはどうなのか⁉また、一際、評判のよかった藤吉夏鈴と村井優のパフォーマンスが私にはどう映るか?がポイントだった。
もちろんセトリの変更の有無、他のメンバーの状態、会場の雰囲気など限られた時間と自身の視野で、そこを追っていくこととしていた。
おじさんには少々甘々なファイバー8000を携えて会場入りする。

4月19日(水) 愛知 Day_1 


セトリの曲については両日ほぼ同じなので、二日間での印象をそれぞれに振り分けて記していきたい。

◇ 影ナレ
  大園・村山

今回は全11公演だから、三期生を一人づつ配するなら丁度収まりがいい。
愛知では、大沼、幸阪と三期生の組み合わせ〜と思っていたが、ここは誕生日・写真集発売直後の大園で来た。
東京が、小田倉・石森だった。福岡は当然、関・森田✕的場・中嶋となるのだろう。
広島があれば谷口・向井となるはずだったんだろうが、その辺りをどう調整するのかも興味深い。

OVERTURE
私自身は、先月のおもてなし会に続いての声出しの場となったのだが、やはり全ツでの声出しは感激もひとしおだ。

DANCE TRACK

1 Cool
一番観たかった曲を最初に持ってきて、新作をメインにライブをつくりあげていく構成であることをあらためて感じた。
そこさく、ミニラでフォーメーションは一通り確認してきた。イントロのXシフトが何とも“Cool”である。
が、ステージ構成を活かした配置でのスタートとなっているのでこのシフトはなく、やや残念ではあったが、これはこれで見応えがあった。
そして2タイプに分かれた衣装がいい。ツーストライプだが、私は“スリーストライプadidas”をふと連想した。後で披露される三期生衣装といい、2ndのパンツスタイルを継承したこの一連のデザインは私は好きだなぁ〜

2 半信半疑
アイソレ2連発曲で天ちゃんが弾ける。会場も声出しで応える。

DANCE TRACK

 3 摩擦係数
今もって私の櫻坂ベスト1楽曲だ。
ま!さ!つ!
この声出しのために名古屋まで来たと言っても過言ではないw
安定のパフォーマンス。ブレイクダンスのシーンでは歓声が挙がる。

MC
桜がハラハラ散るLED演出をバックに松田キャプテンの第一声。幸阪とふーちゃんに話を振る。
ふーちゃん手羽先を食べたと〜

4 それが愛なのね
またまたノリノリ曲で天ちゃんが会場を煽る煽る。

5 恋が絶滅する日
2nd同様、英語詞をスクリーンに流し続ける。
この辺はもう貫禄といった感じか。

6 ブルームーンキス
スティックバルーンのパンパンパンには苦笑していたが、声出しオタクの雄叫びもいささかキツイか…w
るんちゃんの心の内を知りたい。

7 五月雨よ
桜月もそうだが、三期生が加入しお姉さん感を出そうとしているのか(笑)大人な表情をつくるきらこが何とも愛おしくも可愛い。

8 もしかしたら真実
ミニラで観るまで振りはいわゆるユラユラ系(失礼)かと思いこんでいたのだが、結構ガッツリ入れてきていて驚いた。
ただ、そこが逆に印象に残りづらいと自分は思ってしまう。
次の機会にはもっとしっかりと観てみたい。

9 無念
いい曲だと思う。歌詞を除いては…
もちろんメンバーは何ら批判されるべきものではない。メンバーが前向きに捉え「好きな曲」と発信しているのも承知している。ただ、エライさんはこれを聴かされるファンの心情にも配慮出来ないものかね〜とも思う…
「もっと素直にメンバーの気持ちを汲んでやれよ」という声も当然あるだろう。しかし、しんどいものはしんどい。こんな処が、私が秋元康と運営を十分に評価出来ない要素の一つである。
しかし、ネガティブ方向に潜るだけでなく、例えば、ここで見せるまつりの達観した表情の奥にあるものを読み取る努力をしなければならないのだろうとは思っている。
知らず知らずに「むねん〜〜」と口ずさんでいる自分が無念で悔しい…
曲とライブパフォーマンスがいいだけに、やはり引っ張られてしまうんだな…知らんけど。

MC
田村が仕切り、バースデーガール大園を祝す。入場時事前配布の祝福フライヤーが場内を埋め尽くす。大園の問い掛けに写真集を掲げるBuddies多数。(ちな、私も♪)
続いてムチャブリには定評のある増本が声出しコール&レスポンスを所望し、場内が応えていく。
キラ「あいち〜」
バディーズ「だい好き〜」
キラ「さくらざか〜」
バディーズ「だい好き〜」
キラ「きらちゃん〜」
バディーズ「だい好き〜」
きらこらしい暖っため方で場内の空気もほぐれていく。  

田村の「次は皆さんお待ちかねの三期生の登場で
す」と紹介があり〜の♪

DANCE TRACK (三期生)
バチクソカッコいい!
一人ひとりの見せ場にピンスポがあたりカメラが捉えていく。
三期生が互いに切磋琢磨しながらレベルアップを図っているチームワークが窺い知れる。

10 夏の近道
おもてなし会ではメインステージでの披露だったが、今回は花道を使いセンターステージでのパフォーマンスも。
ガムシャラな全力感が今回も全開で頼もしい。
しかし、皆んな呆れるほどに三期生好きだなぁ〜(笑)俺もだけど〜

MC
中嶋の仕切りで三期生各人の自己紹介。
石森璃花のおなじみ「オムライス」トークの問いかけに、おじさんはもちろん「トロトロ〜〜」と応える。
全員の自己紹介を終え、やはり皆んなまだまだ初いヤツじゃのう〜とおじさんはほくそ笑む。キショい…

DANCE TRACK

11 魂のLiar
さて「クラップやろうぜ!」の機運の盛り上がり具合に注目しているこの曲を巡る議論。
最早、喫緊の課題だろうとすら思えるこの問題。

以前にも販売されていたと思うが、ネックストラップ~ペンライト用の首掛けストラップである。
手首にかけてもクラップをすればペンライトがぶつかってしまい、難しい。

せめてメンバーが手をあげてハンドクラップしている時位は…と思うのは私だけではあるまい。
Buddiesは実に真摯にグループのあり方をみつめている集団だ。そこが大きな特質とも言え誇らしくもある。それ故に意見の相違も生まれるのは致し方ないことだろう。
仄聞する処によると、同時刻に配信されていたメンバー解説付きミニラでは「クラップをやって欲しい」とメンバー発信があったらしい。
それが追い風になるのかどうかだが、この種の議論はやはり難しいものなんだろう。何らかの方向に自然に淘汰、あるいは拡大されていくのを待つしかないのかも知れない…

DANCE TRACK
森田ソロ

12 Nobody's fault
最早、定番曲となった安定のノバフォ。森田ひかるはパフォーマンスの度に凄みを増していく。
彼女の再生の瞳は一体何を見つめているのだろうか?

DANCE TRACK
藤吉ソロ

13 なぜ 恋をして来なかったんだろう?
センターステージを活用したなぜ恋。降下してきた八角形(オクタゴン) の中の藤吉〜その外周を囲むメンバー達。お馴染みの糸を使った演出はなかったけれど、これもありかと…
「♫幸せは参加すること」〜ここでの藤吉のパフォーマンスこそこの曲の生命線。二日間この瞬間はモニターを凝視していた。
後半センステから花道に一列に並び左右に魅せるのが、とてもいい。
ペンラについてはノーコメントがあえてのコメントとしたい。

14 流れ弾
ステージ後方上部で田村が立ち尽くすある瞬間に「ドキッ」とする。(わかる人にはわかる話…)
たたみ掛けてくる後半のこの流れ…

15 Dead end
確かに訊いていた通り、村井の迫力には恐れ入った。そして村山にも鬼気迫るものがあり印象に残った。6thにおける三期の扱いをどうするのかの議論もある。とても悩ましい処だろう。
しかし、よくよく考えてみたら加入して数ヶ月、研修期間も含めても一年にも満たない彼女たちが選抜メンバー云々といわれるほどのレベルにまで達していることは驚異的なことだ。
率直に言って現在の別動隊扱いは、必要であろうし理解もするが、ある意味、乃木・日向を横目に見ての歩調合わせの感もあり、チーム櫻坂の一体性としては違和感もある。
慌てる必要もないが、敢えてタイミングを失う必要もない。注視したい処だ。

16 条件反射で泣けて来る

17 BAN

18 桜月
この曲のために、そして極言すればセンター守屋麗奈のために、ここから逆算されて構成されてきたことが解る今回の3rdTOUR。
Last songの文字。
時計台が3つ現れる。銀座和光(現セイコーハウス銀座)のウェストミンスター式チャイムとはやや異なる音色だが、厳かに鳴り響いている。
センターステージからメインステージに守屋が歩みを進める。この衣装もとても素敵だ。
“あんなに美しい散り方ができたらな”
舞い散る桜の花びらはどれとして同じ散り方はしない。
5th集大成としてのこのツアーに掛ける思いがステージのメンバーからひしひしと伝わってくる。

En1 Buddies
この曲での今回の注目点は、何人かのメンバーが分散してスタンドゲートに移動してパフォを行うところだろう。翌日に…まさかの…

En2 櫻坂の詩
ここで全期揃い一列になるところが重要ポイント。
お揃いのツアーTシャツを着ると「皆んな櫻坂なんだなぁ〜」と実感する。

以上が愛知一日目の様子と印象、感想だった。

増本綺良の願いも虚しく、5分でライブは終わらなかった(笑)
しかしそれほどに凝縮されたライブだったと言っていい。



4月20日(木) 愛知 Day_2

セトリ、構成は一日目とほぼ同じなので気づいた点だけまとめていく。
一日目では気づかなかったことが二日目にして見えてくる。そんな感触だった。

◇ 影ナレ
 小池・向井
前日のアンコールに姿を見せなかったみいちゃんに対しては心配の声と色々な憶測を呼んだが、その声をかき消すかのように冒頭相変わらずのお茶目で元気な声を聴かせてくれた。東海勢でくるかと思わせておいて、急遽予定を変えたのか?…と深読みさせる効果もあった。

1 Cool
やはりどの角度からみてもカッコいい♪
“So Cool”だ。

DANCE TRACK

2 半信半疑
影ナレ恒例の「ハーイ♪」からだが、今日はアリーナ後方からの声出しが場内を支配リードしている。
スタンドから俯瞰で見ているとよくわかる。

3 摩擦係数
いつの日かCool〜断絶〜摩擦係数の流れを観てみたい。

MC
先ず松田キャプテンから遠藤光莉の休養について報告があり「いつまでも待っている」との言葉。
そして井上に。
以前プライベートで名古屋に来たときに改札出て直ぐのお店のきしめんを食べたとのこと。
続いて上村に。声出し最高!と。

4 それが愛なのね

5 恋が絶滅する日
後方からの土生瑞穂の存在感が圧倒的だった。

6 偶然の答え
東京と同様、ここをブルムンと入れ替え。
モニターに映る藤吉の顔には早くも汗が薄っすらと…
今回も入れ込み具合がハンパじゃない。

7 五月雨よ
途中、キラとコバが並んだ椅子に腰掛け歌う演出があるのだが、双眼鏡越しに二人を観ていると何とも不思議な気持ちになった。

8 もしかしたら真実

9 無念
いのりの表情が印象的。
フォトフレームを思わせるステージセットがあるのだが、後方スクリーンの映像と相まって額縁効果を狙っているのか…
今となってはこれも懐かしい想い出〜にしたいとは深読みし過ぎなんだろう。

MC
田村が関と大園に感想を訊く。
ゆみちゃんもあとわずかと思うと…うぅ
大園が写真集について話をしていると、すかさず天ちゃんのガヤが入る。さすがだw
今日のコール&レスポンス…いやレイスポンスは〜
大園「半分?」
バディーズ「ひかり〜」
大園「半分?」
バディーズ「かげ〜」
素晴らしき予定調和(笑)これでいい。
こういうのでいいんだよおじさん多数(やまびこさん調べ)

DANCE TRACK (三期生)

10 夏の近道
うさぎねこはやはり圧倒的…

MC
中嶋が主導し今日はお休みの小島に向けて全体で「こんなぎ〜〜〜」コール。
今日の璃花ちゃんは、そこさくでも披露した保乃ちゃん譲りの「リカリカリカリカ〜〜〜」だった(笑)

さて、お隣りの大人しそうだった若者男性Buddiesは声出しになると豹変(?) して入り込んでいく。ペンラ扱いも只者じゃない感が凄い。
三期生、特にえんりこ推しらしく遠藤の番になると身を一段と乗り出していく。夏近では当然「超絶カワイイ」コールも入っていく。これだからライブは読めないし楽しいのだ。

DANCE TRACK

11 魂のLiar
昨日よりクラップ勢は増えたか?
大阪までにどうなるか注目。

12 Nobody's fault

13 なぜ 恋をして来なかったんだろう?

14 流れ弾

15 Dead end (三期生)
おもてなし会でのノバフォと、今回のデドエンの村井センター起用。そういうことなのだろう…(いや、どういうことよw)

16 条件反射で泣けて来る
身体を反らす振りでは、あきぽの反り具合がハンパない。そして夏鈴ゆいぽんのキレがこれまた凄すぎる。スタンドから見ていても一目瞭然!

17 BAN
逆三角形〜くさび型の陣容は「不協和音」が特徴的だが、櫻でもこのスタイルは継承している。この曲はもちろんだが、いくつかの曲にあるそのフォーメーション時に放つエネルギーは眩しいものがある。
私の好きな瞬間だ。

18 桜月
終演後の拍手は暫く止まらなかった。率直な意思表示なんだろう。
アンコールもこうあって欲しいと個人的には思っている。さくらざかぁ✕フォーティシックスはどうも苦手。個人の意見で申し訳ないが。

En1 Buddies
人はそれをガイシの奇跡として語り継がれることになっていくとは、この時点では誰も気づいていない…
〜とは少々気障な言い方だがw 〜余りに衝撃的であった。

近くに現れたゆみちゃんをみて、恐らくもうこんな近さで彼女を見ることはないだろうと思うと嬉しさと共に寂しさで涙ぐんでしまった。
とても綺麗だった…


En2 櫻坂の詩
あぁもう終わっちゃうのか〜と感傷的にもなる時だ。

最期の最敬礼は前日同様、石森と山下だった。



愛知公演個人的総括

2ndに比較すると確かに派手さは抑制しているのかも知れない。(日程的或いは予算的な事柄だろうがそこは知る由もない)
しかし、それでも十分構成として伝わってきているし、自分には寧ろこのレベルでも贅沢過ぎるくらいだ。
ただ敢えて苦言を呈すると音が余りに酷すぎた。ガイシは音響がいいと訊いていただけにそこは残念だった。器の問題か、機材・システムの問題か、或いは…

メインステージセット上部のサークルライトは動く度にガイシの丸い天井と相まって、映画「未知との遭遇」のあのシーンを思い出させる。
センターステージのセットは透過性のあるモニターを兼ねていた。
パンタロンスタイルにスカートを重ねた衣装も透過性を意識していた。トラウザーズを履いてるとはわかっているんだが、光の当たり具合(後光演出)でラインが浮かび上がる効果があって「ドキッ」とさせる。
櫻坂となって、時にこんな演出をするから巧妙なことこの上ない。
ここのテーマは言わば「透光」か⁉

さて、今回のライブのメインテーマは何か?
私なりにとらえたのは
『全ては時の流れ』ということだ。
特に終盤の構成はそれが顕著だった。
セトリに不満はないものの曲順が違うんじゃないの⁉と事前には思っていた。「摩擦係数」や「魂のLiar」を早く持ってきすぎの感があったからだ。
しかし、実際に二日間観ていると後半への道程として、この形が良かったかも知らないなぁ〜とも思えてきた。まだ自分の中では確たるものでもないが。

「時間はあんなにあったじゃないか…」(BAN)

「どんなに好きでいても 季節は過ぎて あっと言う間に散りゆくもの」(桜月)

時計台とチャイム。
そして「桜月」冒頭の時計インデックスの振付けシーン。
冒頭の“Reload”には色々な意味合いがあるのだろうが、弾を込め直す〜再装填といった処なのか。

2ndはアルバム『As you know?』を謳ったものだからフロントメンバーを、今回の3rdは「桜月」と表記はしていないものの、大園玲でスタートさせ、守屋麗奈をメインとして最後を締める。

時計のチャイムか教会の鐘か〜幾重の音が共鳴しECHOとなっていく…
霧か靄がたなびく幽玄の世界を彷彿とさせる。
守屋麗奈の「ガラスの靴」を巡る旅はまだまだ続いて行く…

Daylight  Dream  and  Echo

『D.D.And E』This Mortal Coil 


風向きで裏返しになって上手く撮るタイミングを逸した今回のメンバーフラッグだが、遠藤光莉を含む何人かは何とか撮れた。これがいい方向に向かう前触れであることを願うばかりだ。



番外編



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