マモリビトたちよ…
【櫻坂46三期生 新参者最終公演配信を視て】
12月2日の夜公演で櫻坂46三期生の新参者公演は幕を閉じた。
一回目の配信(11月12日)に続いて、今回も視聴したが、そのパフォーマンスやMC、仕切りなど、全てがレベルアップしていたのは明らかだった。
このひと月余りの期間では3rdアニラもあり、当然両方のリハに多くの時間を割いたことだろう。
多忙なスケジュールの中で、体調管理には各方面配意していただければ…と願うしかなかった、ただのイチBuddiesであった。
さて、今回は10公演目であるので「偶数回」でのセトリが予想されていた。
前回と入れ替わった曲と印象に残った点を中心に振り返ってみたい。
12月2日 18:00〜最終公演
影ナレ
遠藤・小島・中嶋
OVERTURE
1.夏の近道
2.Anthem time
MC 中嶋
3.思ったよりも寂しくない
4.それが愛なのね
5.Microscope ❲C 石森❳
石森の表情がとてもいい。
激しい曲を難なくやりこなす三期生は言うまでもなく凄いのだけれど、マイスコを演る彼女たちも、とても魅力的だ。脚を広げる幅がみんな的確でとてもいい!(そこw)
DANCE TRACK
6.偶然の答え
7.ブルームーンキス
8.五月雨よ
MC 石森
9.Nobody's fault
一期生・二期生が着用した、あの衣装を三期生が引き継ぐことにより、視覚的にグループとしての一体感を生み出す効果がある。
『新せ界』で表現した衣装からの世界観は、こうして継承されていくことにこそ意味がある。
これは、今日のラストにも続く事であるが、それに気づくのはもう暫く経ってからの事であった。
10.なぜ 恋をして来なかったのだろう?
最後のトラブルにも動ぜず、冷静に歌い続ける的野に拍手を贈りたい。
色んな場面を想定はしていただろうが、本番で上手く収めるなんて中々出来ることではない。
「これも人生」と語る最年少に末恐ろしさを感じた…
11.半信半疑
センター村山は前回配信時の、ただひたむきな、がむしゃら感から、かなり整理して落ち着いたパフォになっている。もちろん彼女独特の荒々しさや空気感は失ってはいない。
MC 村山
あぁ〜その美羽ちゃん、MCもやるんだ…と、いささか驚くが後の展開を思うと…
12.静寂の暴力
最早、早くも伝説となったも言えるあのアニラの「静寂」を経ての新参者だ。
観客も当然わかっている。私が視た(聴いた)限り、いわゆる「被せ」は殆ど感じさせず、”そのままの表現“をぶつけていることに驚き、彼女たちの素の姿に全てを集中させていた。
これこそが「静寂の暴力」だ。
13.流れ弾 ❲C 遠藤❳
前回の配信で視た限りでは、えんりこが流れについていけるのか心配な部分が正直あったが、偶数回で「流れ弾」のセンターを演っているとの話を訊き、これは楽しみ〜と思っていた。
続けざまにパフォーマンスをしていくえんりこをはじめ彼女たちのエネルギーには感嘆してしまう。
14.BAN
今回は、石森と村山のための公演と言ってもいいくらいの内容であった。
今後の二人にはこれからも目が離せない。
15.マモリビト
こんなぎも最後の公演に集中していた。
折しもFCコンテンツでマモリビトのメイキング動画が公開された中での、この日の彼女たち…
「マモリビト」宣言からのパフォーマンスは圧倒的だった。
En 1 Buddies
En 2 櫻坂の詩
W-En 語るなら未来を…
いつもならあっさりと「本日の配信は終了しました」と終わるところだが、引き続き映像は続いているのをみると、Wアンがあるらしい〜とわかる。
やがて村山を中心にスポットライトがあたり、彼女が語りだす。
涙声ながら、訥々と誠実に話す村山の言葉に衝撃を受ける。
「私たち三期生が先輩が大切にしてきたものを引き継いで行きます。聴いてください〜“語るなら未来を…”」
その衣装から明らかに雰囲気が違うと判り、やはり「カタミラ」だったことにPCモニターを前にして、声にはならない声を発した自分がいた…
観客席の近い新参者公演で回数を重ね、空が無限に拡がるZOZOマリンスタジアムでの3rdアニラで何かを掴み、再び帰ってきたTHEATER MILANO-Zaでの彼女たちの表情の輝きは、眩しいほどで、こちらが気おくれするほどであった。
ただ案の定、終了後のTLは「カタミラ」一色になり、様々な意見が交錯した。
私の場合、今回の三期生による欅曲披露はよかったのではないか〜と評価している。
私は、あの三期生の姿に欅坂一期生を重ねてみることはなかった。
実質「櫻坂二期生」あるいは「一期生」の彼女たちのパフォーマンスと立ち振る舞いは櫻坂三期生の姿に他ならなかったからだ。
谷口や村井の表情…ラストの山下のあの視線…
何より、土生ちゃんポジの意味も含んだ村山が決意表明したことに意味があった。
昨年のドーム公演の後、新二期生たちはトークやブログなどで欅衣装を着用した上で曲披露出来たことを、ゆっかーへの感謝とともに嬉々として画像をブログなどに上げていた。
それが私にとっての何よりの答えであった。
その上での、守屋麗奈の『新せ界』のヴィジョンなんだろうと思う。
今回、石森がアンコールの時から、なんであんなに泣いていたのか、そして披露後小島に支えられるほどに号泣していたことを思えば「彼女たちの決意」に真摯に向き合うことがよいのでは…と思った。
色々と言われることは運営も三期生自身も当然想定していたことであろう。
それを覚悟の上で、このタイミングで、あの場所で披露したことに意味がある。
選曲も的確だったと思う。
【追記】
TLのミーグリレポにて「カタミラ」は三日前に演ることが決まって、そこからフリ入れをしたという…
驚き以外の何者でもない。
運営が三期生を信頼し、三期生がそれに応え、チャレンジしていることが何より素晴らしい!
【補記】
私は、アニラ以降のBuddiesのSNSでの流れ、動きについて、少し疑問を抱いていた。
AAAの投票には私も微力ながら参加したのだが、異なる意見に対しての、袋だたきとも言える「同調圧力」には違和感しかなかった。まさに“リンチパーティー”だ。「承認欲求」を唄うグループを推す人たちのSNSでの振る舞いには「?」しかなかった。
そして今回である。
色んな意見が尊重されない「場」は見ていて虚しくなる。
それがSNSなんだよ!と言われればそれまでだが、意見をぶつけ合う次元じゃなく、異論を排除し、上から圧する「空気感」にはこれからも距離を置きたいと思う。
以上、「お気持ち表明」でした♪
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