2023年〜櫻坂46とBuddiesにとって
2023年がもうじき終わろうとしている。
紅白落選を受けて、松田里奈キャプテンが飛躍を誓ったこの一年〜まさか、ここまでの成果を得るとは予想だにしていなかったのが偽らざる心境だ。
いくつかの現場を訪れる機会もあり、私自身も充実した一年だったと言える。
今にして思えば…というシーンも少なからずあったが、それらを含めてこの一年を私なりに振り返ってみたい。
1月
◇ 三期生の加入発表と個別のVlog公開から23年は幕を開けたと言っていいだろう。
ただ厳密に言えば、私としては『Buddies感謝祭』から、いい流れが生まれた様に思える。
特にTAKAHIRO先生の楽曲解説が、Buddiesの心情に優しくかつ強く届いたことから、櫻坂に対する思い入れに厚みと深みをもたらした。(これはメンバーも含めて)
その思いをベースにしたところに「新たな芽」が生まれることになったのである。
◇ そして「ラヴィット」1〜3月期のシーズンレギュラーとして(満を持して)増本綺良が起用された。
結果として、いのり〜あきぽ〜ゆーづと一年を櫻坂メンバーでリレーすることができたのは予想外の出来事の一つだった。
(さすがに1月からのレギュラーは色んな意味合いから他坂でもいいと思っている。ロケを含めたゲスト出演を頂戴しながら、4月からは、天ちゃんらの高校卒業組に期待したい)
◇ また、16日には大阪の櫻坂cafeにも行ってきた。
2月
◇ 15日発売の『桜月』は守屋麗奈センターで、カップリング曲『Cool』センターに大園玲、初の表題入りに我が推し増本綺良と新二期びいきの私としては、まさに感無量の5thシングルであった。
また、この曲のMVが多くのBuddiesの考察を生み出すものとなり、楽曲に対する見方や切り口をあらゆる角度から検証するきっかけになったりと、この一面からも評価されるべきものだろう。
◇ 18日には卒業生〜菅井友香の主演舞台『新・幕末純情伝』の神戸公演を観劇してきた。
つい先日には、大手トップコートへの事務所移籍というニュースも飛び込んできて、充実した活動を続けているゆっかーだが、彼女をはじめOGの活躍は何より嬉しいものだ。来年3月の大阪でのファンミにも申し込みはしたものの、まぁ当たらないだろうな…
3月
◇ 4〜5日の三期生「おもてなし会」に参戦してきた。
小島凪紗のピアノソロから始まったおもてなし会は11人の個性がそれぞれに輝いた場であり、約1万のキャパを前にしての、彼女たちの肝の座った舞台度胸には驚くしかなかった。
また、私自身の初の声出しライブはとても楽しいものだった。
そして直前までに、ドキュメントを公開する流れがピタッと決まったのは、運営の対応が「今年は違うぞ…」と思わせるに十分なものであった〜 (ただ年の最後にやらかした種花クオリティーにはさすがに呆れたが…この辺りは早急に改善・克服すべき喫緊の課題だぞ!何篇言わせんだ!)
4月
◇ 今年の全ツは「春ツアー」となった。
私は最初の代々木を除いた4会場に参戦することができた。
まずは愛知公演 (19〜20日) からだ。
この時点では、まだ十分に固まっていなかったとも言えるパフォーマンスの打ち出し方だったが、5月からの神奈川公演からメンバーは自信に溢れたものになったように思えた。
また、ここ愛知では『Buddies』の際にスタンドゲートにメンバーが登場する演出で、卒業を控えたゆみちゃんを間近で見ることが出来たことは本当に感激だった。
◇ 関有美子卒業セレモニーを控えていた福岡公演 (29〜30日) もとても印象深いものだった。
櫻坂の現場で初めて遭遇?した開幕直前の「嫁コ」を、ゆみちゃんの大声影ナレで打ち消した形になったのが何より痛快だった 笑
先日公開された年末CMでセレモニーの模様が収められていた。ほんの数秒でさえ、あのセレモニーの雰囲気を呼び起こすのに十分なものだが、このことでセレモニーを映像として残しており、公開自体の障害もないことが明らかになったと言える。あとは全体の公開のタイミングを待つばかりだ。
土生瑞穂の卒業セレモニーを含む3rdアニラは、早々に円盤化されるものと予想しているが、ツアー半ばで配信もなかったこのセレモニー映像は必ずや公開してもらいたい。多くのBuddiesが切望している。
5月
◇ ツアーは一旦のインターバルに入り、再開した後半戦の神奈川公演 (23〜25日) に参戦した。
私が参戦した3rdツアーでは、この神奈川公演が最も印象に残った。
やはり会場のぴあアリーナMMの音響を含め施設が良いのが大きかった。
そして初日の最後に6thシングルのティザー映像が突然流れて騒然とした雰囲気を味わえたこと。
最終日に、今で言う「スペシャルBAN」が披露されてライブの盛り上がりが最高潮に達したことを体験できたことなどである。
特にスペシャルBAN終了後のメンバーへの盛大な拍手が、Last song『桜月』でセンステから登場し花道を歩く守屋麗奈への、多くの意味(称賛、労い…)を含んだ拍手に変わる瞬間〜時間帯が何より素晴らしかった。
そしてれなぁが一段と美しかったのは言うまでもない。
6月
◇ 最終大阪公演 (5.31〜6.1) にも参戦してきた。
この大阪公演は、前日30日に公開された6th『Start over!』が初披露されることが、高い確率で予想されていたので否が応でも盛り上がるものとなった。
まず初日の最後に櫻坂46展覧会『新せ界』の今夏開催が発表された。
そして最終日のアンコールの冒頭で突然披露された『Start over!』
私はWアンコールで最後に持ってくるものとばかり思っていただけに虚をつかれる形となった。
この辺りの「駆け引き」については運営のA&R齋藤氏が後日ラジオで語っていた。
こうして3rdTOURは全11公演中、代々木を除く9公演に参戦するという自分でも呆れる?ほどの結果となったのである。
7月
◇『Japan Exspo Paris 2023』に櫻坂46が出演することとなった。
結果的に、同様のマレーシア、そしてAAAでのフィリピンと海外に渡る機会があったのだが、それが各方面から好評価を得たのは何よりだった。
ただ私自身は、いわゆる海外進出には懐疑的で、その思いは今でも変わっていない。しかしこれはあくまで個人的な思いに過ぎないので、その事自体を否定するつもりは毛頭ないし、その動きを応援する気持ちにも変わりはない。
来年もこの流れは続くのだろうか注視はしたいところだ。
8月
◇ とても暑い夏だった。
4〜5日に『新せ界』鑑賞と小林由依の舞台『隠し砦の三悪人』観劇に行ってきた。
ゆいぽんの舞台については月末に大阪公演を申し込んでいたので、当初は『ドローン旋回中』の銚子ロケ地巡礼を予定していた。
しかし、余りの猛暑で初めての土地での屋外の行動は危険と判断して、急遽、行き先を明治座に変更した。
結果、正解だった。
とても素晴らしい舞台だった。ゆいぽんのエンターテイナーとしての可能性を感じた。
26〜27日の大阪・新歌舞伎座での舞台も観て、さらにその思いを強くした。
そしてこの時点では、もう暫くはこうした活動と並行してグループとしても続けて行くものと思い込んでいた。まさか「最後の一年」と決意していたとは…
『新せ界』も感銘を受けた展覧会だった。
そして、ただ単に展覧会として期間を消化するのではなく、その独自性を活かしながら様々な発信をしていったのも大きな成果と言えるだろう。
9月10月
◇ このふた月は、6th『Start over!』から続くいい流れから、7thシングル『承認欲求』の発売を前後にして、一年の活動の成果を集約する期間となった。
ただ、素人の私にはその躍進の要因を的確に把握することは困難なのだが、運営の打ち出した活動の方向が上手く結実し、メンバー〜スタッフ〜ファンの思いが見事なまでに噛み合って結合したことが大きかったと言えるのではないか。
この商業的成功から、次に示す形がどうなるのか今から楽しみだ。
11月
◇ 三期生の『新参者』公演がスタートし、そして待ちに待った3rdアニラ (25〜26日)に参戦してきた。
自信に満ちあふれた彼女たちのパフォーマンスを観て「一つの区切り」を実感した。
特に二日目は自分史上一番のライブだった。幕張の花火はとても儚く美しいものだった。
12月
◇『新参者』最終日公演を配信で視た。
衝撃のラストだった。当然にして賛否はあったが、私は肯定的にとらえた。
三期生の凛とした姿は決して「欅の呪縛」にとらわれたものではなかった。この絶妙なタイミングが訪れる時が来たのだ〜と感慨深く目を閉じた。
この三期生たち (もちろん二期生も含めて) の急速な成長が先輩たちの大きな決断の要因になるというのは一面では皮肉なことではあるが、グループとしては健全な姿なんだろうと思いもした。
◇ 紅白を前にして、TLに流れてきたCDJのセトリを見てみた。
これが現時点でのベストなセトリであると私自身は思った。私好みの楽曲が続いている。
ここが櫻坂の一つの到達点だと言えるのではないか。
◇ 今年は、年末CMを三坂揃って公式Xで公開した。私はこんな形を望んでいた。
三坂の冠番組がそれぞれに背景と事情があるとは言え、バランスを欠いた状態で年を越すことになるのは、とても残念で櫻坂としても数少ない残された課題であろう。
とにかく三坂のらせん状の発展なくして、結果的にそれぞれの活動自体も進まないのでは〜と思えるだけに、埋めるべき課題は早急に解決して欲しい。
♫だ〜れも知らない知られちゃいけない〜咲かす会が誰なのかぁ〜
などとデビルマンの替え歌を唐突に上げてみたが「櫻坂を咲かす会」がイニシアチブをとってSNSの活動をリードしてきたが、今年の彼らの活動は特筆すべきものだったろう。
裏方に徹して「自我を出さない」呼びかけは好感を持ってBuddiesに受け入れられたと思う。
そしてその方面への対策が、とても重要であるとの認識も一定程度共有できたのではあるまいか?
さて、来年のことに当然にして思いをはせているが、体調不良となるメンバーが少なからず出ている現状からも、これ以上の無理は求めてはいけないと思う。
また、いわゆる「陰謀論」に与する気はサラサラないが、種花として日向坂にテコ入れするのは自明の理だろう。
今年以上の活動展開は難しいのではないか (例えばシングル3枚発売など) と思える状況でも、これまで得ることのできた様々な教訓や知見を、来年も活かして粛々と推し活を進めることこそ重要だと思えてくるのだがどうだろう。
どちらにしても大いなる期待しかないのは率直なところではある。今は紅白での最高のパフォーマンスを待つばかりだ。
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