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《れなぁ加速する》 守屋麗奈

守屋麗奈1st写真集発売決定の朝に…

世の中「〜たら〜れば」は基本的に禁物とされる。スポーツなどは特にそんな気がする。言ったところで、詮無きこと…逆に失礼だろと批判されるのが関の山だ。
芸能界、アイドル界隈でもそれは同様なんだが「もし、こうだったらどうなんだろう?」と妄想するのはオタクの特権でもある。
〜守屋麗奈が欅に配属されていなかったら…


本日未明、守屋麗奈1st写真集の発売(8/23 竹書房発行)がメディアから発表された。
守屋麗奈のメッセージアプリ(renatalk) では17日からさくらんぼを使ったカウントダウン動画が送られていた。
そして昨夜のメッセでは「明日はきっといい日になる」との文言が…
私は一般的な応援メッセと認識していたのだが、翌朝TLを見たら見事に答えが出ていた。
これにはBuddies、大歓喜である。


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れなぁ

さて、守屋麗奈である。彼女の経歴をあらためて記すまでもないが、坂道研修生として約二年前、欅坂46に配属された。
あれから今日(こんにち)まで、これほどの活躍ぶりを想像していた者が果たしているのだろうか⁉恐らくいないだろう。
期待されるだけでは結果は伴わない世界であるというのは、皆んなわかりすぎる程にわかっている。
私は同期の増本綺良推しであるからか、いわゆる“新二期生”六人は気にかけているし、頑張って欲しいと常々思っていた。
坂道グループ得意の(?)マッチポンプの不遇売りには嫌悪感を持ちつつも、やはり判官贔屓は否めない。お涙頂戴の浪花節も決して嫌いじゃない。
遅れてきたハンデをどうにか乗り越えて欲しい…と思ってきた。
六人は、それぞれ濃淡はありながらも結果を出してきた。特に守屋麗奈と大園玲は表題曲選抜に定着しているし、更に守屋は4thシングル『五月雨よ』では櫻エイトにまで、くい込んできている。
まさに本人とファンの努力の賜物だろう。

れなぁはいつから“れなぁ”になったのか⁉

では、彼女が台頭してきたキッカケはいつからなのか⁉
多くの人が指摘しているのは2021年1月放送のグループ冠番組「そこ曲がったら櫻坂?」での企画、櫻坂大新年会におけるテーブルクロス引きを成功させた回ではないかと。私もそう思う。
一連の間のもたせ方、あざとかわいい笑顔と上品な仕草。ここから彼女は特に注目を集め始めたとの見方である。
また、もう一年になる《BACKS LIVE》で披露したセンター曲『ブルームーンキッス』のパフォーマンスは最早、伝説とすら言える。
そして、彼女の人気を決定づけたのは何といってもTBS朝の情報番組『ラヴィット!』へのシーズンレギュラー出演(21年8〜9月期)だろう。
出演を重ねるにつれ、MCの川島明や他のレギュラー陣から“れなぁ”の愛称で可愛がられ、異例のシーズンレギュラー延長(12月まで)まで勝ちとったのだ。
シーズンレギュラー卒業後も、ラヴィットファミリーとして番組に何度も出演し、プロデューサーを始め番組スタッフに信頼されていることを伺わせる。
TBSでは、『THE TIME』 木曜レギュラーの松田里奈と共に櫻坂の先陣を切り、関有美子を始め他メンバーの出演につなげているとの見方も出来なくもない。
今後も番組出演は続くことだろう。


守屋麗奈の魅力

強いビジュアル面で語られることの多い彼女だが、私は、時折見せる意志の固さ、芯の強さに注目している。
また、女子校出身だからか、サバサバとした言動と家庭環境が裕福であろうことを思わせる発言や所作。東京出身者特有の空気感。決して嫌味じゃない毒の吐き方。まさに“黒れなぁ”も私は好きだ。

断絶

何を隠そう、この『断絶』という楽曲がとても好きである (いや、隠そうともしていないが…)
楽曲そのものはもちろんだが、ミニライブで観たダンスが超絶カッコよく素晴らしいのだ。小林由依などは、もう神がかっている。
4thシングル『五月雨よ』とカップリング曲、全7曲の内、6曲に守屋麗奈は参加している。もう一曲『I'm in』はBACKSメンバー曲だから、実質全曲に起用されているという見方も出来る。
これは他に、森田ひかると山﨑天を含めての三人のみだ。しかも、森田、山﨑はセンター経験者だから、この起用に運営側の強い意思がみて取れる。
『断絶』は櫻エイト楽曲だが (渡邉理佐は卒業を発表していたため不参加) 守屋、森田、山﨑、小林由依、小池美波、田村保乃、藤吉夏鈴の計七人による楽曲となり、それが櫻“神セブン”と呼べなくもない。
しかし私は当初から、この「櫻エイト」システムには否定的であると度々述べている。ただ、現実的に現状で少人数の選抜ユニットを組めと云われたら、このメンバーに落ち着くんだろうというのも認めざるを得ない。それだけ強力なメンバーなのだ。ミニライブ解説で守屋自身が振り入れに苦労したと率直に話していた。
さもありなんだ。これまでにない参加曲数で、かつ高いレベルでのパフォーマンスを求められる。一部には守屋がついてこれていないとの厳しい声も訊く。だが、私はそこは不安視していない。
例えば『五月雨よ』での小林由依とのシンメダンスは魅せるものがあるし、キレもある。
山﨑天は欅時代の東京ドーム公演での不安気な表情から表題曲センターまで登りつめたのである。他のメンバーと決定的に違うのは経験、場数なのだ。こればかりはどうしようもない。これからのことなんだから。

れなぁ加速する

欅坂46に配属になり、その発表SHOWROOMでキャプテンの菅井友香からの言葉に感極まって思わず涙した姿は印象的だった。
あれから二年余り、櫻坂の1stアルバム発売が発表され、リード曲センター予想に守屋麗奈の名も挙がる程になった。さらに加速する守屋麗奈から目が離せない。

 〜じゃあ小さい頃からやりたかった保育士の道よりも、アイドルになることを選んで。それは相当な決断ですね。
 守屋 
そうですね。今まで自分の中で、これほど大きな決断をしたことがなかったです。やるからには後悔したくないし、とにかく頑張りたいなって。ゆくゆくは子供からお年寄りまで色んな方に愛していただいて。私が色んな方から勇気をいただいたように、色んな方に勇気を与えて。キラキラと輝いて憧れていただけるような存在になりたいと思います。                      BRODY(19.12/1発売号) 坂道研修生インタビューより


守屋麗奈は配属SHOWROOMでも“存在”の文字の色紙を掲げていた…

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                                                                                № 13

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