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マリノ様 覚醒 ⁉

⬜  BACKS LIVEの詳細にふれている箇所があります。ご注意ください。

16日に櫻坂46「7th single BACKS LIVE!!」の配信があり視聴した。
見どころは随所にあったので、このライブについては次週二度目の配信後あらためて別稿でまとめたいと思うが、その前にふれておきたいのは、その配信で視たメンバーの一人、幸阪茉里乃の姿である。

〜何かうれしいニュース〜と言えば、時期的に8thの「アレ」を連想するが、デリケートな話題なので明言は避けておこう。(是非そうあって欲しいが…)
彼女はそれほどに穏やかで麗しい表情だった。

加入して以降、中々前面に出てくる場面の少なかった幸阪ではあるが、6th『Start over!』で初の表題入りを果たして、そのキーとなるパフォーマンスの一つ〜人呼んで”スーパーまりのタイム“が爆誕してからというもの彼女に対しての注目度が日に日に増していったやに思う。
そして私にとっては昨年放送の「そこ曲がったら櫻坂?」個人的神回認定の〜向井ファミリー純葉の妹さんが幸阪に放った名言「儚い感じが好きです」

さらに、同じく「そこさく」の名物企画《幸阪茉里乃DEATHゲーム》シーズン2が昨年11月から12月に二週にわたり放送された。
また、12月7日『秘密のケンミンSHOW極』(日本テレビ) に幸阪茉里乃が三重県出身者として出演した。
歌番組以外のいわゆる“外仕事”での、しかも単独出演を果たしたのだ。
終始笑みを絶やさず共演者との絡みも、そつなくこなしている姿をみると、次の機会に繋がったかな〜との期待もふくらんだ。

徐々にではあるが、彼女が「前に」出始めてきていることを感ぜずにはいられない時期であった。

グループ内でも、11月25〜26日に千葉ZOZOマリンスタジアムで開かれた3rdアニラでも参加する楽曲も増え、見応えのあるパフォーマンスを披露している。

さて、ここで少し時間を遡ってみよう。

昨年9月17日深夜(18日未明) の櫻坂46 冠番組「そこ曲がったら櫻坂?」での7thシングル『承認欲求』フォーメーション発表は、選抜制導入によってメンバーの明暗が分かれる形となった。
発表されたフォーメーションに幸阪茉里乃の名前はなかった。
その後、同じく選抜から漏れた上村莉菜、井上梨名、大沼晶保らからはメッセ(talk)や個人ブログで、ファンへのお詫びや悔しさ、今後の意気込みなどが伝えられた。
いつもながらの何とも切なくなる時である。
そんな中、幸阪茉里乃が直接その事に触れていないのを、ごく一部の人が疑問視する内容のポストを上げたらしい。私はそれらしいポストを目にはしたものの「これか」と確信を持って特定したわけではない。その辺りは微妙なのだが、そのことでいささかTL上がざわついた。
私個人としては「こういう声が出るから、だから嫌なんだよ…」としか言いようがなかった。
嫌というのは「選抜制」のことではなく(私は選抜容認派である) 発表後の、非選抜メンバーからの「決意」を期待しながら「謝らなくていいよ」と言葉を添えることである。一連の流れが、言わばワンセットになって様式化している印象がなきにしもあらず〜で、どうにもこうにもやるせない…

それぞれのコンテンツを追っていれば、メンバーからのサインはちゃんと出ているよ〜と言いたいのだが、実際、中々全てをカバーすることは、たやすいことでもない。
それに、公式のメッセやブログで意思表示をすべきというのは、わからないでもないが、みんながみんな同じような形で(儀礼的に) 返して貰うことを少なくとも私は望んでいない。

そんな中で、20日に幸阪からのブログが届いた。
サムネが櫻坂マークで少しドキリとさせた。

推測でしかないが、恐らく一連のやり取りを把握したのであろう。(直接的であるか間接的であるかは不明だが)そうとしか思えない内容である。
この事で、メンバーが日頃からSNSをチェックしている〜と断定するのは早計かも知れないし、そこは運営方針に関わる事項だけに、明らかになるはずもなかろう。
それだからこそ、メンバー個々に関する事柄は、我々が最も留意しなければならないところなのだろう。


私は櫻坂46については基本箱推しであるが、推しメンとして増本綺良の名を挙げており、彼女に関わることの多い(これまでも多かった) 新二期メンバーを心情的にひいきにしている。このことは、これまでも公言してきた。
このnoteの場でも、新二期あるいは個別に新二期メンバーのことを中心に取り上げてきた。
そんな中で新二期6人のうち、幸阪茉里乃だけは個別には未だだったが、今回ようやくと言っていいのかどうか〜だが彼女について焦点をあててみることにした。

彼女は一年前の雑誌インタビューでこう答えている。

いっぽうで、2022年は一期生の相次ぐ卒業がありました。そして今度は三期生も入ってきます。だから本当に今は櫻坂46の転換期だと思うんです。幸阪さんはその櫻坂46のことを今、どう思っていますか。
本当に一人一人が頑張らなきゃいけないなって思います。メンバーに頼りきってしまっている部分がいっぱいあるので、私ももっと自立して、グループに貢献できるようにならないとなって。それに、やっぱりまだ「欅坂」って言われる方も多いじゃないですか。「櫻坂」じゃなくて。それを超えなきゃいけないと思っているので、もっとグループを広めていきたいなっていう気持ちがすごくあります。
やっぱり心の中はメラメラと燃えているんですね。
はい。うちに秘めてるだけです。私は。

『IDOL AND READ』033号 2023.2.23発行

16日のBACKS LIVEでの、MCの1コーナーで幸阪は今年の決意表明を習字で披露した。
書かれた文字『脱・地蔵』に会場は大いに沸いた。
また、最後のMCで小島凪紗が想いを語っている隣りで、暖かい眼差しで見守っている幸阪の姿があった。
最近のブログでは小島との写真も多く上げている幸阪だが、今までだと天ちゃんは年下とは言え、やはり後輩とは呼びづらい関係性ではあっただろう。
そこに三期生があらたに加わってきて、名実ともに後輩ができたところも、そしてその三期生の活躍ぶりに刺激を受けたのも、彼女が自分の気持ちを出していこう〜と思う契機になったに違いない。

新二期びいきの私としては、幸阪はもちろん、大沼晶保、そして復帰した遠藤光莉が選抜入りする姿を是非見てみたい。
8thの結果は既に出ており、我々としてはフォーメーション発表を待っている段階ではあるが、今は彼女たちに笑顔がこぼれる一年になって欲しいと切に願っている。

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